四万十市議会 > 2007-03-22 >
03月22日-06号

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  1. 四万十市議会 2007-03-22
    03月22日-06号


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    平成19年 3月定例会         平成19年3月四万十市議会定例会会議録(第18日)                            平成19年3月22日(木)■議事日程  日程第1 第1号議案から第53号議案        第1号議案 専決処分の承認を求めることについて(四万十市立保育所を山口県周南市の住民の使用に供させることについて)        第2号議案 専決処分の承認を求めることについて(四万十市立保育所を兵庫県丹波の住民の使用に供させることについて)        第3号議案 専決処分の承認を求めることについて(四万十市立保育所を愛媛県松山の住民の使用に供させることについて)        第4号議案 平成18年度四万十一般会計補正予算(第6号)について        第5号議案 平成18年度四万十国民健康保険会計事業勘定補正予算(第3号)について        第6号議案 平成18年度四万十老人保健会計補正予算(第4号)について        第7号議案 平成18年度四万十下水道事業会計補正予算(第3号)について        第8号議案 平成18年度四万十鉄道経営助成基金会計補正予算(第3号)について        第9号議案 平成18年度四万十介護保険会計保険事業勘定補正予算(第3号)について        第10号議案 平成18年度四万十簡易水道事業会計補正予算(第4号)について        第11号議案 平成19年度四万十一般会計予算について        第12号議案 平成19年度四万十国民健康保険会計事業勘定予算について        第13号議案 平成19年度四万十国民健康保険会計診療施設勘定予算について        第14号議案 平成19年度四万十奥屋内へき地出張診療所会計予算について        第15号議案 平成19年度四万十老人保健会計予算について        第16号議案 平成19年度四万十下水道事業会計予算について        第17号議案 平成19年度四万十と畜場会計予算について        第18号議案 平成19年度幡多公設地方卸売市場事業会計予算について        第19号議案 平成19年度四万十住宅新築資金等貸付事業会計予算について        第20号議案 平成19年度四万十鉄道経営助成基金会計予算について        第21号議案 平成19年度四万十農業集落排水事業会計予算について        第22号議案 平成19年度幡多中央介護認定審査会会計予算について        第23号議案 平成19年度四万十介護保険会計保険事業勘定予算について        第24号議案 平成19年度四万十園芸作物価格安定事業会計予算について        第25号議案 平成19年度四万十簡易水道事業会計予算について        第26号議案 平成19年度四万十水道事業会計予算について        第27号議案 平成19年度四万十病院事業会計予算について        第28号議案 四万十地域振興基金条例        第29号議案 四万十地域子育て支援センターの設置及び管理に関する条例        第30号議案 四万十移動通信用施設の設置及び管理に関する条例        第31号議案 四万十放置自動車の適正な処理に関する条例        第32号議案 四万十奥屋内下集会所の設置及び管理に関する条例        第33号議案 四万十市有林対策審議会条例        第34号議案 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例        第35号議案 四万十行政組織条例の一部を改正する条例        第36号議案 四万十職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正る条例        第37号議案 四万十職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例の一部を改正する条例        第38号議案 四万十一般職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例        第39号議案 四万十廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例        第40号議案 四万十代替バス事業に関する条例の一部を改正する条例        第41号議案 四万十都市公園条例の一部を改正する条例        第42号議案 四万十病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例        第43号議案 四万十特定農山村総合支援基金条例を廃止する条例        第44号議案 四万十市立保育所を大阪府和泉の住民の使用に供させることについて        第45号議案 公の施設の指定管理者の指定について(権谷せせらぎ交流館)        第46号議案 公の施設の指定管理者の指定について(玉姫さくら会館)        第47号議案 公の施設の指定管理者の指定について(カヌー館ほか)        第48号議案 公の施設の指定管理者の指定について(山村ヘルスセンター)        第49号議案 公の施設の指定管理者の指定について(星星の家)        第50号議案 財産の無償貸付について(富山診療所)        第51号議案 財産の無償貸付について(大川筋診療所)        第52号議案 幡多中央介護認定審査会共同設置規約の一部変更について        第53号議案 平成18年度四万十一般会計補正予算(第7号)について       陳情2件        陳情第1号 公契約条例制定に向けての陳情        陳情第2号 道の駅建設計画の即時中止を求める陳情              (各委員長報告、質疑)       修正動議        第11号議案 平成19年度四万十一般会計予算修正案(岡本和也ほか3名)        第39号議案 四万十廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例に対する修正案(北澤 保ほか3名)              (議案の上程、提案理由の説明)  日程第2 議案15件(平成18年12月定例会より継続審査)        第1号議案 平成17年度四万十一般会計決算の認定について        第2号議案 平成17年度四万十国民健康保険会計事業勘定決算の認定について        第3号議案 平成17年度四万十国民健康保険会計診療施設勘定決算の認定について        第4号議案 平成17年度四万十奥屋内へき地出張診療所会計決算の認定について        第5号議案 平成17年度四万十老人保健会計決算の認定について        第6号議案 平成17年度四万十下水道事業会計決算の認定について        第7号議案 平成17年度四万十と畜場会計決算の認定について        第8号議案 平成17年度幡多公設地方卸売市場事業会計決算の認定について        第9号議案 平成17年度四万十住宅新築資金等貸付事業会計決算の認定について        第10号議案 平成17年度四万十鉄道経営助成基金会計決算の認定について        第11号議案 平成17年度四万十農業集落排水事業会計決算の認定について        第12号議案 平成17年度幡多中央介護認定審査会会計決算の認定について        第13号議案 平成17年度四万十介護保険会計保険事業勘定決算の認定について        第14号議案 平成17年度四万十簡易水道事業会計決算の認定について        第15号議案 平成17年度四万十園芸作物価格安定事業会計決算の認定について       所管事項の調査(平成18年12月定例会より継続調査)  日程追加 議員提出議案第1号        議員提出議案第1号 四万十市議会委員会条例の一部を改正する条例              (全員協議会)              (討論、採決)  日程第3 意見案2件        意見案1号 森林・林業・木材関連産業政策国有林野事業の健全化を求める意見書        意見案2号 医師不足を解消し地域医療の確保を求める意見書  日程追加 決議案第2号及び決議案第3号        決議案第2号 澤田五十六市長の辞職を求める勧告決議        決議案第3号 市長問責決議              (提案理由の説明)              (討論、採決)  日程第4 改組の件       各常任委員会等の選挙        各常任委員の選任        議会運営委員の選任        正副委員長の互選        幡多中央環境施設組合議員並びに幡多中央消防組合議員の選任        土佐西南大規模公園建設促進同盟会委員の選任        四万十都市計画審議会委員の推薦■本日の会議に付した事件  日程第1から日程第4まで出席議員  1番 宮 崎   努     2番 小 出 徳 彦     3番 勝 瀬 泰 彦  4番 明 神 三 幸     5番 中 屋 和 男     6番 矢野川 信 一  7番 黒 石 栄 一     8番 遠 山 道 男     9番 北 澤   保  10番 上 岡 礼 三     11番 白 木 一 嘉     12番 松 田 達 夫  13番 宮 本 博 行     14番 渡 辺   稔     15番 宮 本 幸 輝  16番 稲 田   勇     17番 宮 地   昭     18番 橋 田 家 吉  19番 今 城 良 和     20番 岡 本 和 也     21番 岡 村 剛 承  22番 佐 田 久 江     23番 坂 本 圭 子     24番 猿 田   勉  25番 藤 田 豊 作     26番 渡 辺 大 東欠席議員(なし)出席要求による執行部側出席者職氏名  市長       澤 田 五十六        助役       中 平 正 宏  助役       浦     真        収入役      浜 田   朗  総務課長     野 中 正 広        企画広報課長   浦 田 典 男  財政課長     武 田 光 司        市民課長     平 野   正  税務課長     杉 本 整 史        地球環境課長   長 尾 亮 一  保健介護課長   佐 竹 徹 志        人権啓発課長   沢 田 俊 典  建設課長     安 岡 俊 一        商工観光課長兼公設市場長                                   宮 村 和 輝  都市整備課長   宮 川 昭 雄        農林水産課長   川 上   悟  市民病院事務局長 茶 畑 真 澄        福祉事務所長   山 内 徳 男  水道課長     沖   修 一        代表監査委員   横 山 則 夫  教育委員長    池 本 充 明        学校教育課長   大 林 郁 男  西土佐総合支所長 岡 林 武 範        総合支所総務課長兼出納課長                                   土 居 佳 伸  総合支所住民課長 秋 元 貢 一        総合支所産業課長補佐                                   岡 村 好 文  総合支所建設課長 篠 田 伸 久        総合支所保健課長 中 平 貞 行  教育委員会西土佐事務所長           中 平 普 祐職務のために議場に出席した事務局職員職氏名  局長       吉 本   茂        局長補佐     岡 本 則 雄  総務係長     杉 本 義 和        議事係      井 村 恵 一              午前10時0分 開議 ○議長(松田達夫) おはようございます。これより本日の会議を開きます。 宮地教育長、公務のため欠席、以上のとおり報告をいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松田達夫) 日程第1、「第1号議案」から「第53号議案」並びに陳情2件を一括議題といたします。 以上の案件に関し、各常任委員長の報告を求めます。 先に、宮本幸輝総務常任委員長。 ◆総務常任委員長(宮本幸輝) おはようございます。総務常任委員長報告を行います。 平成19年3月定例会において本委員会に付託を受けました議案14件、陳情1件について、3月20日に委員会を開催し、審査を行いましたので、その結果についてご報告をいたします。 まず最初に、分割付託を受けました「第4号議案、平成18年度四万十一般会計補正予算(第6号)について」は、退職手当や庁舎建設事業に関わる暮らし・にぎわい再生事業による土地開発基金への繰出金などが補正の主なものであり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第8号議案、平成18年度四万十鉄道経営助成基金会計補正予算(第3号)について」は、宿毛駅列車事故関連経費の助成額の減額補正であり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、分割付託を受けました「第11号議案、平成19年度四万十一般会計予算について」、款、項、目ごとに審査を行いましたが、庁舎建設事業費において、委員より、将来職員数が減少することとなると思われるが、これらを見越した庁舎の規模とすべきではないか。庁舎への取り合い道路について、現状のままで右折レーンを設ければ危険が増し、更に渋滞するおそれはありはしないか。また、歩道の幅員が狭いが、広くすることはできないかなどや、現在置かれている市民病院の経営状況なども考えるに、今庁舎の建設を進める必要があるのか。実施設計に入る前に基本設計を基に県との事前協議も必要ではないかとの意見などもあり、意見の一致に至らず、採決の結果、可否同数となり、委員長裁決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第20号議案、平成19年度四万十鉄道経営助成基金会計予算について」は、高知県及び関係市町村の負担金等を基金への積み立てや土佐くろしお鉄道株式会社に対し経営助成を行うものであり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第28号議案、四万十地域振興基金条例」については、合併特例債を活用した基金を造成し、その運用益等を市民の連帯の強化と地域振興に要する経費に充てるため、基金の管理及び処分に関する条例を制定すべきものであり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第30号議案、四万十移動通信用施設の設置及び管理に関する条例」については、市民生活における情報格差を是正し、情報通信の利便性の向上を図るため、四万十移動通信用施設を設置することについて、その設置と管理に関する条例を制定するものであり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第34号議案、地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例」については、地方自治法の一部を改正する法律の施行により、4月1日から、これまでの助役が副市長に、収入役が会計管理者に、技術吏員と事務吏員のこれまでの区分を廃し吏員に規定改正がなされたことを受け、の条例中、関係する9件の条例について必要な規定の改正を行うものであり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第35号議案、四万十行政組織条例の一部を改正する条例」については、平成19年度からのの組織機構の見直しに伴い課等の名称及び分掌事務を変更し、併せて地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う同条例中の関係規定の改正をするものであり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第36号議案、四万十職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例」については、公務員の勤務条件等について民間準拠が一層求められている中、国は休息時間を廃止し勤務時間の見直しを実施済みとなっており、今回、県及び他市町村の状況も踏まえ、国に準じた勤務時間の見直しを行うものであり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第37号議案、四万十職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例の一部を改正する条例」については、職員団体のための職員の行為の制限の特例を定めた条例について、職員が勤務時間内での職員団体に関わる業務実施の適正化を図るため、国、その他の地方公共団体の標準的規程との整合を図るために一部改正を行うものであり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第38号議案、四万十一般職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例」については、四万十一般職員の給与に関する条例及び四万十特別職及び一般職の職員等の給与の特例に関する条例の2条例について、人事院勧告に準じた扶養手当の額の改正及び地方自治法の一部改正により収入役に替えて新設される会計管理者の管理職手当の額の規定並びに助役が副市長となることからの規定整理及び財政健全化に伴う一般職員の給与の減額率を定期昇給分を考慮し2%に改めるものであり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第40号議案、四万十代替バス事業に関する条例の一部を改正する条例」については、合併協議により代替バスについては旧市村の料金等を現状のまま引き継いでいたものについて、その整合性の観点から見直し、料金改定等を行うものであるが、委員より、高齢者等に負担が増すこととなるため改定には賛成できないとの意見もあり、意見の一致に至らず、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第49号議案、公の施設の指定管理者の指定について」は、四万十星星の家を株式会社西土佐四万十観光社を指定管理者として指定することについて議会の議決を求めるものであり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第53号議案、平成18年度四万十一般会計補正予算(第7号)について」は、職員手当の補正であり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「陳情受理番号第1号、公契約条例制定に向けての陳情」については、零細企業の労働者の生活の安定を考えれば、条例の制定も必要ではないかとの意見もあり、今後このことについて調査研究の必要もあることから、審査の結果、継続審査とすべきものと決しました。 以上のとおりご報告いたします。 ○議長(松田達夫) 以上で総務常任委員長報告を終わります。 続いて、坂本圭子産業建設常任委員長。 ◆産業建設常任委員長(坂本圭子) おはようございます。産業建設常任委員長報告を行います。 今期定例会において本委員会に付託を受けました議案17件、陳情1件について、3月19日に委員会を開催し、審査を行いましたので、その結果について報告いたします。 まず、分割付託を受けました「第4号議案、平成18年度四万十一般会計補正予算(第6号)について」は、事業費の確定、見直しなどによるもので、慎重に審査の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第7号議案、平成18年度四万十下水道事業会計補正予算(第3号)について」は、下水道建設費が、最終年度となります下水道処理場の増設工事などの精算により減額するものであり、繰越明許費については公共下水道事業について、桜町雨水枝線工事については工法の選定や当初予定をしていなかった地下埋設物の移設、八反原雨水枝線工事については河川管理者との協議に、右山地区の汚水枝線工事については国土交通省が行います国道56号線4車線化工事との施行調整に、百笑排水ポンプ場建設工事に伴う家屋補償は補償協議に不測の日数を要したため年度内完成が見込めないもので、慎重に審査をした結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第10号議案、平成18年度四万十簡易水道事業会計補正予算(第4号)について」は、西部統合簡易水道施設整備の科目更正や建設事業費の見直しなどによるもので、慎重に審査の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、分割付託を受けました「第11号議案、平成19年度四万十一般会計予算について」は、款、項、目ごとに説明を受け、特に7款1項3目観光費の新安並温泉掘削について多くの委員から質疑があり、市長及び担当課長から説明を受けました。慎重に審査をした結果、適当と認め、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、8款2項4目道路新設改良費市道藤ノ川線不適切工事改修について、委員から、施工業者のペナルティー、指名停止などはどうなっているのか。粗雑工事を行い、その上市から1,100万円あまりの持ち出しとなっている。施工業者は全く反省をしていない。この問題が解決するまで、として何らかのペナルティーを科すべきではないか。また、市民からも注目されており、委員会から指名の審査会へ意見を申し上げるべきではないかなどの意見が出されました。委員会の総意として、不適切工事を行った業者の指名に対しては、この問題が解決するまで慎重に取り扱うよう四万十競争入札参加資格等審査会へ申し入れをすることとなり、先程、審査会の会長であります中平助役に対して文書にて申し入れを行いました。 次に、「第16号議案、平成19年度四万十下水道事業会計予算について」、「第17号議案、平成19年度四万十と畜場会計予算について」、「第18号議案、平成19年度幡多公設地方卸売市場事業会計予算について」、「第21号議案、平成19年度四万十農業集落排水事業会計予算について」、「第24号議案、平成19年度四万十園芸作物価格安定事業会計予算について」、「第25号議案、平成19年度四万十簡易水道事業会計予算について」、「第26号議案、平成19年度四万十水道事業会計予算について」の以上7個議案については、款、項、目ごとに説明を受け、慎重に審査をした結果、それぞれ適当と認め、原案のとおり全会一致をもって可決すべきものと決しました。 次に、「第32号議案、四万十奧屋内下集会所の設置及び管理に関する条例」については、平成17年4月10日付け規定していた四万十生活改善センター等の設置及び管理に関する条例中、四万十西土佐奥屋内1148番-2に位置する奥屋内下集会施設について、より地域振興を図ることを目的に、これまでの地域内集会所施設から市内外の者との交流施設として利用範囲を拡大することに伴い条例を定めるもので、適当と認め、原案のとおり全会一致をもって可決すべきものと決しました。 次に、「第33号議案、四万十市有林対策審議会条例」については、市有林の将来にわたって経営管理に関する調査研究と具体的方策を審議するための附属機関の設置について条例を制定するもので、適当と認め、原案のとおり全会一致をもって可決すべきものと決しました。 次に、「第41号議案、四万十都市公園条例の一部を改正する条例」については、平成18年5月1日から多目的広場部分を暫定供用開始していた古津賀第4号公園について、施設全体の完成に伴い全体を供用開始するために、部分規定していた施設の名称及び区域を公園全体の内容とする改正を行うもので、適当と認め、原案のとおり全会一致をもって可決すべきものと決しました。 次に、「第43号議案、四万十特定農山村総合支援基金条例を廃止する条例」については、特定農山村総合支援事業が平成18年度をもって終了するため、設置していた基金を廃止するため同条例を廃止するもので、適当と認め、原案のとおり全会一致をもって可決すべきものと決しました。 次に、「第47号議案、公の施設の指定管理者の指定について(カヌー館ほか)」、「第48号議案、公の施設の指定管理者の指定について(山村ヘルスセンター)」は、指定管理者を四万十西土佐用井1111番-11の株式会社西土佐四万十観光社にそれぞれ指定するもので、適当と認め、原案のとおり全会一致をもって可決すべきものと決しました。 次に、「陳情受理番号2、道の駅建設計画の即時中止を求める陳情」については、西土佐江川崎の道の駅建設基本計画は、河川に張り出す形で大規模埋立造成を行い、鉄筋コンクリート2階建て店舗を建設するという計画であり、陳情者からは、1、埋立て造成と構造物による大洪水浸水等の災害の影響、2、四万十川の自然と環境の破壊行為、3、四万十川保全条例違反の可能性、4、経営理念のない計画の問題が挙げられており、中平助役、西土佐総合支所総務課長から経過報告があり、地元説明会なども行ってきたが、配慮の足らなかった部分もある。また、地権者が土地を売り、造成することにより、増水時に加害者となるような話も出ており、なかなか土地を売れない状況にもなっている。地元を二分する形にもなるので、としては、現計画の奈路地区沖に埋め上げ、親水公園計画については凍結、再検討を行いたいと考えている。今のままの計画で強引に進めることは行わない旨の報告があり、委員から、造るだけではなく、後の経営のことも十分に考えて進めていくべきではないか。2、計画が甘いのではないか。誰が責任をとるのか。星羅四万十、ヘルスセンター、カヌー館などと道の駅が相乗効果にあるように見えない。地域振興といういい言葉でやるにはもう少し検討が必要ではないか。責任の所在をはっきりさせるべきではないか。本当に有効な投資かどうかを考えてもらいたいなどの意見があり、執行部から、1、次に進める場合はもっともっと地元へ行き、地元の方と話しながら進めていきたい。2、確かに見通しが甘かった部分があり、今後、指摘されたことについては十分検討していきたい。3、四万十川保全条例違反の可能性については、県の権限であり、としては、今後、協議・指導はするにしても、埋立造成を全くやめらすということはできないのではないかと考えている旨の説明がありました。慎重に審査をした結果、この事業について凍結、再検討するということであり、趣旨採択することと決しました。 以上のとおり産業建設常任委員会の報告といたします。 ○議長(松田達夫) 以上で産業建設常任委員長報告を終わります。 続いて、猿田 勉教育民生常任委員長。 ◆教育民生常任委員長(猿田勉) 教育民生常任委員長報告を行います。 今期定例会において本委員会に付託を受けました議案26件について、3月16日に委員会を開催し、審査を行いましたので、その結果について報告いたします。 まず、専決処分の承認を求めた「第1号議案」から「第3号議案」の3個議案は、それぞれ母親の出産に伴う保育所使用に関する専決処分であり、適当と認め、全会一致をもって原案のとおり承認すべきものと決しました。 次に、分割付託を受けた「第4号議案、平成18年度四万十一般会計補正予算について」は、他会計繰出金や各種負担金の補正等であり、適当と認め、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第5号議案、平成18年度四万十国民健康保険会計事業勘定補正予算について」は、県内市町村の国保財政の平準化と安定化を図るための共同安定化事業への拠出金であり、適当と認め、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第6号議案、平成18年度四万十老人保健会計補正予算について」は、昨年度の決算額や今年度の医療費の動向をもとに補正したものであり、適当と認め、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第9号議案、平成18年度四万十介護保険会計保険事業勘定補正予算について」は、後期高齢者の国民健康保険料と介護保険料の特別徴収一本化に向けた介護保険システムの改修と繰越明許であり、適当と認め、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、分割付託を受けました「第11号議案、平成19年度四万十一般会計予算について」は、委員からの質疑があり、各款、項、目ごとに審査を行いましたが、3款民生費、1項9目人権啓発費中、部落解放同盟補助金等について意見が一致せず、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、4款2項1目事務組合負担金については、均等割10%、人口割45%、基準財政需要割45%から成る1項企画負担金と、均等割10%、人口割90%の施設整備費負担金及び均等割10%、従量割90%の施設管理費負担金から成る2項清掃負担金で構成されているとのことでした。 次に、「第12号議案、平成19年度四万十国民健康保険会計事業勘定予算について」は、18年度決算見込みと過去の医療費の動向をもとに計上・算定及び保険財政共同安定化事業に対する拠出金等であり、適当と認め、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第13号議案、平成19年度四万十国民健康保険会計診療施設勘定予算について」、「第14号議案、平成19年度四万十奥屋内へき地出張診療所会計予算について」の2個議案は、各診療所における医業費用などを計上したものであり、適当と認め、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第15号議案、平成19年度四万十老人保健会計予算について」は、平成18年度決算見込みや過去の医療費の動向をもとに計上したものであり、適当と認め、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第19号議案、平成19年度四万十住宅新築資金等貸付事業会計予算について」は、適当と認め、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第22号議案、平成19年度幡多中央介護認定審査会会計予算について」、「第52号議案、幡多中央介護認定審査会共同設置規約の一部変更について」の2個議案は、審査判定をする委員報酬と歳出に見合う負担金を計上した予算と合併に伴う負担割合の変更であり、適当と認め、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第23号議案、平成19年度四万十介護保険会計保険事業勘定予算について」は、18年度の決算見込みや過去の動向をもとに計上、及び介護予防、包括的支援事業等を行うものであり、適当と認め、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第29号議案、四万十地域子育て支援センターの設置及び管理に関する条例」は、子育て支援事業の推進の拠点施設として支援センターを設置するものであり、適当と認め、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第31号議案、四万十放置自動車の適正な処理に関する条例」は、17年1月自動車リサイクル法の施行に伴い、市有地等に放置された自動車の処理に関して条例を制定するものであり、適当と認め、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第39号議案、四万十廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例」は、廃棄物減量等推進員を廃止することに伴う一般廃棄物処理ステーションでの啓発指導及び20年度からの一般廃棄物処理手数料の改定のため所要の改正を行うものでありましたが、負担増になるとの意見があり、意見が一致せず、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第44号議案、四万十市立保育所を大阪府和泉の住民の使用に供させることについて」は、母親の出産に伴う保育所の使用であり、適当と認め、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第45号議案」、「第46号議案」の2個議案は、権谷せせらぎ交流館玉姫さくら会館について、19年4月1日から3年間指定管理者を指定するものであり、適当と認め、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第42号議案、四万十病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」、「第50号議案」、「第51号議案」の「財産の無償貸付について」の3個議案を一括して審査しました。医師不足により、医師の労働条件を緩和するため附属富山診療所・大川筋診療所を廃止することに伴う所要の改正と、廃止に伴い、富山診療所は竹本病院、大川筋診療所は医療法人一勇会幡多病院の診療施設として土地及び建物の一部を無償貸し付けするものであるとのことでした。委員から、民間病院の撤退と地域医療の担保に関する質問が出されましたが、市民病院での診療が困難となり、地元との協議を経て医師会に相談した。無償貸し付けの形で引き継いでもらえる民間病院があったので、貸し付けができない行政財産から貸し付けのできる普通財産に変更するため条例から削除するものであるとのことであり、適当と認め、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第27号議案、平成19年度四万十病院事業会計予算について」は、常勤医師の減少により、業務の予定量を1日平均で入院96人、外来274人、計370人、収益合計は前年度当初比8.7%減の約24億3,137万円と見込んでいるとのことでした。委員から、当初予算における患者の見込み数の設定方法、医師問題が表面化する以前からの累積赤字との整合性、18年度決算における2億5,000万円の単年度欠損金見込みと19年度における将来展望、医師・ベッド数等の検討も含めた診療体制の見直しの必要性、病院経営そのものが行き詰まっているという認識と存続に向けた具体的な対応等々の意見が出され、慎重に協議をいたしましたが、市民病院の経営状況は18年度末で約12億円の累積欠損金が見込まれる上、19年度も明るい展望が見出せないという危機的状況であり、もはや対処的な対策では現状脱却も困難であるということを認識し、早急に経営改善に向けた抜本的・総合的な見直し策を講じていくよう要請した上で、適当と認め、全会一致をもって可決すべきものと決しました。 以上のとおり報告いたします。 ○議長(松田達夫) 以上で教育民生常任委員長報告を終わります。 これにて以上の案件に対する各常任委員長報告を終わります。 これより各常任委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑者は挙手により議長の許可を得て発言願います。 質疑者ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松田達夫) 質疑なしと認めます。よって、各常任委員長の報告に対する質疑を終了いたします。 岡本和也議員ほか3名から「第11号議案、平成19年度四万十一般会計予算」に対する修正動議並びに北澤 保議員ほか3名から「第39号議案、四万十廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例」に対する修正動議が提出されております。 本修正案を議題といたします。 直ちに修正案の説明を求めます。 岡本和也議員。              (「ない人がある」と呼ぶ者あり) ◆20番(岡本和也) えっ。              (「ない人がある」と呼ぶ者あり) ない人がおる。手元に全部渡ってると思ってるがですが。ない方がおるそうなんで、事務局配付してください。 ○議長(松田達夫) 小休にいたします。              午前10時38分 小休              午前10時39分 正会 ○議長(松田達夫) 正会にいたします。 岡本和也議員。 ◆20番(岡本和也) 提案理由の説明の前に、文字の訂正と一部付け加えをお願いしたいと思います。この修正動議書の3ページ目をお開けいただきたいと思います。説明欄というのがありますけれども、上から新庁舎建設5億6,071万3,000円を2つの傍を引いて削除してください。これを消して0にするという意味で、そこのところだけが抜けておりました。 それと、下の部落解放同盟幡多地区のところで字の間違いがありましたので、修正をお願いします。部落解放の「開」という字が間違いです。冷蔵庫の中のものを解凍するというようなあの「解」に直してください。それと、幡多地区を旗にしておりますけど、幡多郡の「幡多」に直してください。申し訳ありませんでした。 改めて、提案理由の説明を行います。 「議案第11号」で、「平成19年度四万十一般会計予算」の修正動議に対する提案理由の説明を行います。 平成19年度の予算は、歳入面で税源移譲と定率減税の廃止以降に伴う地方交付税の減額などで財源が不足し、それに加えて病院会計の累積赤字などで本市の財政状況が悪化の一途を辿っていることが鮮明になりました。困難な財政状況で予算編成に当たった担当課のご苦労と努力について敬意を申し上げるところです。 さて、今回の予算質疑を通じ、四万十の財政状況を私なりに分析してみました。肝心な市民生活をどのように守っていくかを原点に置いた場合、予算計上に疑問を感じる点が何点かあります。そのことは今後の議論に委ねることとします。しかし、今回どうしても予算執行を許すことができない事業内容がありますので、削減と減額を求めるものでございます。 提出した資料の先程修正を願いました3ページ目の中身をごらんください。 削減する1点目は、2款総務費、1項総務管理費、15目庁舎建設事業費中、庁舎建設5億6,071万3,000円です。この事業費でまず申し上げておきたいことは、大幅な歳入減で市民と職員に我慢を強いている中で、庁舎建設事業だけは聖域化していることに対し、四万十の今後の財政運営に危惧と怒りを感じることを申し上げておきます。誰のための庁舎建設かを考えた場合、極端に言えば建設に関わる大手ゼネコンを喜ばすだけのものであることも付け加えておきます。 庁舎に係る事業費を分析してみますと、実施設計、用地取得費、補償補填と賠償費、この3点が主なものです。このうち、実施設計について言えば、付託された総務委員会では基本設計に基づいて1回の議論しか行われていないし、委員会としての取りまとめも行われていません。それにもかかわらずいきなり実施設計に移ることは議会の形骸化になり、許すことはできません。 次に、用地費と移転補償費については、財政が困難な状況で、あまりにも高価な価格での土地取得は納得がいきません。今までは、土地開発基金を使って用地購入を進めてきました。その経過は承知いたしております。しかし、そもそも論で言えば、狭い敷地に何もかも詰め込もうとするために、財政面で大変大きな無駄と無理が掛かっています。そのことに早く気付いて、事業を凍結して見直すべきです。市長は、今議会で、市民病院が潰れたら市役所も潰れるし、私も潰れる、そう発言し、市民病院の経営を守ると言っています。そうであるなら、まず病院経営立て直しが最優先ではないでしょうか。病院経営が破綻すれば庁舎も建ちません。 以上の理由から、今回の庁舎に関係する事業費には賛成することはできません。 また、今後のこととして、庁舎建設の議論は病院の財政状況とリンクして議論することを提案しておきます。 2点目は、3款民生費、1項社会福祉費、9目人権啓発費の中で、部落解放同盟幡多地区連絡協議会補助金44万6,000円を削除し、部落解放同盟中村支部補助金31万4,000円を10万円に減額するものです。この補助金の修正議案はこれまでも提出してきました。何回も申し上げますが、総務省も、同和問題は解決した、同和問題に対する差別事象については一般行政で対応とし、同和に関する法的根拠はなくなっています。行政側の今までの説明では、この補助金は差別事象解消のために必要との理由から毎年計上されています。しかし、私は、反対にこの補助金自身がいつまでも差別を残していくものだと考えます。本当に差別をなくしていくのであれば、不公平な補助金から是正していくべきです。各種補助金を大幅に減らしているのに、同和団体には甘い行政だと批判の声が上がっていることを知っているでしょうか。特定団体の活動資金の確保は、組織自身が努力することを求めておきます。 以上が具体的な中身です。削減された一般財源については予備費に入れて、年度内に市民の切実に願う事業に使うように求めます。なお、詳細については添付資料をごらんください。議員各位の賛同をお願い申し上げまして、提案理由の説明に代えさせていただきます。 ○議長(松田達夫) 続いて、北澤 保議員。 ◆9番(北澤保) 「四万十廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例」に対する修正案でございます。表題について、処理の次の「等」が抜かっております。記入願いたいと思います。 修正の理由を申し上げたいと思います。 まず1つは、現在、四万十はもちろん、事務組合の方針として、資源ごみリサイクルの取り扱いを拡大し、ごみ減量と、そして資源確保に努めております。その途上に協力をできない人に対して値上げをする、こういう姿勢に対して私は、果たして住民の協力を得られるかどうなのか、そういう時期的問題を1つ提唱したいと思います。 2つ目には、リサイクル拡大による効果を見定めて、それからでも遅くはない。これが2つ目の理由であります。 3つ目は、シュレッダーや生ごみ処理機等、設備費まで住民負担や、また事務組合での事業は他との利用料の均衡が基本でなければならない。それが当四万十のみ値上げということについては、その条例改正に値しない。 4つ目は、リサイクルの拡大による減量と財政上の効果を住民に知ってもらう、この努力を更に進める中でリサイクル拡大で減量を図る、この基本姿勢が大事だと考えます。仮に値上げが必要とするならば、一部事務組合の合意のもとでリサイクル効果を見定めて行う、これが基本でなければならないというふうに考えます。 私はそういう立場で、以上の理由で小袋料金30円を20円に修正し、そしてこれを修正すること以外は現状でよろしい、そういう立場で提案しておりますので、議員各位のご協力をお願いしたいと思います。 ○議長(松田達夫) 以上で修正案の説明を終わります。 これより修正案に対する質疑に入ります。 質疑者は挙手により議長の許可を得て発言願います。 質疑者ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松田達夫) 質疑なしと認めます。よって、これにて質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 日程第1に日程第2、第3を追加し、一括議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松田達夫) ご異議なしと認めます。よって、日程第1に日程第2、第3を追加し、一括議題といたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松田達夫) お諮りをいたします。 これより意見調整のため全員協議会を開きたいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(松田達夫) ご異議なしと認めます。よって、これより意見調整のため、全員協議会を開きます。 本会議を暫時休憩いたします。              午前10時50分 休憩              午後3時30分 再開 ○議長(松田達夫) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより討論、採決に入ります。 「第11号議案、平成19年度四万十一般会計予算」の修正案について討論を行います。 先に、修正案に反対の議員。 宮地 昭議員。 ◆17番(宮地昭) 私は、「第11号議案、平成19年度四万十一般会計予算」の庁舎建設に関する予算の修正案に対しまして反対の立場で討論をいたします。 この関係におきましては、既に議会においても重要課題の一つとして、今日まで長きにわたり論議をされてきました。そういう中で、一昨年の6月議会、また昨年の3月議会、そうして6月議会等においても、それぞれ建設に関係する経費の予算を削除する修正案が出されてきました。しかしながら、それもそれぞれ討論、採決の上、原案どおり予算が承認されてきたところであります。これまでの議会の議決を受けて、危険建築物となっている現庁舎を早期に現位置で建て替えるという方針に決定をし、予算を審議しながら決定をしてきておる関係からも、既に執行部が具体的に建設作業を着々と進めておる段階でございます。仮にこの庁舎建設関係予算を削除するということになったならば、この予算についても併せて検討しなくてはならなくなります。今回提案されておりますように、国庫補助事業の適用を受けることができるこのタイミングを失うことになり、新庁舎建設はもう既に待ったなしの状況であります。したがいまして、建設計画自体に大きな影響が出ると同時に、補助金、ほいから特例債等々においての財源を失ってしまう結果となります。そういうところから、もう待ったなしで進んでおる状況でありまして、この修正案に賛同することはできない訳でございます。ここで、先程申しましたように、修正案が可決となったならば大きな損失となるばかりでなく、今までの可決を踏まえて、議会の無責任な決定が露呈されるというふうな結果にもなろうかと思います。 併せまして、市民病院の関係と一般会計の関係も指摘をされました。しかしながら、一般会計から市民病院会計へ何らかの財政支援を検討していかねばならないことでありますし、既に続けておる訳でございます。そういう中で、病院の経営悪化の最大要因は医師不足にあるとも思います。研修制度の改善がなされるまでの一定期間、苦しい時期ではありますが、まずは医師の確保に全力を挙げると共に、病院経営改善に最善の努力を払うべきと私は考えます。そういう視点に立って、仮に市民病院の抱える赤字を全て一般会計で補填することとなれば、一般会計の財政状況も決して楽観できる状況ではありません。その財源確保が簡単でないことは容易に想像ができます。その財源確保のために新庁舎建設事業を中断するということは、あまりにも懸け離れた議論ではないかと、そういうふうに思うものであります。決して豪華な庁舎を建設しようとするものではなく、の将来を見据えた機能的なものであり、建設財源も、先程申しましたように、合併特例債や国の補助金などが活用されておる財源更正でありますので、この機会を逃せば逆にの将来負担を増加させる事態になると考えております。 そういうところから、以上により先程出されました修正案に反対するものであります。議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(松田達夫) 次に、修正案に賛成の議員。 坂本圭子議員。 ◆23番(坂本圭子) お許しをいただきましたので、私は修正案に賛成の立場で発言をいたします。 「議案第11号、平成19年度四万十一般会計予算」の修正動議に賛成します。動議提案には、全く内容も賛成であります。 まず、庁舎建設事業については、多くの市民から身の丈に合った庁舎建設を求められ、庁舎建設については、市民の願いが二分する結果が出た経過があります。本来、この種の巨額な建設費を伴うものについては、議会内に特別委員会を設置して十分な検討をすべきだと考えます。今議会でも屋上緑化の件が提案されました。京都風の屋根をつくるので緑化は無理だと即答されております。一般的社会ではヒートアイランド対策を進めている時節であります。エントランスホールも然りです。市民は、市役所へ開放感を求めたりしておいでるものではありません。新庁舎建設に関わる実施設計・用地取得費・補償費と賠償費、この3点の中で、実施設計については多額の経費をかける庁舎建設の基本でありますので、建設後のメンテナンス問題も含め、構造など十分内容の検討を財源も含めて総務委員会で行うべきではないでしょうか。しかし、提案で申されておりましたとおり、付託された総務委員会では1回の論議しか行われていないとし、委員会としての取りまとめも行われていないということであります。実施設計委託までには、先に述べたことなどを含め慎重な論議が行われるべきでありまして、予算計上は拙速に過ぎると判断し、用地取得費・補償補填と賠償費も含め、今回の削除に賛成するものであります。 2点目に出されております3款民生費、1項社会福祉費、3目人権啓発費の中で、同和問題に対する差別事象については一般行政で対応するべきで、補助金の計上がないと差別はなくならないという認識は、行政執行の怠慢にほかなりません。本来、組織の活動に関わる経費は、構成員の皆さんが自主的・民主的な方法で確保すべきものが原則であります。同じ西土佐では予算はついていません。他団体並みにという修正案を認め、賛成の討論といたします。 以上です。 ○議長(松田達夫) 次に、修正案に反対の議員。 他に討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松田達夫) 以上で討論を終了いたします。 これより本修正案について採決を行います。 お諮りいたします。 本修正案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(松田達夫) 起立少数であります。よって、本修正案は否決いたしました。 ただいま「第11号議案」に対する修正案は否決いたしましたので、原案について採決いたします。 「第11号議案」は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(松田達夫) 起立多数であります。よって、「第11号議案」は原案のとおり可決いたしました。 次に、「第39号議案、四万十廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例」の修正案について討論を行います。 先に、修正案に反対の議員。 上岡礼三議員。 ◆10番(上岡礼三) 「第39号議案、四万十廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例」の修正案に対して、修正案に反対の立場で論議をいたします。 四万十のごみの現状は、県下各市町村に比べて非常に低いリサイクル率となっており、このことが四万十のごみ処理経費に反映されております。今議会の答弁にもありましたが、ごみの減量モデル地区事業のように、ごみの減量・資源化に努めると大きな成果があります。市民一人ひとりが積極的に取り組むことでのごみ処理経費の削減ができますし、各家庭が負担する手数料も随分と削減できます。この処理手数料は、処理経費の17%しか賄えておらず、残り約80%以上に市民の税金が充てられています。現在の非常に厳しい財政状況を考えますと、減量・資源化の効果が一定現れたものとして、受益者にもそれ相応の負担増を求めざるを得ないものと考えております。修正案に反対の立場での論議をいたします。議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(松田達夫) 次に、修正案に賛成の議員。 佐田久江議員。 ◆22番(佐田久江) 「第39号議案」修正に賛成の立場で討論に参加します。 先程提案者が言われていたとおり、この「第39号議案」は家庭ごみの収集手数料の値上げを求めるものになっていますが、そもそも焼却ごみがなぜ増えたかの分析をせず、ごみが増えたことを市民の責任に転嫁しているのは全くのナンセンスです。 平成14年に溶融炉が運転を開始しました。私達は、24時間連続の大型焼却炉はごみ食う炉そのもので、進みかけているごみ分別にブレーキを掛けるものになると反対の姿勢を示しました。これからは、一にも二にも分別がごみ解決の糸口になると、具体的な事例を示しながら提案も行ってきました。しかし、市長は、溶融炉は不可欠な施設だと突き進まれました。その一方、市民参加でアルミ缶・古紙類を収集し減量化に大きな貢献をしてきた古紙回収奨励金を削減し、廃止しました。市長は、平成15年3月議会で、分別していた普通ごみを一括回収に簡素化する、つまり不燃物・可燃物を混ぜて一つの袋に入れても良いと述べています。何でも燃やせる溶融炉、何でも入れても構わないと市民に周知しました。失敗の原因はここにあります。混合ごみ収集にした後はごみは増え続け、旧県下9の中でリサイクル率は最低に位置するという恥ずかしい実績が今も続いています。 その後、あまりにも悲惨なリサイクル率にも慌てたのか、昨年からごみ減量モデル地区を設定するなど努力はしてきています。これは高く評価しますが、混合ごみ収集にしたことで分別思想が後退したことは事実です。間違った政策を掲げておいて、ごみが増えたのでとごみ袋の値上げは、市民に責任を求めるかのような手数料の引き上げは認める訳にはいきません。 また、手数料を引き上げることでごみ乾燥機やシュレッダーの普及に役立てるという論法は、これらが普及すれば普及する程ごみ手数料の引き上げは避けることができないということにも繋がります。手数料の値上げを市民に求めるものではなく、混合ごみ収集の過ちを認め、徹底的に分別を進めることこそがごみ解決の問題の入り口です。手数料の改定を行うことは市民合意を得られることはできないと思いますので、修正案に賛成いたします。議員各位のご賛同をお願いいたします。 ○議長(松田達夫) 次に、修正案に反対の議員。 他に討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松田達夫) 以上で討論を終了いたします。 これより本修正案について採決を行います。 お諮りいたします。 本修正案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(松田達夫) 起立少数であります。よって、本修正案は否決いたしました。 ただいま「第39号議案」に対する修正案は否決いたしましたので、原案について採決いたします。 「第39号議案」は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(松田達夫) 起立多数であります。よって、「第39号議案」は原案のとおり可決いたしました。 次に、「第40号議案、四万十代替バス事業に関する条例の一部を改正する条例」について討論を行います。 先に、原案に反対の議員。 今城良和議員。 ◆19番(今城良和) 「第40号議案、四万十代替バス事業に関する条例の一部を改正する条例」について、私は反対の立場で討論に参加をいたします。 この条例は、旧西土佐村で地域住民の足を守る交通体系を充実さし、住民の福祉と生活向上を発展さすためにつくられたものであります。多くの住民に親しまれ、安心して利用されているものであります。幸いにして、身体障害者や知的障害者への使用料の半額、小学生・中学生の通学、西土佐分校生徒や診療所受診に掛かる者への無料化、一般小荷物、園芸小荷物の輸送等も現状維持が守られておりますことは高く評価をするものでございます。 しかし、利用使用料金だけが、企業の交通料金に合わせて改正されることに対して疑義を抱くものであります。理由として、このバスを利用する殆どの住民は体の弱いお年寄りであり、年金生活者であります。年金給付は年々引き下げられ、負担するものは容赦なく引き上げられる現状で、これ以上の負担を弱い立場の人達に負担増を義務付けることは許されるものではありません。きめ細かな住民サービスが、合併によって切り捨てられることも許されるものではありません。喜ばれる住民サービスは全市に広め、推進していくことが市政に求められるものではないでしょうか。この条例改正での使用料金の増収は僅か70万円だと試算をされております。地域住民がこの条例改正に手を挙げて合意するものとは考えられません。私は、代替バスを利用する住民を代表して、この条例改正に反対をするものです。議員各位のご賛同をお願い申し上げ、私の反対討論といたします。よろしくお願いします。 ○議長(松田達夫) 次に、原案に賛成の議員。 宮地 昭議員。 ◆17番(宮地昭) 私は、賛成の立場で討論をするものです。 この過疎バスの料金につきましては、ご承知のように3区間までが100円、それ以上がどこまで乗っても300円という決まりでありました。しかし、いろいろお聞きしてます中に、合併協議会の中で5年後に旧中村側と料金体系を合わすという内容が合意をされております。そこの中で、今回、条例の料金の改定につきましては、その2分の1を料金改定を図るというものでありまして、西土佐地域の現在6路線におきましても全てが高くなる訳ではありません。低くなっている部門も、条例の別紙の中に示されておりますように、全体的にはちょっと訂正いたします。5年以内に料金を西南交通と一緒にすると、同じくするという形の中で、19年度において、今回の提案された内容につきましては2分の1を改正するという内容であります。そういうところから、合併協議を重視して、何もかにもが私は西土佐村でとってきたことが全てできるとは思うていませんし、合併した以上、譲り合いをしながら部門ごとに合意のもとに進めていかなければならないと思います。今回の改正で、70歳以上の老人に対しては料金を必要とする形になるようでございますが、小学校・中学校・高校生の通学等につきましては今までどおり無料でいくというふうな形になっております。そういう合併協議の合意というものを最重視しまして、これは同じ西土佐地区から私は賛成の立場で討論をさせていただきました。よろしくお願いいたします。 ○議長(松田達夫) 次に、原案に反対の議員。 他に討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松田達夫) 以上で討論を終了いたします。 これより本案について採決を行います。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(松田達夫) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 お諮りいたします。 調整済みの議案については討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松田達夫) ご異議なしと認めます。よって、調整済みの議案については討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 次に、「第4号議案、平成18年度四万十一般会計補正予算について」、「第5号議案、平成18年度四万十国民健康保険会計事業勘定補正予算について」、「第6号議案、平成18年度四万十老人保健会計補正予算について」、「第7号議案、平成18年度四万十下水道事業会計補正予算について」、「第8号議案、平成18年度四万十鉄道経営助成基金会計補正予算について」、「第9号議案、平成18年度四万十介護保険会計保険事業勘定補正予算について」、「第10号議案、平成18年度四万十簡易水道事業会計補正予算について」、「第12号議案、平成19年度四万十国民健康保険会計事業勘定予算について」、「第13号議案、平成19年度四万十国民健康保険会計診療施設勘定予算について」、「第14号議案、平成19年度四万十奥屋内へき地出張診療所会計予算について」、「第15号議案、平成19年度四万十老人保健会計予算について」、「第16号議案、平成19年度四万十下水道事業会計予算について」、「第17号議案、平成19年度四万十と畜場会計予算について」、「第18号議案、平成19年度幡多公設地方卸売市場事業会計予算について」、「第19号議案、平成19年度四万十住宅新築資金等貸付事業会計予算について」「第20号議案、平成19年度四万十鉄道経営助成基金会計予算について」、「第21号議案、平成19年度四万十農業集落排水事業会計予算について」、「第22号議案、平成19年度幡多中央介護認定審査会会計予算について」、「第23号議案、平成19年度四万十介護保険会計保険事業勘定予算について」、「第24号議案、平成19年度四万十園芸作物価格安定事業会計予算について」、「第25号議案、平成19年度四万十簡易水道事業会計予算について」、「第26号議案、平成19年度四万十水道事業会計予算について」、「第27号議案、平成19年度四万十病院事業会計予算について」、「第28号議案、四万十地域振興基金条例」、「第29号議案、四万十地域子育て支援センターの設置及び管理に関する条例」、「第30号議案、四万十移動通信用施設の設置及び管理に関する条例」、「第31号議案、四万十放置自動車の適正な処理に関する条例」、「第32号議案、四万十奥屋内下集会所の設置及び管理に関する条例」、「第33号議案、四万十市有林対策審議会条例」、「第34号議案、地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例」、「第35号議案、四万十行政組織条例の一部を改正する条例」、「第36号議案、四万十職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例」、「第37号議案、四万十職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例の一部を改正する条例」、「第38号議案、四万十一般職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例」、「第41号議案、四万十都市公園条例の一部を改正する条例」、「第42号議案、四万十病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」、「第43号議案、四万十特定農山村総合支援基金条例を廃止する条例」、「第44号議案、四万十市立保育所を大阪府和泉の住民の使用に供させることについて」、「第45号議案、公の施設の指定管理者の指定について」、「第46号議案、公の施設の指定管理者の指定について」、「第47号議案、公の施設の指定管理者の指定について」、「第48号議案、公の施設の指定管理者の指定について」、「第49号議案、公の施設の指定管理者の指定について」、「第50号議案、財産の無償貸付について」、「第51号議案、財産の無償貸付について」、「第52号議案、幡多中央介護認定審査会共同設置規約の一部変更について」、「第53号議案、平成18年度四万十一般会計補正予算について」、以上47件を一括採決いたします。 以上の案件の委員長報告はいずれも可決であります。委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松田達夫) ご異議なしと認めます。よって、以上47件の議案は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、「第1号議案」から「第3号議案」の「専決処分の承認を求めることについて」、以上3件を一括採決いたします。 以上の案件の委員長報告はいずれも承認であります。委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松田達夫) ご異議なしと認めます。よって、以上3件の議案は委員長報告のとおり承認いたしました。 次に、今期定例会で受理した陳情について決定を行います。 総務常任委員長報告、「陳情受理番号第1号、公契約条例制定に向けての陳情」は継続審査、産業建設常任委員長報告、「陳情受理番号第2号、道の駅建設計画の即時中止を求める陳情」は趣旨採択。 以上、各委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松田達夫) ご異議なしと認めます。よって、陳情2件は各委員長報告のとおり決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松田達夫) 次に、12月定例会より継続審査の議案並びに継続調査の所管事項について決定を行います。 お諮りいたします。 「第1号議案、平成17年度四万十一般会計決算の認定について」、「第2号議案、平成17年度四万十国民健康保険会計事業勘定決算の認定について」、「第3号議案、平成17年度四万十国民健康保険会計診療施設勘定決算の認定について」、「第4号議案、平成17年度四万十奥屋内へき地出張診療所会計決算の認定について」、「第5号議案、平成17年度四万十老人保健会計決算の認定について」、「第6号議案、平成17年度四万十下水道事業会計決算の認定について」、「第7号議案、平成17年度四万十と畜場会計決算の認定について」、「第8号議案、平成17年度幡多公設地方卸売市場事業会計決算の認定について」、「第9号議案、平成17年度四万十住宅新築資金等貸付事業会計決算の認定について」、「第10号議案、平成17年度四万十鉄道経営助成基金会計決算の認定について」、「第11号議案、平成17年度四万十農業集落排水事業会計決算の認定について」、「第12号議案、平成17年度幡多中央介護認定審査会会計決算の認定について」、「第13号議案、平成17年度四万十介護保険会計保険事業勘定決算の認定について」、「第14号議案、平成17年度四万十簡易水道事業会計決算の認定について」、「第15号議案、平成17年度四万十園芸作物価格安定事業会計決算の認定について」、以上15件を一括採決いたします。 以上の案件の委員長報告はいずれも認定であります。委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松田達夫) ご異議なしと認めます。よって、以上15件の議案は委員長報告のとおり認定いたしました。 所管事項の調査については、各常任委員長報告並びに議会運営委員長報告は継続調査であります。 以上、各委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松田達夫) ご異議なしと認めます。よって、所管事項の調査については、各委員長報告のとおり継続調査と決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松田達夫) 日程第3、「意見案第1号、ボンバル機の安全運行に関する意見書」について、提案理由の説明を求めます。 中屋和男議員。 ◆5番(中屋和男) それでは、私の方から「ボンバル機の安全運行に関する意見書」について、提案理由の説明を申し上げます。 この意見書につきましては、多発するボンバル機のトラブルをなくして、安全運航を求めて今議会の開会日に意見書案を各会派の代表者の方々に賛同をお願いすべく配付をさせていただいておりましたが、皆様ご承知のように、3月13日、この議会開会中に高知空港で大阪発高知行き全日空1603便、この便が着陸の際に前輪が出なくなり胴体着陸をするというあってはならない大事故が発生し、改めて意見書案を書き直し、提案をさせていただいております。 ご承知のとおり、平成15年11月より、高知・大阪間は、伊丹空港の騒音対策といたしましてジェット機発着枠の規制から、これまでのジェット便からカナダ・ボンバルディア社製の新型プロペラボンバル機、正式にはボンバルディアDHC8-Q400型というプロペラ機が就航しております。現在では、全日空高知・大阪間1日12往復24便全てこのボンバル機で運航をしております。同機は、プロペラ機でありながらジェット機並みの速度と音の静かさから、全日空や日航グループが国内線を中心に導入をしておりますが、就航以来機体のトラブルが相次ぎ、欠航や引き返しが後を絶たなく、ボンバル機の頻発するトラブルに利用者から安全性に対する不信や不満が広がっておりました。 こうした異常事態を重視した国交省も、カナダ政府とボンバルディア社に対しまして早急な改善を要請をしてまいりましたが、一向に改善される気配もなく、昨年も全国でボンバル機のトラブルは後を絶たなく、心配をしていた矢先の高知空港での事故となった訳でございます。 その上、全日空では、この度重なるボンバル機のトラブル対策といたしまして、昨年6月から高知・関西空港間で就航しておりましたジェット便を来月の4月から廃止して、ボンバル機で対応しようとしております。 飛行機事故は、人命に結び付く大惨事となる可能性を秘めております。特に、高知・大阪便は他の航空会社もなく、他の機種も就航をしておりません。二度とこのような事故が起こらないよう、早急に更なる徹底した原因究明と万全な完全対策を要望し、安心・安全な快適な空の旅が楽しめるよう、地方自治法第99条の規定によりまして意見書の提出をお願いするものでございます。どうか議員の皆様方のご賛同をよろしくお願いをいたします。 ○議長(松田達夫) 以上で提案理由の説明を終わります。 次に、「意見案第2号、「改憲手続き法案」に関する意見書」について、提案理由の説明を求めます。 稲田 勇議員。 ◆16番(稲田勇) 「意見案第2号、「改憲手続き法案」に関する意見書」の提案理由の説明をいたします。 自民党・公明党は、2006年5月26日、日本国憲法の改正手続きに関する法律案、以下改憲手続き法と申します、を国会に提出し、現在開かれております通常国会において成立を目指しております。その後の情勢の中で、安倍首相は当初、5月3日の憲法記念日までに成立を目指すと言っておりましたけれど、その後の状況の変化もありまして、そのことにはこだわってはおらないようでありますけれど、今通常国会での成立を目指していることには変わりはありません。 今回の改憲手続き法案を制定する動きは、2005年の自民党の新憲法草案決定、民主党の憲法提言発表に見られるように、日本国憲法第9条を改定して、日本をアメリカと共に海外で戦争する国に変えることと一体と言わなければなりません。申すまでもなく、我が国の憲法第9条は、戦力を持たないこと、そして交戦権を認めないこと、このことを明確に記しております。しかしながら、歴代の政府・与党におきましては、これを形骸化し、今日では世界有数の軍事力を持つ自衛隊をつくり、更にはテロ対策特別法やイラク特措法など時限立法をつくり、自衛隊を現在でもインド洋やイラクに派遣しているのはご承知のとおりでございます。しかし、このような状況の中でも、できないのが海外での武力行使、戦争である訳でございます。したがって、今回改憲しようとする方達のねらいは、やはりこの憲法9条を変える、ここに柱があると思います。 先に申しました、現在国会に出されております改憲手続き法案では、公務員や教育者の国民投票に関わる運動の禁止、また憲法を変えようとする勢力に都合の良いマスコミの利用・活用、更に国会の憲法改正の発議から最短では60日以内に国民投票をする、そういうことが盛られており、国民が十分に内容を知る時間が保証されておりません。更には、国民投票に関しての最低投票率が定められておりません。現在の国政において、特に大都市では、投票率が50%を切ってる、そういう事例はたくさん見られる訳でございます。このことから考えてみますと、例えば2割、3割の憲法を変えるという賛成投票でこの憲法が変えられてしまう、そういう危険性がある訳であります。 また、現在提案されている法案の中身につきまして、多くの国民はその内容について知らされていない訳でございます。今、各地では慰霊祭が行われております。執行部の方あるいは議員の代表の方が、祭祀あるいは追悼の言葉を述べておられますが、その中には必ずと言っていい程、あの悲惨な戦争を繰り返してはならない、そういう言葉が出てくる訳でございます。私は、まさに今回の憲法を変えようとするねらい、それは最初に申し上げましたように、アメリカの強い要求によって、憲法9条を変えてしまう、そこに行き着くと思っております。 私達は、現在の憲法の持っております平和・人権・民主主義の理念が世界でも花開く、そういう時代にこの21世紀をしたいと思っております。そういう考えから、現在国会で出されております改憲手続き法案の廃案を求めるものでございます。どうか議員各位のご賛同をお願いいたしまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(松田達夫) 以上で提案理由の説明を終わります。 お諮りをいたします。 「意見案第1号」並びに「第2号」については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松田達夫) ご異議なしと認めます。よって、「意見案第1号」並びに「第2号」については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 お諮りいたします。 「意見案第2号、「改憲手続き法案」に関する意見書」について採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(松田達夫) 起立少数であります。よって、本案は否決いたしました。 お諮りいたします。 「意見案第1号、ボンバル機の安全運行に関する意見書」について採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松田達夫) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 ただいま意見案が議決されましたが、その条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松田達夫) ご異議なしと認めます。よって、整理を要するものについては、その整理を議長に委任することに決しました。 小休にいたします。              午後4時19分 小休              午後4時20分 正会 ○議長(松田達夫) 正会にいたします。 ただいま「議員提出議案第1号、四万十市議会委員会条例の一部を改正する条例」が提出されました。 お諮りいたします。 本案を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松田達夫) ご異議なしと認めます。よって、本案を日程に追加し、議題とすることに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松田達夫) 直ちに提案理由の説明を求めます。 北澤 保議員。 ◆9番(北澤保) 「議員提出議案第1号、四万十市議会委員会条例の一部を改正する条例」について提案理由を説明申し上げます。 本条例の改正につきましては、先程議決いたしました組織機構の見直しに伴いまして、常任委員会の所管する課名の一部を改正するものであります。 改正する内容は、産業建設常任委員会の所管する「農林水産課」を「農林課」に、「西土佐総合支所における産業課、林業課及び建設課」を「西土佐総合支所における産業建設課」に、教育民生常任委員会の所管する「西土佐総合支所における保健福祉課」を「西土佐総合支所における保健課」にそれぞれ改めるものでございます。 議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げて、提案の理由といたします。 ○議長(松田達夫) 以上で提案理由の説明を終わります。 お諮りいたします。 本案は、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松田達夫) ご異議なしと認めます。よって、本案は、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 お諮りをいたします。 「議員提出議案第1号、四万十市議会委員会条例の一部を改正する条例」について採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松田達夫) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 ただいま藤田豊作議員ほか9名から「決議案第2号、澤田五十六市長の辞職を求める勧告決議」並びに猿田 勉議員ほか12名から「決議案第3号、市長問責決議」が提出されました。 お諮りいたします。 本決議案を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松田達夫) ご異議なしと認めます。よって、本決議案を日程に追加し、議題といたしたいと思います。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松田達夫) 直ちに提案理由の説明を求めます。 藤田豊作議員。 ◆25番(藤田豊作) 「決議案第2号」、澤田市長の度重なる言動について、辞職を求める辞職勧告決議を提出いたします。 提案理由の説明を申し上げます。 澤田五十六市長は、去る3月1日に挙行されました高知県立幡多農業高等学校の卒業式に来賓として出席され、市民を代表して祝辞を述べた後、来賓席において、生徒代表が送辞や答辞を述べ、出席者の多くが感動し、涙ぐむ生徒もいた一番厳粛な式の最中に、不謹慎にも新聞を読み、市長のあるまじき態度により卒業式を台無しにし、卒業生がかわいそうと、学校関係者のみならず一般市民からも澤田五十六市長の非常識な態度に非難と怒りの声が多く寄せられておるところであります。 澤田五十六市長は、議会におきましても、居眠りをし、先程もしておりましたが、議員や政党を誹謗中傷し、そして再三再四抗議を受けて発言を取り消すことを繰り返し、昨年12月議会においては、厳しい質問をされると議員の名誉を毀損する発言をし、市長としてあるまじき言動であると議員の総意として、議長からこれが最後の注意であると厳しく反省を求めておりました。しかしながら、謝れば済むという態度、その後も一向に改めず、度重なる澤田五十六市長の言動は、もはや3万7,000市民の代表として市長の職にとどまることは容認できません。 今回の事件につきましては、市長は、本議会開会前に陳謝はいたしましたものの、議事録には記載されておらず、陳謝の気持ちをあいまいにしていると言わざるを得ないのであります。 特に当市といたしましては、医師の退職や大学への引き揚げによる医師不足は市民病院の存亡に関わる危機的状況であり、市長のこうした姿勢や品性が極めて重要な時期であり、掛かる市長の度重なる言動について、もはや改悛されるとは期待はできず、速やかに辞職するよう強く勧告するものであります。常識のある議員の皆さんのご賛同方をよろしくお願いいたしまして、提案理由の説明といたします。 以上であります。 ○議長(松田達夫) 続いて、猿田 勉議員。 ◆24番(猿田勉) 「市長問責決議」の提案理由の説明を行います。 先の幡多農業高等学校卒業式において、挨拶に出席した澤田四万十市長が、式典のさなか、新聞を閲読していたことが新聞紙上で報道された。来賓として招待されていた市長が、式典中紙面に目を向けていたことは、市長という公人の振る舞いとして誠に遺憾な行為である。 また、最近の四万十市議会における市長の適切でない発言に関しても、取り消しを申し出るという行為が問題になっていた。 このような市長の行為から、市政の混乱を招き市民にまで影響を及ぼしている以上、この混乱に終止符を打ち、初心に返り、市民の負託に応えていかなければならない。 よって、四万十市議会は、澤田五十六四万十市長に対し、自らの行動の責任を問うと共に自覚を促し、反省を求め問責するものである。 以上、決議する。議員各位のご賛同、よろしくお願いします。 ○議長(松田達夫) 以上で提案理由の説明を終わります。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております本決議案は、質疑、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松田達夫) ご異議なしと認めます。よって、本決議案は、質疑、委員会付託を省略し、採決することに決しました。 これより「決議案第2号、澤田五十六市長の辞職を求める勧告決議」について討論に入ります。 先に、本決議案に反対の議員。 宮崎 努議員。 ◆1番(宮崎努) 「決議案第2号、澤田五十六市長の辞職を求める勧告決議」に反対の立場で討論申し上げます。 市長、私は四万十市議会の一員として約1年経ちましたが、出席させていただいた定例会の中で何度も不適切な発言とその取り消しが繰り返され、政治の世界に期待と理想を持ち、支持者の皆さんの応援のもと選挙戦を戦い、参加させていただいたこの場がこんなものなのかと、正直そんな思いです。情けないです。 幡多農業高等学校での一件は、決して簡単に許されるものではないと思います。四万十のトップの立場にあるにもかかわらず、人の心を土足で踏みにじるような行為であり、その場にいた教員・保護者、そして生徒達の怒りは当然のことながら、新聞を見て知った市民もあきれております。真摯に反省していただくことを心より申し上げます。 しかしながら、本件は四万十行政の執行に係るものではなく、辞職を求めることが果たして適当なのでしょうか。我々議員がなすべきこと、議会の本来の役目は、行政の執行に対するチェックが一番大きな仕事ではないでしょうか。澤田市長が市長として適格か不適格かの判断は、市民の皆さんが直接の選挙によって、2年前、前回決められました。例えば、その任期中に何らかの失政・不正・汚職、そんなことがあった場合には、初めて我々議会は市長に対して辞職を求めるものではないでしょうか。 もう一度申し上げます。我々は、市政執行のチェック機関ではないですか。その立場で市民の皆さんの方を向いたとき、今市長を辞職させ、約2,000万円もの税金を使って市長選挙を行うことに意味があるのでしょうか。選挙の争点は何でしょう。その選挙において出馬される候補者の方は、私は失言はしませんとか、式典で新聞を読みませんとかで選挙を戦うのですか。そんな選挙にお金を掛ける程四万十は裕福なのでしょうか。それとも、行政執行以外のことを理由に選挙戦に持ち込み、その上で行政執行についての論点にすり替え、前回の選挙をもう一度やり直すということですか。 市民病院、少子・高齢化の対策、財政健全化など、今早急に議論しなければならない問題がたくさんあります。特に、私が再三申し上げております市民病院の問題につきましては、相当に厳しい平成19年度予算案が提出され、一時の猶予もない状態です。これを夏まで放置すればとんでもない事態を招くことが予想されます。そんな状況下で、今市長に辞職を求めるのでしょうか。確かに、関係者のお怒り、また市民感情はご理解申し上げます。しかしながら、真に四万十の将来を考えて、市民の皆様にとって何を今一番すべきかを考えたとき、私は辞職を求めることには反対の立場をとらざるを得ません。 これらを踏まえて、辞職を勧告するという議会の責任をもう一度再考いただき、議員各位の冷静なる判断をお願い申し上げまして、反対の討論とさせていただきます。 ○議長(松田達夫) 次に、本決議案に賛成の議員。 黒石栄一議員。 ◆7番(黒石栄一) 私は、澤田市長の辞職を求める辞職勧告決議に賛成の立場で討論をさせていただきます。 先程、反対の討論で宮崎議員の方からかなり失望したとかかなり厳しい発言が、全部メモはできなかったんですが、そういうのが出ました。ただし、執行に関わることではないから、だからこれは辞職まで求めるのは議員はどうかということがありましたけれども、私はそういう問題ではないと思っております。つまり、過去の議会で何度も注意をしてきた訳です。それで、議長が何度も言ったり、呼び出したりをして市長に注意をしてきました。そして、問責決議が出てきますから、絡んできますので触れますけれども、今までにも反省を求めてきたんです。それをただ問責決議という形にしてないだけなんです。それは与党議員の皆様方の、何とかここは今回はこれでということでそれぞれ折れてきた。確かに、私達野党の人間が言うと、市長選挙で負けたから、思いどおりにならないから辞職に持っていったらいいんじゃないかという市民もおると思います。 しかし、そうではなくて、この大変な時期だからこそ辞職を求めて市長を辞めることになったら混乱するじゃないか、それはそんなもの出す議員の責任じゃないかというような、僕は宮崎さんの反対討論はそう聞こえましたけども、そうではなくて、じゃこんな問題をそもそも引き起こしたのは誰なんですかと。新聞を読む、見るか閲覧するか、私も現場を見た訳じゃありませんけれども、私が考えるならば、携帯電話を持ち込んで鳴らしたときに、慌てて切るのか、そうじゃなくて、はい、もしもしと電話に出てしまうのかの違いぐらいあると思います。新聞を持って、事前にまあ会が始まる前にちょっと目を通したかったからというて持って入ったとしても、それを式典のときに見るというようなことは想像がつかないです。 確かに、今の四万十市政は大変な時期です。だからといって、市政が混乱するから、非常に残念だと、私は思いをして議員に出てきたのに非常にこんなことが続いて残念だと言っておきながら、しかしそういう市長であっても市政混乱を避けるために続けてくれということであれば、トップなり議員なりが汚職だとか刑法犯に当たるようなことをしない限りは何にもこんな辞職勧告なんてされることはないということになると思います。確かにそういった混乱する面はあると思いますが、そういう混乱を引き起こしかねない澤田市長には、私は澤田さんは頭はいいと尊敬はしております。しかし、こういったことで謝ったらいい、そして最終的には議会も何となく終わるだろう、問責で反省を求め、混乱に終止符を打ちというふうになってますが、今まで終止符を打つために市長に注意をしてきたんではないのか。それでも終止符が打てないから、辞職をお願いする、ただそれだけです。 辞職勧告する議員にとっても、いろいろ言われるでしょう。たったこれだけのことで辞職勧告かと、そういうのもあるでしょう。しかし、それは分かってやっています。だからこそ辞職を求めるんです。たったこれだけのことじゃないんです。今までの経過を全部踏まえて考えた場合、もうこれ以上は猶予がないと。辞職勧告決議案が通りましたときに、拘束力はありませんので、澤田市長はそれをどう受け止めてやっていただけるか。それに、辞めることそのものよりも、そういう重みがあるものがあって、そしてそれを澤田さんがどう受け止めてくれるか、そういうことだと思います。もし辞めることを真に求めるならば不信任案です。しかし、不信任までのことではない。問責は駄目だ。問責以上不信任未満、辞職勧告でございます。それが私の考えです。 ということで、皆様方ご賛同をいただけますようよろしくお願いをしまして、私の賛成討論といたします。 ○議長(松田達夫) 次に、本決議案に反対の議員。 矢野川信一議員。 ◆6番(矢野川信一) 私は、澤田市長に対する辞職勧告決議までする必要はないという立場で反対の討論をいたします。 理由の第1は、正当な選挙で選ばれました市長が、その職を辞するか否かについては自らの行為の結果に基づきまして、市長本人がその責任において判断すべきものでありまして、多数の力によって決するべきではないという基本認識からでございます。 第2は、澤田市長は、幡多農業高等学校における新聞記事が掲載された後に、即日、3月8日に幡多農業高等学校に謝罪に赴いておりまして、同時に学校を通じて、卒業生・在校生・PTA・同窓会等学校関係者に対しましても謝罪をしておりまして、謝罪文を送っておりますし、反省の意をあらわしているところでございます。私が聞いた範囲によりましても、ほぼこの方々の了解を得ております。今議会の冒頭におきましても、市民各位に対しましても謝罪を行った訳でございますし、新聞等によりまして既に社会的な制裁も受けておることはご案内のとおりでございます。 議会は人を裁くところではございません。市政全般の繁栄のための議論の場でございます。私達は、市政を預かる市民の代表として、情緒論・感情論に押し流されることなく、四万十の未来を考え、健全な民主政治の発展を願うという立場に立ちまして判断すべきことを強く申し述べまして、反対討論といたします。 ○議長(松田達夫) 次に、本決議案に賛成の議員。 北澤 保議員。 ◆9番(北澤保) 私は、この辞職勧告決議に賛成の立場で意見を申し述べたいと思います。 その1つの理由は、先程宮崎 努議員の方から、議員の任務にない、このような言葉に聞こえる発言がありました。私は、確かに議会というのは、執行部のチェック機能も果たす、そういう役割があることは誰もが承知していると思います。その1つに、いわゆる議案審査、これは予算、これが一つの任務であると思います。2つ目には、執行、これはつまり決算、このチェック機能があると思います。ほいで3つ目には、その行政、市政が正しく市民の要望に応えているかどうか、このことを見定める、この任務が3つ目にあります。そういう立場から、私は、市長たりとも、我々議員も含めて、市民から批判される市政というのは、この議場だけではありません。議会の中だけでなくて、そして役所の中だけではありません。市民の模範となるべく、どの場でも襟を正す姿勢というのは持つべきだ、このことを申し述べておきたいと思います。 そして2つ目には、これはもう過ぎたことですからとりたてて言うことはなかったかもしれませんけども、この問題が新聞紙上に出されて、そして正会でない議会の前に取り消しの発言を市長は確かにいたしました。その後、通路でちょっと声を掛けられたときに、私は直接聞いた訳ではありませんけれども、市長の与党のある議員から、「謝ったからいいだろう」、こういう言葉をその投げ掛けた人に発言したということも聞きました。私は、こういった態度が、果たして謝ったら済む問題でしょうか。そういう面では、非常に市長の人格、品格に疑問を感じる一人であります。 そして3番目には、これまでの経緯、先程も提案の理由の中にもありましたけども、私も実は議運の委員長をこの1年間の中で2回、議長と副議長と、それから私3人が、最初は市長室まで出向いて厳重注意を申し上げました。それで、全員協議会、これは12月の全員協議会で強く辞任を勧告すべきだという声がありましたけども、私も議運の一人として、そしてまた全員協議会の総意として、今度は議長室へ呼んで、そして厳しく問責、そういう言葉をきちっとやるべきだということで2回目の申し入れをしました。そのときに市長は、「もう二度といたしません」。ここにおいでる議長も、もうこれ以上庇いません、庇うことができませんよ、次は厳しいそういう処置がありますよ、2回も述べております。私は、そのことを果たしてどの程度に受け止めておるのか。先程言った、謝ったからいいんだと、こういう態度では、私は、議員に対する、議会に対する侮辱ではないか、そのようにも受け止めております。 そして、先程矢野川議員の方から、出向いていってお断りの文書、それも出したということですが、先程の全員協議会の中でも言われておりましたように、私であれば、本当に反省する場合やったら手書きで、自筆できちっと断りの文章を書きます。それが機械で打たれ、そして自分のサインのところだけ自筆というのも、これは人それぞれが選ぶことですけども、果たしてそれが誠意として受け止められるのか。私は疑問符として残っております。 そして最後に、社会的制裁と言われました。先程、社会的制裁も受けたということでありますけれども、この社会的制裁の中には、新聞記事の中にもありましたように、議会に対する厳しい姿勢も問われておったと思います。私は、これは市長だけでなくて、議会の問題として受け止める、その立場から考えれば、私はただ単に断ったから、新聞に叩かれたから、それで社会的制裁を受けられたという行為ではない。これは先程も言いましたように、これまでも何回も私達が指摘し、そして議員からの非難も受け、そして市長はそのたんびに済いませんでしたという頭を下げております。これの繰り返しで果たして社会的制裁を受けられたということで済まされるのか。 それからもう一つは、これは感情的な部分に走ったらいかんという指摘がありました。まさにそのとおりだと思います。それから、予算の関係で、選挙をすると金が掛かると言いました。果たして今金掛けて、この誤った方向で停滞する四万十を改善するとするならば勇気を持って私はやるべき時期ではないか、そのように考えております。 したがって、非常に厳しい辞職勧告決議ではありますけども、私は市長自らが辞職することを求めながら、この辞職勧告決議に賛成するものでありますので、議員各位の賛同を是非お願いしたいと思います。我々の議員としての立場をしっかり市民に示していただきたいと思います。 以上です。 ○議長(松田達夫) 次に、本決議案に反対の議員。 他に討論はありませんか。 橋田家吉議員。 ◆18番(橋田家吉) 市長の辞職勧告に賛成をする討論をしなければならないことを大変残念に思います。情けなく思います。しかし、翻ってみますと、澤田市長は就任以来、何回も同じようなことを繰り返しておる。幾ら注意をしても一向に改まらない。これは、私は心の病の重さが原因でないかと、このように感ずるようになっております。その一つの事例として、私は昨年の6月議会において、篠原医師の退職を高知新聞で知りまして、その直後に市民病院の院長に状況の説明を聞きたいと思って30分間時間をとってくださいと、こういうようなお願いをしました。結果的に院長から2時間にわたって状況の説明を受けました。この院長の説明をもとにして私は6月議会に、市長の態度、発言によって医師が辞める、こういう事態になっていることを知りました。6月議会においてそのような私が調査した内容を説明しておるにもかかわらず、この議会においても、篠原院長だけに聞いてええかげんな話をするな、こういう市長は答弁をしております。2時間にわたって院長から聞いて、澤田市長は東洋医学の漢方医の診察内容を全然承知をしておらん。つまり、漢方医は問診に時間が掛かる。一人の患者に20分、30分掛かる。それで1日30人の患者さんを診ると晩の7時、8時になっておると、こういう状況も知りました。にもかかわらず、市長は、患者を50人にせよとか、80人の約束であったと、数字ばっかり話をして、これ以上澤田市長のもとで病院に勤めることは自己の人格までおかしくなってしまう、こういうことから、院長の発言によると、もう修復不可能な状態ですという説明を受けております。この議会においても、篠原院長からみんな離れておると、こういう指摘をしておりますけれども、実際に離れておるのは澤田市長から、医師団があなたから離れておるということじゃないですか。 毎年、今年は2億5,000万円の市民病院は赤字が出ます。これから医師確保の目途も全く立ってない。毎年2億5,000万円の赤字がこれから何年間かずうっと積み上がっていく。そんなさなかに庁舎の建築ばっかりを先駆けている。これらはまさしく現状をはっきり見てない。どっかに心の病があるからこういう言動をしたり、私が事実関係を確認して調べておるのにも、篠原医師ばっかりの話を聞いておるという全く事実に反する話を答弁して、調べもせん品位のない話をするな、こういう発言ですよ、今回も。いかに澤田市長の心の病の重さが象徴されておる現象であります。私は、このような状態で澤田市長が更にこのまま市長職にとどまるとするならば、私は本当に市民病院はもう絶対に存続し得ない、こういう状況にまで至ると思います。澤田市長が一日も早く辞めることが市民病院再建の第一歩であると、このように確信をしております。議員諸君の賛同を求めます。 ○議長(松田達夫) 議事の都合により、あらかじめ会議時間の延長を行います。 次に、本決議案に反対の議員。 他に討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松田達夫) 以上で討論を終了いたします。 これより本決議案について採決を行います。 この採決は記名投票をもって行います。 議場の閉鎖を命じます。              (議場閉鎖) ○議長(松田達夫) ただいまの出席議員数は25名であります。 投票札を配付させます。              (投票札配付) ○議長(松田達夫) 投票札の配付漏れはありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松田達夫) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。              (投票箱点検) ○議長(松田達夫) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。本案を可とする議員は白票を、否とする議員は青票を、点呼に応じて順次投票願います。 点呼を命じます。              (職員点呼、投票) ○議長(松田達夫) 投票漏れはありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松田達夫) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。              (議場開鎖) ○議長(松田達夫) 開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に宮崎 努議員及び黒石栄一議員を指名いたします。よって、両議員の立ち会いを願います。              (開  票) ○議長(松田達夫) 開票の結果を報告いたします。 投票総数 25票 これは先程の出席議員数に符合いたしております。 そのうち 賛成は、明神三幸議員、岡本和也議員、今城良和議員、黒石栄一議員、稲田 勇議員、橋田家吉議員、坂本圭子議員、藤田豊作議員、北澤 保議員、佐田久江議員、宮本博行議員。 以上、賛成11票であります。 反対は、白木一嘉議員、上岡礼三議員、宮地 昭議員、遠山道男議員、小出徳彦議員、勝瀬泰彦議員、渡辺 稔議員、矢野川信一議員、宮本幸輝議員、渡辺大東議員、岡村剛承議員、猿田 勉議員、中屋和男議員、宮崎 努議員。 以上、反対は14票であります。 以上のとおり反対多数であります。 よって、本決議案は否決いたしました。 小休にいたします。              午後5時2分 小休              午後5時5分 正会 ○議長(松田達夫) 正会にいたします。 次に、「決議案第3号、市長問責決議」については、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松田達夫) ご異議なしと認めます。よって、本決議案については討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 この採決は記名投票をもって行います。 議場の閉鎖を命じます。              (議場閉鎖) ○議長(松田達夫) ただいまの出席議員数は25名であります。 投票札を配付させます。              (投票札配付) ○議長(松田達夫) 投票札の配付漏れはありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松田達夫) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。              (投票箱点検) ○議長(松田達夫) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。本案を可とする議員は白票を、否とする議員は青票を、点呼に応じて順次投票願います。 点呼を命じます。              (職員点呼、投票) ○議長(松田達夫) 投票漏れはありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松田達夫) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。              (議場開鎖) ○議長(松田達夫) 開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に宮崎 努議員及び黒石栄一議員を指名いたします。よって、両議員の立ち会いを願います。              (開  票) ○議長(松田達夫) 開票の結果を報告いたします。 投票総数 25票 これは先程の出席議員数に符合いたしております。 そのうち 賛成は、矢野川信一議員、岡本和也議員、佐田久江議員、宮本幸輝議員、上岡礼三議員、宮地 昭議員、稲田 勇議員、渡辺 稔議員、白木一嘉議員、岡村剛承議員、渡辺大東議員、勝瀬泰彦議員、明神三幸議員、宮崎 努議員、今城良和議員、遠山道男議員、黒石栄一議員、宮本博行議員、北澤 保議員、小出徳彦議員、坂本圭子議員、中屋和男議員、猿田 勉議員。 以上、賛成23票であります。 反対は、橋田家吉議員、藤田豊作議員。 以上、反対は2票であります。 以上のとおり賛成多数であります。 よって、本決議案は可決いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松田達夫) 日程第4、各常任委員等の改組の件を議題といたします。 小休にいたします。              午後5時13分 小休              午後5時14分 正会 ○議長(松田達夫) 正会にいたします。 これより各常任委員等の選任を行います。 先に、常任委員の選任を行います。 お諮りいたします。 常任委員の選任については、委員会条例第7条の規定により、総務常任委員に小出徳彦議員、黒石栄一議員、松田達夫議員、渡辺 稔議員、稲田 勇議員、岡本和也議員、猿田 勉議員、藤田豊作議員、渡辺大東議員の9名を、産業建設常任委員に明神三幸議員、中屋和男議員、矢野川信一議員、北澤 保議員、白木一嘉議員、宮本幸輝議員、今城良和議員、岡村剛承議員、佐田久江議員の9名を、教育民生常任委員に宮崎 努議員、勝瀬泰彦議員、遠山道男議員、上岡礼三議員、宮本博行議員、宮地 昭議員、橋田家吉議員、坂本圭子議員の8名を、議会運営委員に中屋和男議員、矢野川信一議員、遠山道男議員、北澤 保議員、渡辺 稔議員、稲田 勇議員、猿田 勉議員、藤田豊作議員の8名をそれぞれ指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松田達夫) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたし……。              (「ちょっと待って」と呼ぶ者あり) 小休にいたします。              午後5時16分 小休              午後5時17分 正会 ○議長(松田達夫) 正会にいたします。 議会運営委員に指名をいたしましたが、一部訂正をいたしたいと思います。遠山道男議員と申し上げましたが、黒石栄一議員に訂正します。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松田達夫) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました以上の議員を常任委員並びに議会運営委員に選任することに決しました。 この際、議長において、委員会条例第11条第1項の規定により、委員長互選のため委員会を招集いたします。直ちに委員会を開き、正・副委員長の互選の結果を報告願います。 暫時休憩いたします。              午後5時19分 休憩              午後5時39分 再開 ○議長(松田達夫) 休憩前に引き続き会議を開きます。 委員長並びに副委員長の互選の結果を報告いたします。 総務常任委員長、渡辺 稔議員、副委員長、黒石栄一議員。産業建設常任委員長、白木一嘉議員、副委員長、今城良和議員。教育民生常任委員長、上岡礼三議員、副委員長、坂本圭子議員。議会運営委員長、稲田 勇議員、副委員長、矢野川信一議員、以上のとおり報告いたします。 お諮りいたします。 これより各委員等の選任、推薦に入る訳ですが、それぞれの委員等の選任並びに推薦の方法については、議長において指名いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松田達夫) ご異議なしと認めます。よって、各委員等の選任並びに推薦の方法については議長において指名することに決しました。 これより幡多中央環境施設組合議員並びに幡多中央消防組合議員の選任を行います。 お諮りいたします。 議長において、幡多中央環境施設組合議員に渡辺 稔議員、上岡礼三議員の2名を、幡多中央消防組合議員に渡辺 稔議員、白木一嘉議員の2名をそれぞれ指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松田達夫) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました議員をそれぞれの組合議員に選任することに決しました。 なお、この組合議員については議長がそれぞれ入ることとなっております。 次に、土佐西南大規模公園建設促進同盟会委員の選任を行います。 お諮りいたします。 議長において、土佐西南大規模公園建設促進同盟会委員に小出徳彦議員、矢野川信一議員、北澤 保議員、橋田家吉議員、今城良和議員の5名を指名いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松田達夫) 異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました議員を土佐西南大規模公園建設促進同盟会委員に選任することに決しました。 なお、この同盟会委員については議長が入ることになっております。 次に、四万十都市計画審議会委員の推薦を行います。 お諮りいたします。 議長において、四万十都市計画審議会委員に勝瀬泰彦議員、中屋和男議員、渡辺 稔議員、佐田久江議員の4名を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松田達夫) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました議員を四万十都市計画審議会委員に推薦することに決しました。 以上、今期定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。 閉会前に市長より挨拶の申し出がありますので、お聞き取り願います。 澤田市長。 ◎市長(澤田五十六) 閉会に当たりまして、皆さんにお礼を申し上げます。 今期の定例会は、追加提案させていただきました「四万十一般会計補正予算について」を含みます来年度の当初予算等53個の議案につきましてご審議の上、それぞれご決定をいただきましてありがとうございます。 また、本会議、議案質疑あるいは委員会等の審議過程でいただきました貴重なご意見、ご提言に対しまして感謝を申し上げます。 一般質問の中でも少し触れさせていただきましたけれども、先頃、日本経済新聞社が首都圏と関西に住みます30代から60代の約1万人の男女を対象にしまして移住希望先についてのアンケート調査を実施しております。その中で、中四国での具体的な希望先として、この四万十がトップという調査結果が出されております。魅力を感じる要素といたしましては、1番に自然環境、2番目として食の豊かさなどが挙げられておりまして、地域としてのブランド力があることが改めて示されております。 平成の大合併が一段落いたしまして、全国約1,800の市町村が横並びでスタートを切ったばかりでございます。財政的にはどの市町村も厳しい状況でございますけれども、ここで手をこまねいて守りの姿勢でいては地方都市は生きることができない大変な時代になっていると、私は危機感を抱いております。 このような中で、平成19年度を新しいまちづくり元年と位置付けまして、攻めの姿勢で最初からダッシュをかけていきたいと考えておりますので、どうか議員の皆さん方におかれましても、ご支援、ご協力をいただきますようお願いを申し上げます。 また、先程は各常任・特別委員会などの組織替えもございました。新しい組織でも、引き続き市勢の発展に取り組んでいただけますようにお願いを申し上げます。皆さんのますますの御活躍をお祈りいたしまして、ご挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(松田達夫) 以上で市長の挨拶を終わります。 これにて平成19年3月四万十市議会定例会を閉会いたします。 連日どうもご苦労さまでございました。              午後5時45分 閉会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                四万十市議会議長                四万十市議会副議長                四万十市議会議員                四万十市議会議員...