• 選挙管理委員の選挙(/)
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  1. 由利本荘市議会 2022-11-30
    11月30日-01号


    取得元: 由利本荘市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-20
    令和 4年 12月 定例会       令和4年第4回由利本荘市議会定例会(12月)会議録---------------------------------------令和4年11月30日(水曜日)---------------------------------------議事日程第1号                 令和4年11月30日(水曜日)午前10時開会第1.会議録署名議員指名第2.会期決定第3.提出議案説明        議案第113号から議案第163号まで    51件第4.先決を要する提出議案に対する質疑第5.先決を要する提出議案の委員会付託(付託表は別紙とおり)第6.委員長審査報告第7.議案第117号 由利本荘市一般職職員給与に関する条例及び由利本荘市一般職任期付職員採用等に関する条例一部を改正する条例案第8.議案第118号 由利本荘市特別職職員で常勤もの給与及び旅費に関する条例一部を改正する条例案第9.議案第119号 由利本荘市議会議員議員報酬、費用弁償等に関する条例一部を改正する条例案第10.議案第132号 鳥海ダム建設事業に伴う市道百宅線付替工事委託(第3期)変更契約締結について第11.議案第133号 新山小学校改築電気設備工事(第Ⅰ期)請負変更契約締結について第12.議案第150号 令和4年度由利本荘市一般会計補正予算(第11号)第13.議案第152号 令和4年度由利本荘市診療所運営特別会計補正予算(第1号)第14.議案第154号 令和4年度由利本荘市情報センター特別会計補正予算(第2号)第15.議案第158号 令和4年度由利本荘市水道事業会計補正予算(第2号)第16.議案第160号 令和4年度由利本荘市下水道事業会計補正予算(第3号)第17.議案第162号 令和4年度由利本荘市ガス事業会計補正予算(第3号)第18.閉会中の委員会活動報告---------------------------------------本日会議に付した事件 議事日程第1号とおり---------------------------------------出席議員(21人)   1番 佐藤正人     2番 佐々木隆一    3番 大友孝徳   4番 松本 学     5番 三浦 晃     6番 正木修一   7番 佐藤義之     8番 佐藤健司     9番 小松浩一  10番 泉谷赳馬    11番 甫仮貴子    12番 堀井新太郎  14番 岡見善人    15番 小川幾代    16番 吉田朋子  17番 高橋信雄    18番 長沼久利    19番 高橋和子  20番 渡部聖一    21番 三浦秀雄    22番 伊藤順男---------------------------------------欠席議員(1名)  13番 阿部十全---------------------------------------地方自治法第121条規定により説明ため出席した者   市長         湊 貴信    副市長        佐々木 司   副市長        三森 隆    教育長        秋山正毅   企業管理者      三浦 守    総務部長       小川裕之   企画振興部長     今野政幸    市民生活部長     熊谷信幸   健康福祉部長     小松 等    産業振興部長     齋藤喜紀   観光文化スポーツ部長 高橋重保    矢島総合支所長    滝野由紀夫   由利総合支所長    木内卓朗    教育次長       三浦良隆   消防長        佐藤 剛---------------------------------------議会事務局職員出席者   局長         阿部 徹    次長         齋藤 剛   書記         村上大輔    書記         松山直也   書記         高野周平--------------------------------------- △午前10時00分 開会 ○議長(伊藤順男) おはようございます。 ただいまより、令和4年11月21日告示招集されました令和4年第4回由利本荘市議会定例会を開会いたします。 本日会議を開きます。 13番阿部十全さんより欠席届出があります。 本日出席議員は21名であります。出席議員は定足数に達しております。 本日議事に入ります前に、一言お祝い申し上げます。 去る11月1日、秋田県庁で挙行されました令和4年秋田県地方自治功労者表彰式におきまして、長沼久利さんが平成12年に旧東由利町議会議員当選以来、22年余り長きにわたり、地方自治発展に対する功績が認められ、表彰状が授与されておられます。誠におめでとうございます。なお一層御活躍を御祈念いたします。 この際、御報告申し上げます。 地方自治法第121条規定により、提出議案説明ため、市長出席を求めております。また、会期中、議案関係職員出席を求める場合もあります。 なお、議長報告は、配付とおりでありますので、御参照願います。 さて、今議会に、ただいままで提出されました案件は、議案第113号から議案第163号まで51件及び陳情第6号から陳情第11号まで6件計57件であります。 また、会期中、議案追加提出が予定されております。--------------------------------------- ○議長(伊藤順男) これより、本日議事に入ります。本日議事は、日程第1号をもって進めます。--------------------------------------- ○議長(伊藤順男) 日程第1、会議録署名議員指名を行います。 会議規則第88条規定により、会議録署名議員に、15番小川幾代さん、16番吉田朋子さんを指名いたします。--------------------------------------- ○議長(伊藤順男) 日程第2、会期決定件を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会会期は、議会運営委員会において、本日から12月19日まで20日間と定めましたが、これに御異議ありませんか。          [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊藤順男) 御異議なしと認めます。よって会期は、本日から12月19日まで20日間と決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(伊藤順男) 日程第3、提出議案説明を行います。 この際、議案第113号から議案第163号まで51件を一括上程し、市長説明を求めます。湊市長。          [湊貴信市長 登壇] ◎市長(湊貴信) おはようございます。 今市議会定例会におきましては、条例関係並びに各会計補正予算を中心に議案審議をお願いするものでありますが、提出議案説明に先立ちまして諸般報告を申し上げます。 初めに、新山小学校改築電気工事における変更契約議案議決漏れについてであります。 本工事は、契約に係る予定価格が当初1億5,000万円未満であり、議会議決を要するものとなっておりませんでしたが、その後、工事内容に変更が生じ、積算したところ変更後契約額が1億5,000万円以上となったものであります。 こうした事例取扱いについては、変更後に1億5,000万円以上となる変更契約締結について議決を要すると運用解釈されておりますが、担当職員がそれを失念し、議決に付すことなく令和4年9月9日に契約変更を行ったものであります。 こうした重大な手続上瑕疵については、契約効力にも大きな影響を及ぼすことから早期に是正する必要があり、このたび追認という形になりますが、契約変更について今定例会に議案として提出させていただいております。 なお、このたび事案を重く受け止め、11月22日付で教育次長及び教育総務課長を戒告、その他関係職員3名を訓告としたところであり、今後は契約事務流れを再度点検するとともに、複数人でチェック体制確立など再発防止策を徹底し、関係法令を遵守し細心注意を払いながら事務執行に当たるよう強く指導してまいります。 改めて、このたび不適正な事案について心からお詫び申し上げますとともに、議案につきましては議員皆様から御理解をいただきながら、御審議上、御可決を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 次に、先ほど議長からお話がありましたが、長沼議員、このたび受章、大変おめでとうございました。この場を借りてお祝いを申し上げさせていただきます。 並びに、私からは市で行いました功労者顕彰式についても御報告させていただきます。 去る11月16日、本荘グランドホテルにおいて令和4年由利本荘市功労者顕彰式を挙行いたしました。 当日は、地方自治功労による功労者として前市議会議員渡部功様、市議会議員渡部聖一様両名に、また産業功労による功労者として市農業委員の佐藤系悦様に、また民生功労による功労者として民生委員・児童委員の加藤始様にそれぞれ顕彰状と功労章を贈り、顕彰申し上げました。 受章されました皆様御功績に、改めて敬意と感謝を申し上げる次第であります。おめでとうございます。 次に、本荘由利広域市町村圏組合解散に向けた協議に関する覚書締結についてであります。 広域市町村圏組合については、平成17年市町村合併以来、にかほ市と2市で運営してまいりましたが、このたび組合解散に向けて協議を進めることとなりました。 組合解散は、行政改革観点から機動的な意思決定が求められているほか、し尿処理や介護保険など市民生活に密接した事業を実施しているにもかかわらず、実施主体が住民に見えにくいことなどを考慮すると、両市にとってメリットがあるものと考えております。 協議を始めるに当たり、来月22日に解散に向けた協議に関する覚書をにかほ市と締結する予定としております。締結後は、両市が実務レベルで具体的な協議に入ることとなりますので、議会皆様におかれましても御理解と御協力をよろしくお願いいたします。 次に、新型コロナワクチン接種進捗状況についてであります。 新型コロナワクチン接種につきましては、現在、2回以上接種を終えた12歳以上方を対象とし、10月1日よりオミクロン株に対応した2価ワクチン接種を開始しております。 11月28日時点では2万2,301人方が接種を終えており、接種率は全人口に対して30.16%で、国17.06%、県24.69%と比較すると高い状況にあります。 全国的には予約入り方が鈍く、接種率が伸び悩んでいる傾向にありますが、国では新型コロナウイルス感染症年末年始流行に備え、対象となる方接種を年内に完了することを目指しており、市といたしましても十分に体制を整えて対応してまいります。 市民皆様におかれましては、できるだけ多く方にワクチン接種を行っていただくとともに、密回避や基本的な感染対策を今一度、徹底してくださいますようお願いいたします。 また、5歳から11歳まで小児3回目接種を10月12日から、生後6か月から4歳まで乳幼児を対象とした接種を11月25日から開始しております。定期予防接種やインフルエンザなど他ワクチン接種も多い年齢層ですが、市内小児科医院御協力もと、いたずらに混乱を招くことないよう接種を進めてまいります。 次に、エネルギー・食料品価格高騰対応緊急支援事業についてであります。 住民税非課税世帯を対象とした緊急助成金及び国電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金については、11月8日より申請書発送を開始し、申請受付後、順次給付を進めております。 また、課税世帯を対象に1人当たり5,000円商品券を配付する生活応援券については、11月22日より発送を開始しており、来月上旬には完了する予定となっております。生活応援券使用期間は、12月17日から来年1月31日までと限られた期間となっておりますのでお忘れないよう御使用いただきたいと思います。 次に、本年稲作についてであります。 農林水産省が11月9日に発表した本年水稲作柄につきましては、10月25日時点で、全国は100平年並み、秋田県全体では95やや不良、本市を含む県中央が94不良と見込まれております。 こうした中、秋田しんせい農協によりますと、本市11月24日現在出荷状況については契約数量比86.6%と作柄により例年より低い状況でありますが、1等米比率は95.9%と例年同様に高い比率となっております。 残念ながら今年は天候に恵まれず低い作況指数となりましたが、市といたしましては農家皆様が来年以降も意欲を持って営農に取り組まれますよう様々な支援を行ってまいります。 次に、第145回秋田県種苗交換会における市内出品者受賞についてであります。 去る10月29日から7日間にわたり大仙市を会場に開催されました第145回秋田県種苗交換会において、矢島地域三浦剛氏が出品した乾牧草リードカナリーグラス農林水産大臣賞を受賞されたほか、本市方々が多く賞を受けられました。受賞された皆様には日頃御努力に敬意を表しますとともに、心よりお祝い申し上げます。 次に、令和4年度市民まつりについてであります。 去る10月22日、23日2日間にわたり市民まつりが文化交流館カダーレなどを会場に開催されました。小学校書道展には1,052点が出品されたほか、第153回全国ごてんまりコンクールには全国18都道府県より156点が出品されるなど、盛況うちに終えることができました。出品者皆様、また御来場いただきました多く皆様に厚く御礼申し上げます。 次に、六郷氏・岩城氏・打越氏、由利本荘市入部400年記念事業についてであります。 このたび本事業イメージを発信し広くPRするためキャッチフレーズを、時を紡いで400年、輝く未来へ由利本荘と決定いたしました。 また、ロゴマークについては、現在、全国公募を行っており年内には決定する予定であります。決定後には、ロゴマークを活用したポスターやチラシを早期に作成し広く周知を進めたいと考えており、それを作成するため経費を今定例会に提案させていただいておりますのでよろしくお願いいたします。 以上で、諸般報告を終わります。 それでは、提出議案について概要を御説明申し上げます。 このたび第4回市議会定例会に提出いたします案件は、条例関係18件、契約締結案件3件、その他16件、予算関係14件計51件であります。 初めに、条例関係であります。 初めに、議案第113号職員高齢者部分休業に関する条例制定についてでありますが、これは職員高齢者部分休業について必要な事項を定めるため、新たに条例を制定しようとするものであります。 次に、議案第114号外国地方公共団体機関等に派遣される職員処遇等に関する条例制定についてでありますが、これは外国地方公共団体機関等に派遣される職員処遇等について必要な事項を定めるため、新たに条例を制定しようとするものであります。 次に、議案第115号情報通信技術を活用した行政推進に関する条例制定についてでありますが、これは情報通信技術を活用した行政推進を図るため、新たに条例を制定しようとするものであります。 次に、議案第116号地方公務員法一部を改正する法律施行に伴う関係条例整備に関する条例案でありますが、これは地方公務員法改正に伴い関係条例を整備しようとするものであります。 次に、議案第117号一般職職員給与に関する条例及び一般職任期付職員採用等に関する条例一部を改正する条例案、議案第118号特別職職員で常勤もの給与及び旅費に関する条例一部を改正する条例案及び議案第119号議会議員議員報酬、費用弁償等に関する条例一部を改正する条例案3件でありますが、秋田県人事委員会勧告に準じて一般職給料表及び勤勉手当支給率並びに議員を含む特別職期末手当支給率などを改定するため、条例一部を改正しようとするものであります。 なお、これら案件につきましては、期末・勤勉手当基準日が12月1日となっていることから、本日議決をお願いするものであります。 次に、議案第120号職員定年等に関する条例一部を改正する条例案並びに議案第121号定年前に退職する意思を有する職員募集等に関する条例一部を改正する条例案2件でありますが、これは地方公務員法改正に伴い条例一部を改正しようとするものであります。 次に、議案第122号納税等に係る公平性確保に関する条例一部を改正する条例案でありますが、これは由利本荘市電気通信事業設置等に関する条例廃止に伴い、条例一部を改正しようとするものであります。 次に、議案第123号CATVセンター条例一部を改正する条例案でありますが、これは多重情報伝送施設機能廃止等による運用見直しに伴い、条例一部を改正しようとするものであります。 次に、議案第124号一般廃棄物最終処分場条例一部を改正する条例案でありますが、これは東由利一般廃棄物最終処分場廃止に伴い、条例一部を改正しようとするものであります。 次に、議案第125号天鷺郷施設条例一部を改正する条例案でありますが、これは天鷺郷の管理運営体制見直しに伴い、条例一部を改正しようとするものであります。 次に、議案第126号総合交流ターミナル施設条例一部を改正する条例案でありますが、これは総合交流ターミナル施設使用料に係る規定を改めるため、条例一部を改正しようとするものであります。 次に、議案第127号鳥海山木おもちゃ美術館条例一部を改正する条例案でありますが、これは施設名称などを改めるため、条例一部を改正しようとするものであります。 次に、議案第128号コミュニティセンター条例一部を改正する条例案でありますが、これは由利本荘市羽広地区コミュニティセンター用途廃止に伴い、条例一部を改正しようとするものであります。 次に、議案第129号市営住宅設置条例一部を改正する条例案でありますが、これは市営住宅松涛団地建て替えに伴い、条例一部を改正しようとするものであります。 次に、議案第130号議会議員及び市長の選挙における選挙運動に要する費用公費負担に関する条例一部を改正する条例案でありますが、これは公職選挙法施行令改正に伴い、市議会議員及び市長選挙における選挙公営経費に係る限度額引き上げを行うに当たり、条例一部を改正しようとするものであります。 次に、契約案件についてであります。 初めに、議案第131号秋田県及び由利本荘市における生活排水処理事業運営に係る連携協約締結に関する協議についてでありますが、これは秋田県と連携して生活排水処理事業事務を処理するに当たり、基本的な方針及び役割分担を定める連携協約を締結するため協議について、地方自治法第252条2第3項規定に基づき議会議決を得ようとするものであります。 次に、議案第132号鳥海ダム建設事業に伴う市道百宅線付替工事委託(第3期)変更契約締結についてでありますが、これは交付金確定に伴い、国土交通省東北地方整備局と変更契約を締結するに当たり、議会議決を得ようとするものであります。 次に、議案第133号新山小学校改築電気設備工事(第Ⅰ期)請負変更契約締結についてであります。これは諸般報告で申し上げました議案であり、新山小学校改築に伴う電気設備工事において、既存校舎内電気設備配線切り回し工事追加などによる経費増額により、本荘電気・仁賀保電気特定建設工事共同企業体請負変更契約を締結するに当たり、議会議決を得ようとするものであります。 なお、議案第132号並びに議案第133号2件につきましては、本日議決をお願いするものであります。 次に、その他案件についてであります。 初めに、議案第134号由利本荘市道路線廃止について及び議案第135号由利本荘市道路線認定についてでありますが、これは開発行為による市道路線見直しに伴い、薬師堂24号線を廃止上、再度認定するほか、開発行為に伴い新たに設置された薬師堂69号線1路線を認定するとともに、県道本荘岩城線旧道区間を市道として引き継ぐことから、袖振線1路線を新たに認定しようとするものであります。 次に、議案第136号から第147号まで施設指定管理指定について12件でありますが、これらは西滝沢水辺プラザをはじめとする22施設について、指定管理者選定委員審議を経て、令和5年4月1日から指定管理者を決定するに当たり、条例規定により議会議決を得ようとするものであります。 次に、議案第148号公施設指定管理指定期間変更についてでありますが、これは芋川桜づつみ河川緑地、芋川桜づつみパークゴルフ場について、他施設と併せて包括的な指定管理を進めるため、指定管理期間終期を現行令和5年3月31日から令和6年3月31日に変更しようとするものであります。 次に、議案第149号公施設指定管理指定期間変更についてでありますが、これは由利本荘市羽広地区コミュニティセンターについて用途廃止とするため、指定管理期間終期を現行令和8年3月31日から令和5年3月31日に変更しようとするものであります。 次に、予算関係についてであります。 議案第150号一般会計補正予算(第11号)でありますが、通常分主な経費といたしましては、秋田県人事委員会勧告を踏まえた給与等改定に伴う人件費補正ほか、教育費において新山小学校改築事業費に係る予算追加に加え、継続費総額を変更することとしたほか、また災害復旧費において公共土木施設災害復旧費を追加いたします。これら財源といたしましては、国庫支出金及び市債など特定財源ほか、一般財源対応分を財政調整基金で手当てし、補正額として1億4,824万円を追加しようとするものであり、これにより補正後予算総額は496億894万1,000円となります。 次に、議案第152号、議案第154号、議案第158号、議案第160号、議案第162号各特別会計補正予算については、秋田県人事委員会勧告を踏まえた給与等改定に伴う人件費補正であり、議案第152号診療所運営特別会計補正予算(第1号)については、23万9,000円を追加しようとするものであり、補正後予算総額は1億5,357万6,000円となります。 次に、議案第154号情報センター特別会計補正予算(第2号)については、35万5,000円を追加しようとするものであり、補正後予算総額は4億5,145万4,000円となります。 次に、議案第158号水道事業会計補正予算(第2号)については、167万7,000円を追加しようとするものであり、補正後支出総額は54億3,305万2,000円となります。 次に、議案第160号下水道事業会計補正予算(第3号)については、77万6,000円を追加しようとするものであり、補正後支出総額は70億2,878万7,000円となります。 次に、議案第162号ガス事業会計補正予算(第3号)については、58万2,000円を追加しようとするものであり、補正後支出総額は14億8,154万4,000円となります。 これら補正予算につきましては早期執行が必要なことから、本日議決をお願いするものであります。 次に、議案第151号一般会計補正予算(第12号)でありますが、通常分主な経費といたしまして、総務費では結婚新生活支援事業費等を、農林水産業費では農地・農業用施設小災害支援事業費等を、商工費では創業支援事業費等を、教育費では由利本荘市入部400年記念事業費等を追加いたします。 次に、新型コロナウイルス感染症対策、エネルギー・食料品等価格高騰対策に係る主な経費といたしまして、農林水産業費において漁業経営安定事業費を、商工費においてサテライトオフィス整備事業費を、農林水産業費、商工費及び教育費において指定管理施設等エネルギー価格高騰対策事業費を追加いたします。 また議会だより印刷製本業務など、5件債務負担行為を設定いたします。これら財源といたしましては、国庫支出金などを追加するほか、一般財源分を財政調整基金繰入金で手当てし、補正額として2億1,857万6,000円を追加しようとするものであり、補正後予算総額は498億2,751万7,000円となります。 次に、議案第153号診療所運営特別会計補正予算(第2号)については、診療所費を追加し、補正額として280万9,000円を追加しようとするものであり、補正後予算総額は1億5,638万5,000円となります。 次に、議案第155号情報センター特別会計補正予算(第3号)については、一般管理費等を追加するとともに、CATVセンター受信点設備等更新事業について繰越明許費を設定し、補正額として2,779万6,000円を追加しようとするものであり、補正後予算総額は4億7,925万円となります。 次に、議案第156号介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)については、一般管理費等を追加し、補正額として362万5,000円を追加しようとするものであり、補正後予算総額は4,160万3,000円となります。 次に、議案第157号スキー場運営特別会計補正予算(第2号)については、スキー場管理費を追加し、補正額として99万4,000円を追加しようとするものであり、補正後予算総額は9,140万円となります。 次に、議案第159号水道事業会計補正予算(第3号)については、収益的収入及び資本的収入において一般会計補助金及び企業債等補正により、補正額として74万1,000円を追加しようとするものであり、補正後収入総額は44億8,564万8,000円となります。 一方、収益的支出及び資本的支出において、営業費用及び建設改良費補正により3,825万円を追加しようとするものであり、補正後支出総額は54億7,130万2,000円となります。また、ガス水道事業包括的業務委託(水道事業分)経費に係る債務負担行為を設定するものであります。 議案第161号下水道事業会計補正予算(第4号)については、収益的収入において一般会計補助金補正により8万円を追加しようとするものであり、補正後収入総額は62億2,680万8,000円となります。 一方、収益的支出及び資本的支出において、営業費用及び建設改良費補正により4,965万6,000円を追加しようとするものであり、補正後支出総額は70億7,844万3,000円となります。 議案第163号ガス事業会計補正予算(第4号)については、収益的収入においてガス売上1億6,500万円を追加しようとするものであり、補正後収入総額は14億8,862万9,000円となります。 一方、収益的支出において営業費用補正により、1億8,230万6,000円を追加しようとするものであり、補正後支出総額は16億6,385万円となります。また、ガス水道事業包括的業務委託(ガス事業分)経費に係る債務負担行為を設定するものであります。 補正予算内容につきましては、補正予算概要を御覧くださいますようお願いいたします。 以上が、第4回市議会定例会に提出いたします議案概要でありますので、御審議上、御決定くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。 以上であります。 ○議長(伊藤順男) これにて、提出議案説明を終わります。--------------------------------------- ○議長(伊藤順男) 日程第4、これより、先決を要する提出議案に対する質疑に入ります。 この際、本日提出されました議案うち、議案第117号から議案第119号まで、議案第132号、議案第133号、議案第150号、議案第152号、議案第154号、議案第158号、議案第160号及び議案第162号11件に対する質疑通告については、休憩中に議会事務局まで提出していただきます。 この際、暫時休憩いたします。 △午前10時34分 休憩……………………………………………………………………………………………………… △午前10時35分 再開 ○議長(伊藤順男) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 これより議案第117号から議案第119号まで、議案第132号、議案第133号、議案第150号、議案第152号、議案第154号、議案第158号、議案第160号及び議案第162号11件を一括議題として、質疑を行います。 ただいままでところ、質疑通告はありません。質疑ありませんか。          [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊藤順男) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。--------------------------------------- ○議長(伊藤順男) 日程第5、先決を要する提出議案の委員会付託を行います。 議案委員会付託表とおり、各常任委員会に審査を付託いたします。 この際、委員会開催ため、暫時休憩をいたします。 △午前10時36分 休憩……………………………………………………………………………………………………… △午後1時29分 再開 ○議長(伊藤順男) 休憩前に引き続き、会議を開きます。--------------------------------------- ○議長(伊藤順男) 日程第6、これより、議案第117号から議案第119号まで、議案第132号、議案第133号、議案第150号、議案第152号、議案第154号、議案第158号、議案第160号及び議案第162号11件を一括上程し、審査経過と結果について、各常任委員長より報告を求めます。 なお、委員長報告に対する質疑は、各案件に入ってからこれを許します。 最初に、総務常任委員報告を求めます。17番高橋信雄さん。          [高橋信雄総務常任委員長 登壇]
    ◆総務常任委員長(高橋信雄) 総務常任委員審査経過と概要及び結果について御報告申し上げます。 本日、先決を要する案件として当常任委員会に審査付託になりましたは、条例関係3件及び補正予算2件計5件であります。 初めに、議案第117号一般職職員給与に関する条例及び一般職任期付職員採用等に関する条例一部を改正する条例案、議案第118号特別職職員で常勤もの給与及び旅費に関する条例一部を改正する条例案及び議案第119号議会議員議員報酬、費用弁償等に関する条例一部を改正する条例案3件でありますが、これは秋田県人事委員会勧告に準じ、一般職給料表を0.17%引き上げ、勤勉手当支給割合を再任用職員及び任期付職員を除く一般職で0.1か月分、再任用職員で0.05か月分、任期付職員については期末手当を0.1か月分を引き上げ、また、特別職及び議員期末手当支給割合を0.05か月分引き上げるため条例一部を改正しようとするものであります。 次に、議案第150号一般会計補正予算(第11号)でありますが、当常任委員会に審査付託になりましたは、歳入18款、歳出1款、2款、5款及び9款並びに地方債であります。 歳入18款繰入金は、歳出各款に係る一般財源分として財政調整基金繰入金を増額、歳出につきましては、さきに御報告いたしました条例改正により、各款給与、職員手当等及び共済費を増額、また、地方債では小学校改築事業及び公共土木施設災害復旧事業起債限度額を増額変更しようとするものであります。 最後に、議案第154号情報センター特別会計補正予算(第2号)でありますが、これにつきましても一般会計と同様に人件費補正であり、歳入歳出それぞれを増額しようとするものであります。 なお、御報告申し上げました3件条例改正及び2件補正予算につきましては、期末・勤勉手当支給基準日が12月1日となっていることから本日議決を得ようとするものであり、提案趣旨を了とし、原案とおり可決すべきものと決定した次第であります。 以上で、総務常任委員審査報告を終わります。 ○議長(伊藤順男) 次に、教育民生常任委員報告を求めます。8番佐藤健司さん。          [佐藤健司教育民生常任委員長 登壇] ◆教育民生常任委員長(佐藤健司) 教育民生常任委員審査概要及び経過並びに結果について御報告申し上げます。 本日、先決を要する議案として当常任委員会に審査付託になりましたは、契約締結1件、補正予算2件計3件であります。 初めに、契約締結案であります。 議案第133号新山小学校改築電気設備工事(第Ⅰ期)請負変更契約締結についてでありますが、これは本荘電気・仁賀保電機特定建設工事共同企業体と契約締結中同工事において、増工及び工期延長により工事請負額が増額となることから契約金額を1,225万7,300円増額し、1億5,899万7,300円として本年9月9日付で変更契約を締結したものであります。 本件は条例規定により議会議決に付すべき案件であったにもかかわらず、議会議決に付さないまま変更契約を締結したため、追認により議会議決を得ようとするものであります。 続いて、各会計補正予算案でありますが、秋田県人事委員会勧告に準じた職員人件費増額以外主なものについて御報告申し上げます。 初めに、議案第150号一般会計補正予算(第11号)について当常任委員会に審査付託になりましたは、歳入では21款、歳出では2款から4款、10款及び継続費10款であります。 歳入21款市債では、新山小学校改築建築主体工事について、資材著しい物価高騰によるインフレスライド条項に基づく増額により、小学校改築事業債を増額するものであります。 次に歳出、継続費10款教育費では、同工事事業費増額であります。 続いて、議案第152号診療所運営特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、秋田県人事委員会勧告に準じた職員人件費増額であります。 以上、御報告申し上げました契約締結案及び2件補正予算案につきましては、提案趣旨を了とし、原案とおり可決すべきものと決定した次第であります。 なお、審査において、新山小学校改築電気設備工事(第Ⅰ期)請負変更契約締結事務誤りについて、同様事案確認やチェックを十分に行い、今後このようなことがないように条例及び実務提要にのっとった業務をしていただきたいと発言がありましたことを御報告いたします。 以上で、教育民生常任委員審査報告を終わります。 ○議長(伊藤順男) 次に、産業建設常任委員報告を求めます。7番佐藤義之さん。          [佐藤義之産業建設常任委員長 登壇] ◆産業建設常任委員長(佐藤義之) 産業建設常任委員審査経過と概要及び結果を御報告申し上げます。 本日、先決を要する議案として当常任委員会に審査付託になりました案件は、契約関係1件及び補正予算4件であります。 初めに、議案第132号鳥海ダム建設事業に伴う市道百宅線付替工事委託(第3期)変更契約締結についてでありますが、これは国土交通省東北地方整備局と契約締結中同工事において、交付金確定に伴い受託契約額が変更となることから1億31万3,400円減額し、3億4,772万9,800円で変更契約を締結しようとするものであります。 続いて、各会計補正予算であります。 初めに、議案第150号一般会計補正予算(第11号)でありますが、当常任委員会に審査付託になりましたは、歳入14、21款、歳出では4款、6款から8款及び10款、11款であります。 歳入では、14款国庫支出金で公共土木施設災害復旧費負担金を、21款市債では公共土木施設災害復旧事業債をそれぞれ追加したものであります。 歳出では、各款において職員人件費を追加、また11款災害復旧費において、8月12日から大雨による被害復旧に係る公共土木施設災害復旧費を追加したものであります。 次に、議案第158号水道事業会計補正予算(第2号)でありますが、収益的支出並びに資本的支出において、給料、手当等予定額を追加、補填財源として減債積立金を追加しようとするものであります。 次に、議案第160号下水道事業会計補正予算(第3号)でありますが、収益的支出並びに資本的支出において、給料、手当等予定額を追加、補填財源として過年度分損益勘定留保資金を追加しようとするものであります。 次に、議案第162号ガス事業会計補正予算(第3号)でありますが、収益的支出並びに資本的支出において、給料、手当等予定額を追加、補填財源として当年度分損益勘定留保資金を追加しようとするものであります。 以上、御報告申し上げました5件案件につきましては、早期対応が必要なことから本日議決を要するものであり、その提案趣旨を了とし、原案とおり可決すべきものと決定した次第であります。 以上で、産業建設常任委員審査報告を終わります。 ○議長(伊藤順男) 以上をもって、委員長審査報告を終わります。 これより、委員長報告に対する質疑、議案について討論、採決を行います。 この際、お諮りいたします。必要と認めるときは、議案等を一括議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。          [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊藤順男) 御異議なしと認めます。よって、議事をそのように進めます。 なお、議案等件名は、必要と認めるときは朗読を省略、または簡略にしたいと思いますので、御了承願います。--------------------------------------- ○議長(伊藤順男) 日程第7、議案第117号一般職職員給与に関する条例及び一般職任期付職員採用等に関する条例一部を改正する条例案から日程第9、議案第119号市議会議員議員報酬、費用弁償等に関する条例一部を改正する条例案まで3件を一括議題といたします。 総務常任委員報告は、原案を可決すべきものとしております。 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。          [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊藤順男) 質疑なしと認めます。 討論ありませんか。          [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊藤順男) 討論なしと認めます。 採決いたします。本案は委員長報告とおり決定して御異議ありませんか。          [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊藤順男) 御異議なしと認めます。よって議案第117号から議案第119号まで3件は、原案とおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(伊藤順男) 日程第10、議案第132号鳥海ダム建設事業に伴う市道百宅線付替工事委託(第3期)変更契約締結についてを議題といたします。 産業建設常任委員報告は、原案を可決すべきものとしております。 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。          [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊藤順男) 質疑なしと認めます。 討論ありませんか。          [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊藤順男) 討論なしと認めます。 採決いたします。本案は委員長報告とおり決定して御異議ありませんか。          [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊藤順男) 御異議なしと認めます。よって議案第132号は、原案とおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(伊藤順男) 日程第11、議案第133号新山小学校改築電気設備工事(第Ⅰ期)請負変更契約締結についてを議題といたします。 教育民生常任委員報告は、原案を可決すべきものとしております。 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。          [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊藤順男) 質疑なしと認めます。 討論ありませんか。          [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊藤順男) 討論なしと認めます。 採決いたします。本案は委員長報告とおり決定して御異議ありませんか。          [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊藤順男) 御異議なしと認めます。よって議案第133号は、原案とおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(伊藤順男) 日程第12、議案第150号一般会計補正予算(第11号)を議題といたします。 各常任委員報告は、原案を可決すべきものとしております。 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。          [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊藤順男) 質疑なしと認めます。 討論ありませんか。          [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊藤順男) 討論なしと認めます。 採決いたします。本案は委員長報告とおり決定して御異議ありませんか。          [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊藤順男) 御異議なしと認めます。よって議案第150号は、原案とおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(伊藤順男) 日程第13、議案第152号診療所運営特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 教育民生常任委員報告は、原案を可決すべきものとしております。 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。          [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊藤順男) 質疑なしと認めます。 討論ありませんか。          [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊藤順男) 討論なしと認めます。 採決いたします。本案は委員長報告とおり決定して御異議ありませんか。          [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊藤順男) 御異議なしと認めます。よって議案第152号は、原案とおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(伊藤順男) 日程第14、議案第154号情報センター特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 総務常任委員報告は、原案を可決すべきものとしております。 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。          [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊藤順男) 質疑なしと認めます。 討論ありませんか。          [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊藤順男) 討論なしと認めます。 採決いたします。本案は委員長報告とおり決定して御異議ありませんか。          [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊藤順男) 御異議なしと認めます。よって議案第154号は、原案とおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(伊藤順男) 日程第15、議案第158号水道事業会計補正予算(第2号)から日程第17、議案第162号ガス事業会計補正予算(第3号)まで3件を一括議題といたします。 産業建設常任委員報告は、原案を可決すべきものとしております。 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。          [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊藤順男) 質疑なしと認めます。 討論ありませんか。          [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊藤順男) 討論なしと認めます。 採決いたします。本案は委員長報告とおり決定して御異議ありませんか。          [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊藤順男) 御異議なしと認めます。よって議案第158号、議案第160号及び議案第162号3件は、原案とおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(伊藤順男) 日程第18、閉会中の委員会活動報告を議題といたします。 閉会中に各常任委員会において、諸活動がありましたので、各委員長から報告を求めます。 最初に、総務常任委員報告を求めます。17番高橋信雄さん。          [高橋信雄総務常任委員長 登壇] ◆総務常任委員長(高橋信雄) 総務常任委員閉会中の委員会活動として、行政視察概要について御報告申し上げます。 コロナ禍により2年間実施できなかった行政視察を3年ぶりに実施いたしました。 今回、受け入れていただいた自治体、企業御理解と関係者御配慮で、対面で視察調査が実現できたことに深く感謝申し上げます。 10月26日から28日まで3日間、福島県いわき市、南相馬市、伊達市阿武隈急行株式会社に調査に伺いました。 いわき市においては、移動ニーズに応じて複数公共交通や、それ以外移動サービスを最適に組み合わせて検索・予約・決済等が一括で行えるサービス。また、観光や医療等、交通以外サービスと連携により、移動利便性向上や地域課題解決につなげる、モビリティー・アズ・ア・サービス、いわき版MaaS推進プロジェクト視察を、南相馬市においては東日本大震災復興状況及び災害時議会体制、復興工業団地に整備された福島ロボットテストフィールド現地視察、第三セクター阿武隈急行株式会社においては経営状況、沿線自治体と連携した取組や事業等について意見交換と車両基地状況見学を行いました。 IT化や災害時体制、難しい第三セクター鉄道経営についてを対面で意見交換し、現状確認などが実施でき有意義な行政視察となりました。 特に、南相馬市において震災時に大規模な停電によりテレビ、携帯電話など情報伝達が全て閉ざされた中で原発事故、水素爆発など緊迫した情報が、災害対策本部置かれた自衛隊あわただしい対応でのみうかがい知ることできた11年前状況を職員方からお聞きし、いわき市から移動途中に遠くに確認した東京電力福島第二原発姿もあって、改めて東日本大震災災害大きさとライフライン遮断された状況下対応難しさと恐怖を実感いたしました。被災地一層復興と関係者御協力に感謝し、委員行政視察報告といたします。 ○議長(伊藤順男) 次に、教育民生常任委員報告を求めます。8番佐藤健司さん。          [佐藤健司教育民生常任委員長 登壇] ◆教育民生常任委員長(佐藤健司) 教育民生常任委員閉会中の委員会活動として、行政視察概要について御報告申し上げます。 当常任委員会では10月26日から28日まで日程で、石川県七尾市、中能登町及び富山県射水市3自治体へ行政視察を行いました。 最初視察先、石川県七尾市は天然良港として栄えた七尾港や、温泉やリゾート施設など観光資源にも恵まれた人口4万9,000人能登中心都市で、令和5年4月稼働を目指し整備を進めている新ごみ処理施設や、ごみ減量に取り組む市施策などについて研修を行いました。 新ごみ処理施設は12月から試運転開始に向け、工事は最終盤を迎えている状況でありましたが、処理対象は七尾市と隣接する中能登町から排出される燃えるごみと硬質プラスチック類を対象とし、処理能力は1日当たり70トンと、現在計画されております本市新ごみ処理施設とほぼ同じような規模でありました。 施設概要につきましては、工場棟・管理棟は地上6階地下1階建物で、建築面積は2,378平方メートル、延床面積は4,337平方メートル、煙突高さは59メートルで、処理方式は全連続燃焼式焼却炉、ストーカ式であり、余熱を施設内給湯と施設外ロードヒーティングに利用する計画とことでありました。事業方式はDBO方式であり、稼働後20年間運営は民間事業者ノウハウにより管理運営効率化・合理化が図られるとことでありました。 事業費は施設建設費が70億4,000万円、稼働後20年間運営・維持管理業務委託料が79億7,500万円であり、総事業費は150億1,500万円とことでありました。稼働後費用については直営と比較し年間5億円、20年で100億円削減になるとことでした。 ごみ減量に取り組む施策としては、本市と同様にごみ袋は有料であり、生ごみ処理機購入については市より助成を行っているとことでありました。 新ごみ処理施設建設は本市事業と時期的に重なるところがあり、事業方式DBO方式について費用面では大幅な削減となるが、課題として職員が施設にいないことになるため、モニタリングや監視を専門的な事業者へ委託や職員教育等も合わせて検討しなければならないと発言が、本市としても検討や参考にしなければならない内容と認識いたしました。 次視察先、中能登町は能登半島ほぼ中央部に位置し、七尾市に隣接するとともに金沢市や富山市からそれぞれ50キロメートル距離にある通勤・通学圏内であり、極めて良好な立地条件を有しており、平成27年合計特殊出生率が1.83と石川県内トップとなるなど子育て支援事業について研修を行いました。 同町子育て支援事業は、妊娠前から出産、そしてゼロ歳から18歳まで子供成長を切れ目なく長い目で見守り、保護者と一緒に寄り添っていきたいと考え下、不妊治療から妊娠中、出産、乳児期、幼児期、学童期、思春期と切れ目ない寄り添い様々な事業を展開しておりました。 具体的には、住居費や家財道具へ補助を行う結婚新生活支援事業、出産祝い金交付制度では第1子へ祝い金は10万円、第2子以降は祝い金が10万円ずつ加算され、第5子以降は50万円交付、子ども医療費助成制度、学校給食費助成事業、住宅に関する助成事業など様々な支援制度があり、そして町庁舎内には赤ちゃん遊び場や家族カフェも備えたコトナという子育て相談室があり、おしゃべりに来る感覚で気軽な利用を呼びかけておりました。そして何よりも感じたことは、子育て支援は福祉・保健部門だけ業務ではなく、役場内全体が連携して子育て支援を行っていることが強く感じられ、私たちも意識持ち方が大変参考となる研修でありました。 最後視察先、富山県射水市は、富山県二大都市富山市と高岡市に隣接した県ほぼ中央に位置し、海、川、丘陵地など自然豊かな環境にあり、また富山県を代表するランドマーク、新湊大橋をはじめ日本海側総合的拠点港である富山新港、高速道路、鉄道など物流インフラが整備され、今後さらに発展可能性を秘めた都市であります。今回視察では、新湊博物館展示内容と同博物館による教育普及活動について研修を行いました。 新湊博物館主な展示内容は、江戸時代後期に現在射水市で生まれた和算家、測量家が残した資料や、同じく同市出身で人間国宝第1号となった陶芸家作品及び周辺地域歴史・民俗資料を展示しながら、年間を通してその時節等に応じた企画展を開催しているとことでありました。 また、建物外には芝生広場測量庭園があり、市内小学生に昔測量器具を使って測量体験学習を実施するなど、展示するだけではない楽しく学ぶことができる博物館取組について伺い、一方的に見せるだけではない博物館取組方があることに、なるほどと考えさせてくれた研修でした。 以上で、教育民生常任委員行政視察報告を終わります。 ○議長(伊藤順男) 次に、産業建設常任委員報告を求めます。7番佐藤義之さん。          [佐藤義之産業建設常任委員長 登壇] ◆7番(佐藤義之) 産業建設常任委員閉会中の委員会活動として、行政視察概要について御報告申し上げます。 当委員会では、11月8日から10日まで日程で行政視察を行いました。 初日は、兵庫県淡路島洲本市エネルギーパーク洲本についてでありますが、本市でも進められております再生可能エネルギー事業に関連し、行政が主体となり、再生可能エネルギーを地域資源と考えるをテーマに取り組んでおられる、あわじ環境未来島構想事例を研修してまいりました。 洲本市再エネ取組は、平成7年、地元偉人で江戸時代後期廻船業者、北前船海商高田屋嘉兵衛愛した菜の花で街を彩る景観形成を目的に、菜の花栽培やひまわり栽培からスタートし、その後、菜種・ひまわり搾油で菜種油・ひまわり油販売や搾りかす鶏・牛へ飼料として再利用など、またグリーンニューディール基金を活用し、竹チップを主燃料とするバイオマスボイラーを市温浴施設に設置し、重油消費半減でCO2削減に寄与しており、また放置竹林間伐により、有害鳥獣による農業被害軽減、里山保全にもつながっていると説明がありました。 この事業に関連した2つ施設は、小高い丘ウェルネスパーク五色内にあり、温泉他に野外広場や公園・キャンプ場があり大変整備された綺麗な公園でありました。 この日最終視察先は、地域貢献型再生可能エネルギー事業における産官学金連携によるため池ソーラー発電所施設、PS洲本株式会社2号機、龍谷フロートソーラーパーク洲本で、ため池に太陽光パネルを浮かせて設置した事業費7億円、年間発電量約207万キロワット、約570世帯分消費電力量相当で、龍谷大学が社会的責任投資として参画し、事業期間21年で平成29年より竣工とことであり、メリットとしては土地造成をしなくてよい点やアオコ抑制効果など、デメリットとしては設置費用が若干割高になるとことでした。 事業構想としては、地元に多くあるため池が、農業後継者不足で維持管理が深刻な問題になっており、将来改修工事に備えて資金も必要になることから、農業用ため池を使いながら同時に再生可能エネルギーを生み出す価値を加え、売電による収益は、洲本未来づくり基金を通して活用する旨説明がありました。 本市も県内一ため池多い自治体ですので、このようなプロジェクトが本市にもプラスに作用するか、検証することも重要ではと考えます。 2日目は、本市と友好都市として、5月丸亀お城まつりや2月旧矢島町冬まつり際に交流を行っております香川県丸亀市で丸亀城を中心とした観光戦略について、AR事業・復元VRなどを含め研修してまいりました。 丸亀市中心的シンボルで年間来場者数10万人、石垣高さは日本一を誇り、一年通してイベントやライトアップを楽しむことができる丸亀城観光について、お城では全国初となる完全再現VR、仮想現実やAR、拡張現実など技術を応用して疑似体験ができることを目的に、城内探訪が無料アプリをインストールし、スマホやタブレットで現実空間と仮想空間両方を実際場所と重ねて体験できたり、各場所説明や古図と重ねて再現や、お城周辺地図など幅広く活用でき、外国人観光客にも人気があるなど、インバウンド効果にも大変期待ができる取組と説明がありました。 本市も、3地域に藩があった歴史的地域であり、来年度は六郷氏・岩城氏・打越氏入部400年記念事業も控えており、デジタル化推進にも力を入れていることから、今後様々な観光事業等へデジタル技術活用を期待するところであります。 3日目、最終日は、丸亀市お隣善通寺市讃岐もち麦ダイシモチ地域ブランド化に向けた取組について研修してまいりました。 善通寺市役所は建て替えにより、今年1月に新庁舎で業務が開始となっており、1階ロビーはゆったりとした空間で、市が推進しているブラックボードアートが数点展示されておりました。出来映えに圧倒されて2階へ上がった先は広々とした図書館があり、中々考えたレイアウトに関心したところでした。 さて、善通寺市特産品でありますもち麦は平成9年に品種改良され誕生し、弘法大師空海御誕生地にちなんでダイシモチと命名され、食物繊維が白米30倍以上あり、ダイシモチ品種で初めて機能性食品として認定されたと説明を受けました。 生産は主に地元農業生産者で米と麦二毛作で作付けとことであり、販売拠点は平成11年に善通寺市TMOとして設立されたまちづくり会社、株式会社まんでがん。まんでがんは方言で、これ以上ない全部、という意味合いであります。 出資者は筆頭株主善通寺市ほか、商工会議所と地元商店連合会となっており、副市長、産業振興部長、商工観光課長兼営業課長が取締役として運営に関わっております。社員は2名、パートは11名で、社員うち1名は大手食品メーカー出身であり、かなり戦力とことで、ブランド化に向けてキッチンカーで試食販売や地元スーパーへ販売強化やニッチ商法による牛乳宅販員と連携して定期配送などで年々売上額も上昇。今ではネット販売で全国から注文が入り、市ふるさと納税返礼品として2位となる1,576万円実績もあり、地元特産品としてブランド化には一翼を担ったと捉えます。 また、ダイシモチを使った食材開発など取組を行っており、ダイシモチ使用商材も増え、健康増進にも一翼を担っていると説明がありました。 今後展望として、常識に縛られない新たな常識をテーマに、民間企業と何ら変わらないまちづくり会社まんでがんで職員として商品開発や営業活動取組は、本市としても、各関係機関と連携を密にしながら特産品地域ブランド化事例として参考となると感じたところであります。 以上で産業建設常任委員行政視察報告を終わります。 ○議長(伊藤順男) これより、報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。          [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(伊藤順男) 質疑なしと認めます。 以上をもって、閉会中の委員会活動報告を終結いたします。--------------------------------------- ○議長(伊藤順男) 以上をもって、本日日程は終了いたしました。 明12月1日から2日までは、議案調査ため休会。3日、4日は休日ため休会、5日、6日は議案調査ため休会、7日午前9時30分より、本会議を再開し、一般質問を行います。 なお、提出議案に対する質疑通告は、12月7日午後1時まで、議会事務局へ提出していただきます。 本日は、これをもって散会いたします。大変御苦労さまでした。 △午後2時18分 散会...