四万十市議会 > 2021-11-29 >
12月06日-01号

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  1. 四万十市議会 2021-11-29
    12月06日-01号


    取得元: 四万十市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-17
    令和 3年12月定例会         令和3年12月四万十市議会定例会会議録四万十市告示第102号 令和3年12月四万十市議会定例会を次とおり招集する。                     令和3年11月29日                        四万十市長  中 平 正 宏                    記1 期 日  令和3年12月6日2 場 所  四万十市議会議事堂         令和3年12月四万十市議会定例会会議録(第1日)                               令和3年12月6日(月)■議事日程  日程第1 会議録署名議員指名  日程第2 会期決定        諸般報告  日程第3 第1号議案及び第3号議案から第23号議案並びに諮問第1号及び諮問第2号        第1号議案 専決処分承認を求めることについて(令和3年度四万十市一般会計補正予算(第7号))        第3号議案 令和3年度四万十市一般会計補正予算(第9号)について        第4号議案 令和3年度四万十市国民健康保険会計事業勘定補正予算(第2号)について        第5号議案 令和3年度四万十市国民健康保険会計診療施設勘定補正予算(第4号)について        第6号議案 令和3年度四万十市後期高齢者医療会計補正予算(第1号)について        第7号議案 令和3年度四万十市と畜場会計補正予算(第1号)について        第8号議案 令和3年度四万十市介護保険会計保険事業勘定補正予算(第2号)について        第9号議案 令和3年度四万十市水道事業会計補正予算(第2号)について        第10号議案 令和3年度四万十市下水道事業会計補正予算(第1号)について        第11号議案 四万十市行政財産目的外使用に関する条例        第12号議案 四万十市公共用財産管理条例一部を改正する条例        第13号議案 四万十市行政組織条例及び四万十市職員定数条例一部を改正する条例        第14号議案 四万十市情報公開条例一部を改正する条例        第15号議案 四万十市立学校設置条例一部を改正する条例        第16号議案 四万十市国民健康保険条例一部を改正する条例        第17号議案 四万十市印鑑条例一部を改正する条例        第18号議案 四万十市駐車場条例一部を改正する条例        第19号議案 四万十市立まなび館条例を廃止する条例        第20号議案 字区域及び名称変更について        第21号議案 公施設指定管理指定期間変更について              (蕨岡生活改善センター)        第22号議案 公施設指定管理指定について              (四万十ふれあい家「カヌー館」、四万十市農村公園「四万十ひろば」、四万十市林業研修施設)        第23号議案 公施設指定管理指定について              (道駅「よって西土佐」)        諮問第1号 人権擁護委員候補者推薦につき意見を求めることについて(橋田まや)        諮問第2号 人権擁護委員候補者推薦につき意見を求めることについて(岡田志津)              (議案上程、提案理由説明)  日程第4 所管事項調査(令和3年9月定例会より継続調査)                 (各委員長報告)  日程第5 第2号議案        第2号議案 令和3年度四万十市一般会計補正予算(第8号)について             (議案上程、提案理由説明)                 (討論、採決)■本日会議に付した事件  日程第1から日程第5まで出席議員  1番 寺 尾 真 吾     2番 廣 瀬 正 明     3番 山 下 幸 子  4番 上 岡 真 一     5番 川 渕 誠 司     6番 松 浦   伸                 8番 大 西 友 亮     9番 西 尾 祐 佐  10番 垣 内 孝 文     11番 谷 田 道 子     12番 山 崎   司  13番 上 岡   正     14番 平 野   正     15番 安 岡   明  16番 川 村 一 朗     17番 小 出 徳 彦     18番 宮 崎   努  19番 白 木 一 嘉     20番 宮 本 幸 輝欠席議員  7番 酒 井   石出席要求による執行部側出席者職氏名  市長       中 平 正 宏        副市長      田 村 周 治  副市長      森 山   崇        総務課長     岡 本 寿 明  地震防災課長   山 本   聡        企画広報課長   山 崎 行 伸  財政課長     田 能 浩 二        市民・人権課長  川 崎 一 広  税務課長     村 上 正 彦        収納対策課長   加 用 拓 也  環境生活課長補佐 岡 村 むつみ        子育て支援課長  武 田 安 仁  健康推進課長   渡 辺 和 博        高齢者支援課長  竹 田 哲 也  観光商工課長   朝比奈 雅 人        農林水産課長   小 谷 哲 司  まちづくり課長  桑 原 晶 彦        上下水道課長   池 田 哲 也  会計管理者兼会計課長              市民病院事務局長 原   憲 一           福 原 宏 固  福祉事務所長   二 宮 英 雄        教育長      久 保 良 高  学校教育課長   山 崎 寿 幸        生涯学習課長   花 岡 俊 仁  保健課長兼西土佐診療所事務局長         産業建設課長   渡 辺 昌 彦           稲 田   修 職務ために議場に出席した事務局職員職氏名  事務局長     西 澤 和 史        事務局長補佐   桑 原 由 香  総務係長     武 内 直 樹                午前10時0分 開会 ○議長(小出徳彦) おはようございます。これより令和3年12月四万十市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日会議を開きます。 欠席届けが参っております。酒井 石議員、病気療養ため欠席、以上とおり報告いたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小出徳彦) 日程第1、会議録署名議員指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第78条規定により、議長において上岡真一議員廣瀬正明議員を指名いたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小出徳彦) 日程第2、会期決定を議題といたします。 会期日程について、議会運営委員会でご協議を願っておりますので、その結果について議会運営委員報告を求めます。 安岡 明議会運営委員長。 ◆議会運営委員長(安岡明) おはようございます。議会運営委員長報告を行います。 まず、今期定例会会期日程については、12月2日、委員会を開催し、協議をいたしましたので、その結果についてご報告いたします。 会期は、質問者が14名であり、一般質問期間を3日間として、本日から12月21日まで16日間といたしております。 日程等詳細については、お手元に配付とおりでありますので、ご参照賜りたいと思います。 続いて、所管事項調査について報告いたします。 12月2日の委員会では、議会だより原稿作成ため議事録作成ソフト及び執行部一般質問答弁書提出依頼について協議を行いました。 6月議会及び9月議会において、議事録作成ソフトトライアル利用を行った。自動作成された議事録を基に議会だより原稿作成を行った議員からは、とても速やかで参考にでき、非常によかったと好評であり、来年度から本格導入に前向きに検討していきたいということを確認いたしました。 しかしながら、今期定例会についてどうするか協議をした結果、これ以上トライアルは適当ではなく、議員や執行部によって対応が異なることないように、執行部作成した答弁書を可能な限り発言どおりに修正し、議員に提出していただけるように執行部に依頼するということに決しました。 なお、その他所管事項調査につきましては、引き続き閉会中継続調査にお願いすべきものと決しました。 以上とおり報告いたします。 ○議長(小出徳彦) 以上で議会運営委員報告を終わります。 お諮りいたします。 今期定例会会期については、議会運営委員報告とおり、本日から12月21日まで16日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) ご異議なしと認めます。よって、会期は16日間と決定いたしました。 この際、諸般報告をいたします。 9月定例会以降における議長事務報告及び議長が決定した議員派遣については、印刷としてお手元に配付いたしております。これによりご了承願います。 以上で諸般報告を終わります。             ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小出徳彦) 日程第3、「第1号議案」及び「第3号議案」から「第23号議案」まで並びに「諮問第1号」及び「諮問第2号」を一括議題といたします。 直ちに提案理由説明を求めます。 中平市長。 ◎市長(中平正宏) おはようございます。 本日、議員皆様ご出席をいただき、12月市議会定例会が開会できますこと、お礼申し上げます。 ご存じように、2年間にわたり猛威を振るっております新型コロナウイルスでございますが、昨日も東京都では20人と、24日連続で30人以下感染であります。 また、高知県では、昨日まで23日連続ゼロと、また四万十市を含む幡多地域におきましては、10月7日を最後に感染が確認されておりませんので、約2か月間感染ゼロという状況で大変落ち着いていると思いますけれども、ただ新型オミクロン株という新たな変異株がまた出て、世界で猛威を振るいつつあるようでありますので、より一層感染防止を徹底をしながら生活をしていかなくてはならないと思っているところでございます。 さて、今期定例会にお願いします議案は、専決処分承認議案で「令和3年度四万十市一般会計補正予算」1件、予算議案として「令和3年度四万十市一般会計補正予算」など9件、条例議案として「四万十市行政財産目的外使用に関する条例」など9件、その他議案では「字区域及び名称変更について」など4件で、合計23件となっています。この中で「第2号議案、令和3年度四万十市一般会計補正予算」につきましては、先議をお願いすることとしておりますので、よろしくお願いいたします。このほか「人権擁護委員候補者推薦」に関する諮問案2件、報告事項が7件となっています。 提出議案詳細については、後ほど副市長から説明いたしますので、私からは来年度予算編成考え方並びに9月定例会以降における主要課題等取組についてご報告いたします。 初めに、令和4年度予算編成方針について申し上げます。 国は、経済財政運営と改革基本方針2021において、新型コロナウイルス感染症甚大な影響により、デジタル技術を活用した働き方多様化、環境問題へ意識高まり、東京一極集中が変化する兆しなど、未来に向けた変化が大きく動き始めているとしています。このような国を取り巻く環境が変化する中、引き続き感染拡大防止に全力を尽くし、医療提供体制強化やワクチン接種を促進していくとともに、ポストコロナ持続的な成長基盤を確立するため、「グリーン社会実現」、「官民挙げたデジタル化加速」、「日本全体を元気にする活力ある地方創り」、「少子化克服、子供を産み育てやすい社会実現」4つを成長を生み出す原動力として推進し、経済社会構造転換を実現するとしています。 本市財政状況は、令和2年度普通会計決算では、実質収支が約3億9,000万円黒字となりました。歳入では、市税が約36億円と前年度に比べ約5,000万円減、地方交付税が約80億2,000万円で前年度に比べ約2億円増であったものの、自主財源割合は23.1%で前年度より6.6ポイント減少しており、感染症対策に係る国庫支出金増など要因があるとしても、地方交付税など財源に依存する構造に変わりはなく、依然として自主財源に乏しい状況であります。歳出では、義務的経費が約100億5,000万円で前年度に比べ約5億6,000万円増、投資的経費が約40億7,000万円で前年度に比べ約15億円増、その他経費が約129億2,000万円で、特別定額給付金約33億4,000万円など感染症対策経費により前年度に比べ約37億円増となっています。 今後財政収支見通しについては、新型コロナウイルス感染症影響が続いており、ワクチン接種等進展に伴う社会経済活動持ち直しが期待できるものの、今後税収が予測しにくい状況にあります。 また、歳出面においても、状況に応じ、的確な感染症対策費が必要となるとともに、引き続き社会保障関係経費負担は大きく、老朽化が著しい公共施設維持管理増加や本格化した大型事業などと相まって、令和4年度財政収支見通しでは約8億円近い収支不足が見込まれるなど、市財政環境は引き続き厳しい状況にあります。 このような厳しい状況下ですが、安全・安心な市民生活、市民サービス確保を最優先しつつ、あらゆる面で社会在り方が大きく変わる時代転換期にあることを強く意識し、図らずも新型コロナウイルス感染症影響により加速した働き方改革やデジタル化を積極的に推進するとともに、ポストコロナ、社会や価値観変化、地方回帰機運など、時代潮流を見据えた地方創生まちづくりを強く意識し、迅速かつ着実に施策を展開していく必要があります。 令和4年度予算編成においては、総合計画に掲げる市将来像である「人が輝き 夢が生まれる 悠久と躍動まち 四万十市」を実現するため、次5点基本方針に沿って取り組みます。 まず、基本方針1点目は、総合計画とまち・ひと・しごと創生総合戦略に沿った施策推進です。 四万十市総合計画に掲げる市将来像実現に向けて、次6つ基本目標を意識した予算編成に取り組みます。 1番に、自然と共生した安心で快適なまちづくり、2番に、にぎわいと住みやすさあるまちづくり、3番に、地域資源を活かした産業力みなぎるまちづくり、4番に、豊かな心と学びを育むまちづくり、5番に、健やかで笑顔ある支えあいまちづくり、6番に、協働で築く地域力あるまちづくり。 この基本目標に基づき策定しました後期基本計画に沿った施策構築を図るとともに、総合計画リーディング施策として位置づけた第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略に掲げる施策・事業について、ポストコロナや時代潮流変化を見据えた効率的な推進に取り組んでまいります。 2点目は、施策厳選と重点化です。 厳しい財政状況下ですが、市民生活を守り抜くことを最優先としつつ、活力ある地方創生実現に向けた施策を進め、緊急性と事業効果高い施策へ優先的・積極的に財源を配分いたします。このため、事業緊急性、事業効果を見据えた上で、優先順位を厳格に定め、不急新規事業については実施時期を見送るとともに、既存事務・事業廃止、見直し、合理化、効率化に努めてまいります。 3点目は、働き方改革とデジタル化推進であります。 働き方改革趣旨を踏まえ、慣例等にとらわれることなく、業務プロセスを含む事務事業見直しに取り組むとともに、自治体デジタルトランスフォーメーション推進に向け策定を進めている四万十市行政手続オンライン化計画に基づくデジタル技術積極的な活用により、業務効率化と市民利便性向上に取り組みます。 4点目は、公共施設適正な管理です。 平成28年度に策定した四万十市公共施設等総合管理計画基本方針並びに施設ごとに具体の管理方針を示した個別施設管理計画に基づき、適切な維持管理に努めるとともに、施設改修費用、維持管理コスト、利用状況等を考慮し、施設統合・廃止を含めた見直しに取り組んでまいります。 5点目は、持続可能な財政基盤確立です。 新型コロナウイルス感染症影響など、今後財政環境が不透明な状況中、健全で持続可能な財政基盤を確立するためには、不断行財政改革が必要です。第2次行政改革大綱に掲げる4つ重点項目を常に意識し、歳入確保・歳出抑制に積極的に取り組んでまいります。 続きまして、9月定例会以降における主要課題等取組についてご報告いたします。 まず、岩間沈下橋におけるインフラメンテナンス大賞受賞についてです。 このたび、本市岩間沈下橋復旧における取組が、第5回インフラメンテナンス大賞国土交通大臣賞を受賞いたしました。この受賞は、12月3日、国土交通省記者会見によるもので、県内では初となります。 インフラメンテナンス大賞は、国内社会資本メンテナンスに係る優れた取組や技術開発を表彰し、好事例として広く紹介することにより、国インフラメンテナンスに関わる事業者・団体・研究者等取組を促進をし、メンテナンス産業活性化を図るとともに、インフラメンテナンス理念普及を図ることを目的としています。 今回、メンテナンス実施現場における工夫、メンテナンスを支える活動、技術開発3部門で247件応募があり、各大臣賞・特別賞・優秀賞33件が決定いたしました。このうち本市岩間沈下橋取組は、メンテナンスを支える活動部門で受賞したもので、応募に当たっては、沈下橋と地域関わりや2017年11月V字沈下から本年4月全面復旧まで活動について積極的にPRしたところであります。 行政だけでなく岩間沈下橋を愛する地域と全国サポーターが一丸となり、市民活動や人材育成等インフラ機能維持に貢献したところが評価されたものと考えており、私といたしましても大変うれしく思うところでございます。この場をお借りいたしまして、岩間沈下橋復旧に際し、応援していただきました皆様には心よりお礼を申し上げます。本当にありがとうございます。 また、今回受賞は、清流四万十川と共に生きる本市が、インフラメンテナンスにおける新たな可能性を示唆し、メンテナンス取組意義や重要性普及啓発に寄与したものと考えています。今後もこの賞にふさわしい取組として、地域と協力しながら、清流四万十川景観・文化・日常を構成する岩間沈下橋を後世に残す活動を継続してまいります。 次に、新型コロナワクチン接種についてであります。 新型コロナワクチンは、現在80%以上方が2回目接種を済ませており、希望される方ほとんどが接種されたと考えています。3回目となるブースター接種については、2回目接種が終了して8か月を経過した方、当面18歳以上方を対象に実施することが示されました。このため、12月から歯科を含めた医療従事者及び薬局に勤務されている方接種を開始し、1月中旬には高齢者施設入所者等、2月中旬から在宅高齢者等を対象に接種できるよう準備を進めてまいります。 接種に当たっては、医療従事者等方は医療機関により接種調整をしていただき、高齢者施設入所者及び入院中方につきましては、市が医療機関等と調整して実施してまいります。 接種券については、接種可能となる月に合わせ順次送付をさせていただきますが、在宅65歳以上方につきましては、予約に係る負担を軽減するため、事前に意向調査を行い、市が接種日時を指定することを希望された方には、接種日時等を指定上、通知することとしております。 また、現在ワクチン接種対象となっていない5歳から11歳以下接種については、まだ情報が限られているところですが、国方針に従い、令和4年2月から接種できるよう準備を進めているところです。 1回目、2回目接種につきましても、希望される方が接種できるよう、医療機関協力下、引き続き予約受付を継続をし、接種体制を維持してまいります。 次に、商工振興についてであります。 現在、新型コロナウイルス感染症感染者も減少をし、明るい兆しも見えてきた一方で、コロナ禍による市内事業者へ影響は長期化しています。 このような中、本市では、ワクチン接種進展に伴う経済活動再開や行動制限緩和に対応するため、県が実施する高知家あんしん会食認証制度認証を受ける事業者を支援し、感染防止対策促進と市民や来市者が安心して飲食店等を利用できる環境をつくり、経済活動活性化を図ることを目的として、四万十市あんしん会食推進店応援金事業を実施しています。本市では、11月末現在で115店舗が県認証店として公表されています。 また、コロナ影響を受けた事業者経営安定、事業継続に必要な資金等を融通するために、限度額3億円、1企業当たり1,000万円を枠とする融資に対し、4年間利子補給と信用保証料を全額補給する中小企業振興資金制度を10月18日から実施しました。事業活動にコロナ影響を受け、当融資を活用したい事業者方が多く、10月21日には融資限度額3億円に到達したために、11月4日に限度額を5億円に増額し、対応しているところであります。 また、業績回復やウィズコロナ、アフターコロナを見据え、経営強化、持続的な事業運営、そして成長・拡大ために新たな分野で事業展開などにチャレンジしたい事業者に向けて、新事業開発事業費補助金を創設して支援してまいります。 次に、観光振興についてです。 観光分野におきましては、10月から、JRグループや旅行会社、観光関連団体等が協力をし、四国へ観光客誘客と地域活性化を目的に、「しあわせぐるり、しこくるり。~四国風・水・色を感じて~」と題して、四国デスティネーションキャンペーンが開催されています。 JR予土線では、本年7月より運行を開始したウルトラトレインや鬼列車など5つラッピング列車をまとめてYodosen Fun Fun Trainsと命名し、色とりどり個性豊かな車両が運行されており、当地域ならでは個性として、秋から冬にかけ移り変わる風景を演出しています。 また、JR四国と土佐くろしお鉄道共同企画により、土佐路東西200㎞を走破する高知県横断特急が12月21日、22日2日間、特別運行されます。その際には、中村駅におきまして、物販ほか、お出迎え、歓迎催しを行い、本市誇る特産品や自然景観をはじめ、四万十市観光魅力を発信、PRに努めていくこととしています。 そして、10月29日からは、はた旅クーポンキャンペーン第2弾も始まっており、問合せも多数いただくなど好評で、引き続き多く観光客皆様に来ていただくことで、市内消費喚起につながるものと期待しているところであります。 次に、防災行政無線戸別受信機整備についてです。 近年、全国的に大雨災害が激甚化・頻発化しています。本年も7月から8月にかけて、台風9号や前線影響などにより、全国各地で河川氾濫・土砂災害が発生し、多く人的被害・住家被害が発生しました。幸い、本市におきましては、大規模な被害は発生していませんが、今後も地球温暖化影響による気温・海水温上昇、それに伴う台風勢力巨大化、降雨量増加が見込まれます。 このため、国・県・市が連携をして流域治水や内水対策推進、迅速かつ確実な防災情報伝達体制確立、避難所機能強化など、引き続き取り組んでまいります。 その取組一つとしまして、昨年度より防災行政無線戸別受信機整備を進めています。 本市においては、現在、防災行政無線、IP告知端末、緊急速報メール、LINEなどアプリ、市ホームページを活用し、防災情報を発信しています。しかし、スマートフォンや携帯電話を使用されない方、主にご高齢方になろうかとは思いますが、そういった方々は防災行政無線が主な情報入手手段となっており、防災行政無線難聴対策はかねてから課題となっていました。 今回整備する戸別受信機は、各家庭宅内に設置し、防災行政無線と同じ放送が流れます。これにより、風雨強いときや窓を閉めた状態でも放送を聞くことができ、また放送された内容を聞き直すことも可能となります。 このたび、電波を送受信する中継局建設や戸別受信機製造などが完了をし、11月より戸別受信機設置を開始しました。現在、各家庭に順次設置を行っているところであり、来年3月には、希望いただいている全家庭へ設置が完了する予定であります。今回戸別受信機整備により、避難情報など防災情報がより確実に市民皆様に届くようになるものと考えています。 次に、文化複合施設整備についてであります。 8月から本格的に着手した文化複合施設建設工事は、現在くい工事を行っており、くい工事完了後、本年度中に基礎躯体工事まで完了し、来年度から地上躯体工事を行う計画で進めています。来年1月からは周辺市道整備を行う予定であり、周辺住民皆様には何かとご迷惑そしてご不便をおかけいたしますが、引き続きご理解・ご協力を賜りますようお願いいたします。 文化複合施設は、四万十市らしさや木よさが感じられる施設となるよう、館内天井や大ホール舞台等に四万十市産ヒノキ材を使用する計画であり、現在木材加工業務発注に向けた準備を進めているところであります。 一方、新施設の管理運営に係る準備業務としまして、本年度、施設設置条例制定に向けた使用料検討やプレ事業・開館記念事業、市民参加組織等について検討を進めています。これらについては、本年度、市民説明会を2回、市民ワークショップを3回行った中で多く意見をいただいており、今後これら意見を踏まえ、整備検討委員会で議論しながら、できる限り意見を反映できるよう努めてまいります。 次に、具同保育所移転改築についてであります。 具同保育所移転改築事業につきましては、10月と11月にそれぞれ地域住民と保護者を対象に事業概要について説明会を開催し、その中で要望やニーズ等をお聞きすることができましたので、その内容を可能な限り反映させながら、地域に愛される保育所を目指してまいります。 当事業においては、都市構造再編集中支援事業費補助金を活用することとし、当補助金交付決定後に用地購入や実施設計に着手する計画で、これまで国・県に対し、補助金申請協議や手続を進めていましたが、補助金交付対象条件には合致せず、最終判断として活用できないこととなりました。これら経過から、スケジュール見直しや財源更正等が必要となりましたので、本議会に関連する議案を提案させていただいています。引き続き、できる限り早期に安心して快適な保育ができる環境を整えることができるよう、令和5年秋頃開所を目指し、事業円滑な進捗に努めてまいります。 次に、幸徳秋水生誕150周年事業についてであります。 令和3年は、幸徳秋水生誕150年になります。本市では、平成12年に中村市議会にて幸徳秋水を顕彰する決議をして以来、市民皆様と協働し、様々な取組や情報発信機会をつくってまいりました。本年は、秋水生誕を記念する年であることから、市役所2階図書館に併設している幸徳秋水資料室全面リニューアルを行い、10月30日より新しい展示内容でオープンしています。 今回リニューアルでは、幸徳秋水を顕彰する会皆さんにご協力をいただき、秋水人生や業績をより分かりやすくお伝えできる内容に一新していますので、ぜひ足をお運び願いたいと思います。 また、郷土博物館においては、10月30日より来年2月22日まで、企画展「秋水からメッセージ」を行っています。この企画展では、秋水が直筆したものや執筆資料のみに限定をし、今回が初公開資料も展示されており、秋水優れた漢詩や迫力ある書に触れていただける絶好機会となっています。日本が急速な近代化を図りながら戦争に突き進んだ時代に、平和と平等、非戦を訴えた町偉人について、この機会に市民皆様にも知っていただきたいと思います。 次に、安並運動公園テニスコート改修についてであります。 安並運動公園テニスコートは、昭和52年完成後、経年によるひび割れ等老朽化が著しいことから、本年度、国社会資本整備総合交付金を活用し、改修することとし、先日、改修工事に係る指名競争入札により請負業者が決定いたしました。 改修内容は、現在5面ハードコートについて、浸水対策としてコート全体かさ上げを行い、砂入人工芝コート6面に拡張し、整備するもので、これから年度末にかけ本格的に改修工事が行われます。 改修完成後には、安心・安全で快適な施設利用が可能となり、さらなるテニス競技普及や大会等開催などへ市民利用が見込まれるほか、県外高校・大学などスポーツ合宿誘致にも取り組んでまいります。 次に、四万十市下水道審議会答申についてであります。 本年7月から11月にかけ、5回にわたり、四万十市下水道審議会を開催をし、四万十市公共下水道及び農業集落排水使用料につきまして審議いただきました。 現在経営状況や施設老朽化度合い、今後財政シミュレーションなどを総合的に検討していただいた結果、人口減少等による処理水量減少に伴う使用料収入減少及び施設老朽化対策や南海トラフ地震対策に多額費用が見込まれる中、安定した下水道事業を経営するためには、現行基本使用料と超過使用料を一律20%増額改定とすることが望ましい。また、実施時期については、新型コロナウイルス感染症などによる社会経済へ影響を十二分に考慮し、慎重に検討されたいと答申をいただきましたので、今後社会情勢を見ながら、慎重に時期を決定していきたいと考えています。 次に、新食肉センター整備についてであります。 新食肉センター整備に向けて協議を行ってまいりました、と畜方式及びと畜料金等設定について、このたび、と畜方式は「湯剥ぎ方式」、と畜料金等は「運営主体第三セクター経営が自立的・安定的に回る料金に増額」で、関係事業者と10月28日に基本合意書を締結いたしました。 また、と畜方式決定により、整備を進める施設概要は、豚のみを対象としたと畜場で、処理能力は1日当たり最大600頭、浄化槽は1日700tを処理する施設となります。 今後、県と市で、仮称ですが、四万十市新食肉センター整備推進協議会を設立をし、基本設計等発注、施設整備事業費精査、県及び市整備費負担割合協議、運営主体となる第三セクター設立支援及び経営コンサル等による運営シミュレーション検証等を行う予定であります。 次に、大学誘致についてであります。 学校法人京都育英館が当初10月に予定しておりました新学部設置届出について適否を相談をする事前相談ですが、令和4年度入学生から看護基礎教育改正による京都看護大学新しいカリキュラムについて、文部科学省承認が遅れていることを理由として、来年1月に提出することとなりました。 また、仮称ではありますが、京都看護大学四万十看護学部においては、看護技術を学ぶため実習棟となる旧中医学研究所改修工事についてですが、学校法人による旧中医学研究所実施設計が完了し、現在改修工事に係る指名競争入札ため指名通知発送準備が進められているところであります。 当初スケジュールから遅れている部分もありますが、下田中学校校舎・体育館改修工事及び新築工事に伴う実施設計については、地質調査や各種調査実施など、地域皆様ご理解・ご協力をいただきながら順調に進んでいるところであります。引き続き、相互連携協力により、令和5年4月新学部設置に向け、取組を進めてまいります。 次は、市民病院についてであります。 市民病院は、新型コロナウイルス第5波影響もあり、入院・外来とも患者数が落ち込んだことで本年度も厳しい経営状況が続いていますが、アフターコロナに向けて安定的な病院運営が可能となるよう、今後とも医師確保などに全力で取り組んでまいります。 このような中ではございますが、新たな医師採用についてめどが立ちましたので、ご報告をいたします。 消化器内科を専門とする佐々木紫織医師に、来年度から常勤ということで内諾をいただいておりますが、早速来月から週1回診療応援という形で市民病院で診察を開始していただく予定となっております。内視鏡検査など消化器系疾患診療に幅広く対応してもらうことで、市民病院診療機能充実に寄与していただけるものと期待しています。 最後に、機構改革についてです。 普通交付税合併特例措置終えんに対応できる地方公共団体として変革が求められる中、市政課題へ対応を強化し、将来に向けた取組をしっかりと前に進めていく必要があります。 そこで、限られた財源と人員を効果的に活用するとともに、より効率的・効果的な組織体制確立を図るよう、令和4年度から組織一部を改編したいと考えています。 主な内容といたしましては、負担公平性確保や財政基盤強化を目的に未収債権縮減を加速させるため、公債権・私債権について統一的な指導を行うよう、平成28年度に収納部門に特化した収納対策課を新設し、取り組んでまいりましたが、債権管理マニュアル整備等、統一的な取扱いが行えるようになったことから、課統合を行いたいと考えております。 また、より専門的に、より効率的に業務を遂行することを目的とし、選挙管理委員会事務局は、総務課から分離、再編いたします。 最後に、本庁各課等に事務集約が進んでいる西土佐総合支所保健課は、本庁各課等分室に再編をいたします。 なお、今定例会に組織機構見直し議案を提案しておりますので、よろしくお願いをいたします。 以上で来年度予算編成方針及び主要課題へ取組についてご報告を終わります。 ○議長(小出徳彦) 続いて、田村副市長。 ◎副市長(田村周治) それでは、私からは議案を順次ご説明させていただきます。 なお、「第9号議案」及び「第10号議案」につきましては、後ほど上下水道課長からご説明申し上げますので、ご了承ください。 まず、「第1号議案、令和3年度四万十市一般会計補正予算(第7号)」でございます。 これは、地方自治法第179条第1項規定により専決処分を行ったもので、同条第3項規定によりこれを議会に報告し、承認を求めるものでございます。 一般会計補正予算書(第7号)1ページをお開きください。 歳入歳出予算補正でございますが、2,310万円を追加し、歳入歳出予算総額を231億3,690万7,000円とするものでございます。 内容は、中小企業振興資金感染症対策特別分として、保証料補給、利子補給及び基金積立金を補正するもので、今年度10月補正で同様補正予算を計上しておりましたが、早い段階で融資限度額に達したため、限度額を引き上げ、融資を必要とする事業者を支援するものでございます。 なお、当該補正予算は、令和3年11月4日付で専決処分を行っております。 次に、「第3号議案、令和3年度四万十市一般会計補正予算(第9号)」でございます。 1ページをお開きください。歳入歳出予算補正でございますが、3億1,476万円を追加し、歳入歳出予算総額を236億9,295万3,000円とするものでございます。 次繰越明許費補正、債務負担行為補正及び地方債補正につきましては、6ページをお開きください。 第2表繰越明許費補正でございますが、金額変更が4件、追加が12件でございます。補正予算で対応した事業や入札不調によるもの、査定決定後適正工期が取れない災害復旧事業など、年度内完了が見込めない事業繰越しをお願いしております。 7ページをお願いします。第3表債務負担行為補正でございますが、追加が5件でございます。 管理型産業廃棄物最終処分場整備事業費負担金は、現在稼働中産業廃棄物最終処分場について、令和7年6月頃に満杯となる見込みであることから、新たに整備される最終処分場について、県下自治体で整備費用を負担するものでございます。 そのほか、それぞれ記載しております事項について期間を定め、限度額範囲内で債務負担行為を設定するものでございます。 8ページをお願いします。第4表地方債補正でございますが、借入額見直しによりまして、限度額を補正するものでございます。起債目的・限度額・起債方法・利率・償還方法は、それぞれ記載とおりでございます。 次に、歳出主なものをご説明いたします。 20ページをお開きください。3款2項7目児童措置費では、令和4年度から法改正に対応するため、児童手当システム改修等として98万4,000円を計上するほか、子ども・子育て支援見直しなどを行っております。 3項2目扶助費生活保護費8,702万5,000円補正は、主に医療扶助費増によるものでございます。 21ページをお願いします。4款1項4目感染症予防費では、新型コロナウイルスワクチン接種に係る3回目接種費用として3,684万4,000円を計上しております。 2項1目清掃総務費幡多広域市町村圏事務組合負担金1,080万2,000円補正は、幡多クリーンセンターにおいて、令和2年度ごみ搬入量実績により年間見直しを行ったものでございます。 22ページをお開きください。6款2項3目市有林整備事業費市有林整備635万7,000円は、各市有林保護組合に対して、造林木収益を分収契約に基づき支払うものでございます。 23ページをお願いします。5目林道維持費林道橋塗料成分調査220万円補正は、国ガイドラインに基づき、PCB成分含有調査対象となる林道橋3橋について、調査を実施するものでございます。 8款3項3目がけくずれ対策費3,000万円補正は、今夏豪雨により民家裏山等で2件崖崩れが発生し、擁壁等を整備するものでございます。 24ページをお開きください。9款1項4目防災費下田地区防災コミュニティーセンター整備725万4,000円補正は、地区避難所及び防災活動拠点として新たに整備するもので、実施設計費及び工事監理費を計上しております。 25ページをお開きください。11款災害復旧費1億5,974万9,000円は、7月及び9月豪雨による災害復旧費補正でございます。 16ページにお戻りください。歳入でございます。21款5項1目雑入令和2年度後期高齢者医療広域連合負担金返還金554万1,000円は、前年度事業精算に伴う返還金でございます。 そのほか、12ページから11款地方交付税以下、その他歳入につきましては、それぞれ歳出に見合う額を計上しておりますので、ご参照いただきたいと思います。 続きまして、特別会計補正予算書をお願いします。 1ページをお開きください。「第4号議案、令和3年度四万十市国民健康保険会計事業勘定補正予算(第2号)」でございます。 歳入歳出予算補正でございますが、1億6,491万3,000円を追加し、歳入歳出予算総額を39億2,258万1,000円とするものでございます。 9ページをお開きください。歳出でございます。2款保険給付費は、決算見込みにより1億6,491万3,000円を補正するものでございます。 8ページ歳入は、歳出に見合う県支出金などを計上しておりますので、ご参照ください。 11ページをお開きください。「第5号議案、令和3年度四万十市国民健康保険会計診療施設勘定補正予算(第4号)」でございます。 歳入歳出予算補正でございますが、402万8,000円を追加し、歳入歳出予算総額を4億7,762万5,000円とするものでございます。 19ページをお開きください。歳出でございます。1款総務費は、職員給与費見直しにより402万8,000円を補正するもので、18ページ歳入については、歳出と同額一般会計繰入金を計上しております。 23ページをお開きください。「第6号議案、令和3年度四万十市後期高齢者医療会計補正予算(第1号)」でございます。 歳入歳出予算補正でございますが、2,008万8,000円を追加し、歳入歳出予算総額を5億5,877万3,000円とするものでございます。 30ページをお開きください。歳入からご説明いたします。 第1款後期高齢者医療保険料1,068万5,000円補正は、決算見込みにより見直しを行ったものでございます。 3款繰入金、1項2目保険基盤安定繰入金180万5,000円減額は、保険料軽減額確定に伴い減額するもので、4款繰越金は前年度決算に伴う繰越金を計上するものでございます。 32ページをお開きください。歳出でございますが、1款総務費では、職員給与費見直しを行っており、2款後期高齢者医療広域連合納付金2,041万3,000円は、先ほど説明した歳入を納付するものでございます。 次に、35ページをお開きください。「第7号議案、令和3年度四万十市と畜場会計補正予算(第1号)」でございます。 歳入歳出予算補正でございますが、1,515万7,000円を減額し、歳入歳出予算総額を2億4,514万6,000円とするものでございます。 44ページをお開きください。歳出でございます。1款総務費1,515万7,000円減額は、職員給与費や燃料単価高騰に伴う燃料費、電気料見直しを行ったものでございます。 42ページ1款事業収入歳入につきましては、歳出に見合う額を計上しておりますので、ご参照ください。 47ページをお願いします。「第8号議案、令和3年度四万十市介護保険会計保険事業勘定補正予算(第2号)」でございます。 歳入歳出予算補正ですが、112万5,000円を追加し、歳入歳出予算総額を44億7,771万6,000円とするものでございます。 56ページをお開きください。歳出でございます。4款地域支援事業費112万5,000円補正は、会計年度任用職員給与費見直しで、54ページ3款国庫支出金以下歳入につきましては、歳出に見合う額を計上しておりますので、ご参照ください。 以上で補正予算説明を終わらせていただきますが、各会計末尾に給与費明細書を添付しておりますので、ご参照願いたいと思います。 次に、議案書12ページをお開きください。「第11号議案、四万十市行政財産目的外使用に関する条例」でございます。 これは、行政財産目的外使用につきまして、公園・道路など別に定めているものを除いて、条例を定めていないため、任意雑入として徴収するとともに、徴収に係る各課等取扱いが異なっている状況にあることから、新たに条例を制定し、統一的な取扱いを図るものでございます。 次に、「第12号議案、四万十市公共用財産管理条例一部を改正する条例」でございます。 これは、先ほどご説明しました「四万十市行政財産目的外使用に関する条例」制定に伴いまして、取扱いを混同することないよう、当該条例目的等を法定外公共物に限定したものとするため、所要改正を行うものでございます。 次に、「第13号議案、四万十市行政組織条例及び四万十市職員定数条例一部を改正する条例」でございます。 これは、市長説明要旨にもございましたが、限られた財源と人員を効果的に活用するとともに、より効率的で機能的な事務執行体制整備を図るため、令和4年度から税務課と収納対策課を統合するなど組織一部を改編することについて、所要改正を行うものでございます。 次に、「第14号議案、四万十市情報公開条例一部を改正する条例」でございます。 これは、当該条例第17条において、行政不服審査法に基づく審査請求が提出された場合に四万十市情報公開・個人情報保護審査会へ諮問を規定しておりますが、諮問を行った際にその旨を通知する対象者について、規定中に誤記がありましたので、所要改正を行うものでございます。 次に、「第15号議案、四万十市立学校設置条例一部を改正する条例」でございます。 これは、これまで下田中学校再編に関する経過を踏まえまして、現下田中学校を現下田小学校に移設する方針が確認・決定されたこと、併せて保護者、地域及び議会へ説明、さらにその後保護者・生徒へ意向確認を終えたことから、令和4年4月移設に向け、所要改正を行うものでございます。 次に、「第16号議案、四万十市国民健康保険条例一部を改正する条例」でございます。 これは、令和4年1月1日施行健康保険法施行令等一部改正に伴い、出産育児一時金金額が改正されるため、所要改正を行うものでございます。 次に、「第17号議案、四万十市印鑑条例一部を改正する条例」でございます。 これは、現在、令和4年4月から住民票写しや印鑑登録証明書コンビニ交付導入に向け準備を進めているところでありますが、コンビニ交付による場合、個人番号カードを使用して申請となるため、個人番号カードを用いて印鑑登録証明書申請及び交付を可能とする改正を行うものでございます。 次に、「第18号議案、四万十市駐車場条例一部を改正する条例」でございます。 当該駐車場につきましては、設置当初は時間制駐車等を見込み、平成9年4月より運営を開始しておりましたが、その後、利用状況や運営状況を踏まえ、利用方針見直しを図っており、現在は定期利用のみとなっていることから、利用状況に沿った規定に見直す等、所要改正を行うものでございます。 「第19号議案、四万十市立まなび館条例を廃止する条例」でございます。 これは、生涯学習を推進する地域拠点施設として整備したまなび館につきまして、平成30年度に同一敷地内に整備した学童保育施設と併用して学童保育を実施しておりますが、学童保育以外施設利用が減少していることから、施設管理の適正化を図るため、学童保育専用施設として位置づけることとし、当該条例を廃止するものでございます。 次に、「第20号議案、字区域及び名称変更について」でございます。 これは、平成28年12月2日付で事業施行決定となった三里地区県営土地改良事業実施に伴いまして、従来筆界が消滅し、字区域が不明確となったことから、新しく字区域及び名称を設定する必要が生じたため、変更を行うものでございます。 次に、26ページをお開きください。「第21号議案、公施設指定管理指定期間変更について」でございます。 これは、当該施設現在指定管理者である高知県農業協同組合中村東部出張所が、令和4年4月に実施される高知県農業協同組合支所等再編に伴い、規模が縮小されるため、施設維持管理に伴う事務が対応できなくなることから、指定期間を令和4年3月31日までに変更を行うものでございます。 次に、27ページ、「第22号議案」及び28ページ「第23号議案」は「公施設指定管理指定について」でございますが、一括してご説明させていただきます。 従来より指定管理者による管理を行っているこれら施設につきまして、本年度末をもって指定期間が満了することから、指定管理者を指定することにつきまして、地方自治法第244条2第6項規定に基づき、議会議決を求めるものでございます。 なお、議案関係参考資料にそれぞれ指定団体概要を記載しておりますので、ご参照いただきたいと思います。 次に、29ページ、「諮問第1号」及び30ページ「諮問第2号」「人権擁護委員候補者推薦につき意見を求めることについて」は、一括してご説明いたします。 令和4年3月末日をもって任期満了となる2人人権擁護委員の後任推薦につきまして、「諮問第1号」橋田まやさん、「諮問第2号」岡田志津さんを新任として、いずれ方も人権擁護委員に適任と考えますので、この2人推薦に当たり、意見を求めるものでございます。 なお、議案関係参考資料にそれぞれ経歴等を掲載しておりますので、ご参照いただきたいと思います。 以上で私から提案理由説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(小出徳彦) 続いて、池田上下水道課長。 ◎上下水道課長(池田哲也) それでは、私ほうから「第9号議案」及び「第10号議案」についてご説明をさせていただきます。 まず、「第9号議案、令和3年度四万十市水道事業会計補正予算について」ご説明させていただきます。 お手元令和3年度四万十市水道事業会計補正予算書をお願いします。 1ページをお開き願います。第1条、令和3年度四万十市水道事業会計補正予算は、次に定めるところによるものでございます。 第2条、収益的収入及び支出うち収入補正でございますが、1款3項特別利益を713万6,000円増額し、補正後事業収益を7億9,809万4,000円とするものでございます。 特別利益増額理由といたしましては、県道出口古津賀線拡幅工事に伴う土地売却及び構築物移転補償によるものでございます。 次に、支出補正でございますが、1款1項営業費用を645万2,000円増額し、補正後事業費用を7億4,851万6,000円とするものでございます。 営業費用増額理由といたしましては、県道出口古津賀線拡幅工事に伴い、道路予定地にある構築物撤去が必要となっておりますので、撤去業務を委託するものでございます。 2ページをお開き願います。第3条、債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額補正でございますが、現在、単年度ごとに業務委託契約を締結している水質検査業務について、契約事務効率化及び受託者雇用安定化等を図るため、令和4年度から令和6年度まで業務委託契約を締結するに当たり、令和3年度中に事業者を選定する必要があることから、1億20万円範囲内で債務負担行為を設定するものでございます。 3ページ目以降、実施計画、説明書等を添付しておりますので、ご参照いただきたいと思います。 以上で「第9号議案」説明を終わらさせていただきます。 続きまして、「第10号議案」、令和3年度四万十市下水道事業会計補正予算書をお願いします。 1ページをお開き願います。第1条、令和3年度四万十市下水道事業会計補正予算は、次に定めるところによるものでございます。 第2条、債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額補正でございますが、現在、単年度ごとに業務委託契約を締結している公共下水道施設運転管理業務について、契約事務効率化及び受託者雇用安定化等を図るため、令和4年度から令和6年度まで業務委託契約を締結するに当たり、令和3年度中に事業者を選定する必要があることから、1億6,980万円範囲内で債務負担行為を設定するものでございます。 以上で「第10号議案」説明を終わらさせていただきます。 ○議長(小出徳彦) 以上で提案理由説明を終わります。             ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小出徳彦) 日程第4、令和3年9月定例会より継続調査所管事項調査を議題といたします。 本件に関し、各常任委員報告を求めます。 先に、松浦 伸総務常任委員長。 ◆総務常任委員長(松浦伸) それでは、総務常任委員長報告を行います。 令和3年9月定例会において、閉会中継続調査となっております所管事項調査ため、11月24日に委員会を開催しましたので、その結果についてご報告いたします。 初めに、中村まちバス拡大エリアにおける乗降者数について企画広報課から説明を受け、調査を行いました。 令和2年10月からバス停を13か所増設し、その拡大エリアにおける令和3年9月までトータル乗降者数は1,808人で、下田分岐や安並団地バス停で多くご利用いただいているとことでございました。 委員から、「地区等から要望によりエリアを拡大したにもかかわらず、乗降者数が少ないところについてどう考えるか。」と質疑があり、執行部から、「市民へ周知が十分でないことも一因ではないかと思うので、区長会等を通じ、さらに利用お願いをしていきたい。」と答弁がございました。 また、「希望があれば、さらなるエリア拡大も考えてほしい。」と意見には、「ほか公共交通機関と兼ね合いや運転手不足、車両追加による財政負担増加等問題もあり、現段階において拡大を行う考えは持ち合わせていない。」と答弁がございました。 続いて、公式ホームページリニューアル進捗状況について企画広報課から説明を受け、調査を行いました。 知りたい情報へ容易にたどり着けるよう、サイト構成やカテゴリー分類見直し等作業は終了した。現在は、サイト構造やデザイン等設計調整中である。市職員に対しては、主に係長職が参加し、リニューアル概要、移行管理作成方法等について研修会を行った。現在は、ホームページに掲載されているページを対象に、移行有無、カテゴリー分類選択を各課で作業しており、今後は各課で作成した移行管理内容を精査し、業者による移行作業、職員による確認作業等を行い、2月中旬操作研修会を経て、3月23日にリニューアルしたホームページを公開する予定とことでございました。 続いて、ウェブ会議環境整備事業進捗状況について企画広報課から説明を受け、調査を行いました。 従来、ウェブ会議専用ノートパソコンがなく、画面が狭く見づらい、画質が粗い、離れた位置では音声が聞き取りにくいといった課題が生じていた。今回、ウェブ会議専用ノートパソコンを10台整備し、50インチ大型テレビやモバイルプロジェクターを導入、画質よいウェブカメラやマイクスピーカー等も購入したとことで、機器導入後貸出実績は、週平均18回とことでございました。 次に、所管事項報告を受けました。 まず、衆議院議員総選挙等における誤記載投票所入場券発送について、選挙管理委員会事務局から報告を受けました。 入場券を印刷する際、外字が正しく表示されなかったため、確認ために直近四万十市長選挙のデータを用いて1枚試し刷りし、その入場券を誤って発送してしまったとことで、今後は確認作業を徹底し、再発防止に努めるとことでございました。 次に、大学誘致推進事業について、企画広報課から報告を受けました。 校地校舎整備については、旧中医学研究所改修工事実施設計が完了し、指名通知発送を予定している。下田中学校については、9月にボーリング調査を実施し、その後ラムサウンディング試験を行い、そのほか内外壁改装調査やアスベスト・PCB調査等を12月末までに行う予定とことでございました。 令和4年度入学生から、指定規則改正により新カリキュラムで看護基礎教育が開始されることについて、文部科学省承認が遅れており、当初10月に提出予定であった事前相談を来年1月に提出するとことでございました。 また、下田中学校校舎及び体育館を学校法人に貸与するに当たり、内閣府へ地域再生計画認定申請を行った。認定結果は11月末予定で、認定を受けた場合は、国庫納付金返還が免除され、文部科学省へ承認手続は不要となるとことでございました。 委員から、「中医学研究所備品移動作業は完了しているか。」と質疑があり、執行部から、「10月中に完了している。」と答弁がございました。 続いて、まち・ひと・しごと創生総合戦略進捗状況について、企画広報課から報告を受けました。 まず、今年6月に発表された令和2年度国勢調査速報値を基に、国内・県内・市内人口について報告を受けました。四万十市人口は3万2,719人、まち・ひと・しごと創生人口ビジョン戦略人口と比べるとマイナス0.25%で、ほぼ戦略人口に近い形で推移していること等、人口移動状況などについて説明を受けました。 次に、四万十市産業状況等については、県内景況感や県内・市内生産・消費・雇用状況、新型コロナウイルス感染症対策などについて説明があり、新型コロナウイルス感染症感染拡大以降、景況感はマイナスが続いている。コロナ感染状況により、産業状況もかなり影響を受けており、今後も予断を許さない状況であるとことでございました。 続いて、総合戦略4つ基本目標進捗状況について説明を受けました。 基本目標1「地産外商により安定した雇用を創出する」では、農林水産業分野は、担い手減少や高齢化が進んでいるが、生産や販売拡大、資源量回復などため取組を継続していることや新商品開発など新たな取組を行っていること、また商工業観光分野では、新型コロナウイルス感染症影響が大きく、売上げや観光入込客数などが大きく落ち込む中、新型コロナウイルス感染症対策事業実施やコロナ禍で制約はあるが、セールス活動などを継続しているとことでございました。 基本目標2「新しい人流れをつくる」では、社会動態推移について説明があり、移住促進業務については、昨年度は対面による相談対応自粛などにより登録者数が減少していたが、今年はコロナ以前水準まで回復しており、引き続き移住・定住支援に努めていくと報告がございました。 基本目標3「若い世代結婚・妊娠・出産・子育て希望をかなえる」では、自然動態がマイナス294人という昨年度状況ほか、出会いきっかけ応援事業など結婚支援や子育て支援取組状況について説明があり、基本目標4「地域に合った小さな拠点をつくり、まちと連携により市民くらしを守る」では、大川筋地区で集落活動センター設立に向けて進捗状況やあったかふれあい事業取組等について説明を受けました。 また、第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略関連事業計画変更等に伴い、KPI目標値及び具体的事業追加、記載内容変更をするなど、改定を行ったと報告がありました。 なお、その他所管事項調査につきましては、引き続き閉会中継続調査にお願いすべきものと決しました。 以上とおりご報告いたします。 ○議長(小出徳彦) 以上で総務常任委員報告を終わります。 続いて、宮本幸輝産業建設常任委員長。 ◆産業建設常任委員長(宮本幸輝) 産業建設常任委員長報告を行います。 令和3年9月定例会において、閉会中継続調査となっておりました所管事項調査ため、11月26日に委員会を開催しましたので、その結果についてご報告いたします。 まず、無電柱化進捗状況について、まちづくり課から説明を受け、調査を行いました。 今年5月に策定された国無電柱化推進計画において、令和3年度から5か年で約4,000㎞新たな無電柱化に着手するという目標が設定された。これらを踏まえ、9月に開催された四国地区無電柱化協議会高知地方部会で、国道439号を含む緊急輸送道路4路線を高知県第8期無電柱化計画に位置づけることが議決され、11月4日付で策定された同計画において、令和7年度までに無電柱化に着手する予定路線として正式に位置づけられた。 ただし、無電柱化具現化には、四国内で実施路線配分調整、電力・通信事業者と調整が必要となる。このため、今年度中に開催される四国地区無電柱化協議会において、四国第8期無電柱化推進計画選定路線に位置づけられることが重要となってくる。この計画に国道439号無電柱化が明記されれば、事業化が確実となるとことでございました。 委員から、国道439号以外路線無電柱化予定について質疑があり、執行部から、「無電柱化については、低コスト化が図られてはいるが、まだまだ高額な費用を要するため、関係機関へ働きかけや国土交通省意見交換中で、さらなる低コスト化に向けて新たな地中化方式など手法検討をいただいている状況である。」と答弁がございました。 次に、森林経営管理制度に係る幡多地域広域組織について、農林水産課から報告を受けました。 森林経営管理制度は、経営管理が行われていない森林について、市町村が森林所有者委託を受け、経営管理することなどにより、林業経営効率化と森林管理の適正化を促進する目的で行われている。現在、四万十市には約1万6,000ha未整備森林があり、林業経営に適さない森林は、所有者意向を受け、市が自ら管理を行うこととなる。森林経営管理制度における取組は市町村共通事項が多く、業務効率化、負担軽減につながる幡多広域組織立ち上げを検討しており、来年5月設立を目指しているとことでございました。 次に、外国人日本語支援事業(日本語教室(サロン)設置)について、観光商工課から報告を受けました。 幡多地域では、外国人技能実習生が増加しており、また今後さらに増加することが見込まれている。このため、外国人受入れ体制を整え、外国人就労推進を図ることを目的に、日本語教室を設置する。教室は、日本語のみを使用した1対1で学習を基本とし、学習前にレクリエーションを取り入れる。また、教室とは別に地域住民と交流会を設ける等、外国人が参加したくなる仕組みをつくっていく。教室開始時期については、来年4月を予定しており、今年度は日本語ボランティア養成講座実施や日本語教室参加者募集等、開設に向けた準備を進めるとことでございました。 委員から、「今後、日本語教室を経た外国人方はどんな仕事に就くか。」と質疑があり、執行部から、「就職につなげるというよりも、技能実習生中には日本語でコミュニケーションが困難な方も多いため、日常会話ができるレベルに引き上げることで、本市で生活に困らないようにするが目的一つである。」と答弁がございました。 次に、新食肉センター整備事業進捗状況について、農林水産課から報告を受けました。 と畜方式を湯剥ぎ方式とすること及び現行よりと畜料金等を増額することについて、関係業者と合意が完了した。今後は、県と市が同じ方向で新食肉センター整備を円滑に進めるため、協議会を設立し、整備事業費精査や整備費負担割合協議、基本設計等発注などを行っていくとことでございました。 また、この協議会設立によって、基本設計等に関して県から補助が受けられるようになるとことでございます。 次に、四万十市下水道審議会で審議結果について、上下水道課から報告を受けました。 令和3年7月21日付で、四万十市下水道審議会に諮問した四万十市下水道事業及び農業集落排水事業に係る使用料適正化について、11月25日に開催した第5回審議会において答申案がまとまり、11月30日に市長へ答申を行う予定となった。答申概要は、下水道事業等は重要なライフラインであり、施設維持と水処理ためには健全な事業経営が望まれるが、今後人口減少による下水道使用料減と施設老朽化・耐震化対策が必要な中、企業会計経営努力のみでは抜本的な解決には至らないことが想定されるため、下水道使用料金等適正化が不可欠であるとものであり、使用料改定率については、現行基本使用料と超過使用料を一律20%改定することが望ましい。改定時期は、新型コロナウイルス感染症による経済的な影響等を十分に考慮し、慎重に検討されたいとしているとことでございました。 なお、その他所管事項調査につきましては、引き続き閉会中継続調査にお願いすべきものと決しました。 以上とおりご報告いたします。 ○議長(小出徳彦) 以上で産業建設常任委員報告を終わります。 続いて、上岡 正教育民生常任委員長。 ◆教育民生常任委員長(上岡正) それでは、教育民生常任委員長報告を行います。 令和3年9月定例会において、閉会中継続調査になっております所管事項調査ため、11月4日、22日及び30日に委員会を開催いたしましたので、その結果についてご報告いたします。 最初に、11月4日の委員会では、文化複合施設整備事業緞帳設置に関する先進地視察について、執行部から教育民生常任委員会に参加要請があった件について協議した結果、当委員会では視察に参加しないことと決しました。 続いて、11月22日に開催した委員会についてご報告いたします。 初めに、学校教育課から、学校再編後部活動等でグラウンド・体育館利用計画について説明を受け、調査を行いました。 再編先校部活動現状は、まず中村中学校について、運動系部活動で屋外を利用しているは4つ、屋内が5つ。屋外は主にサッカー部・野球部・陸上部が利用し、ソフトテニス部は男子が赤鉄橋下テニスコートを利用しているが、安並運動公園改修が年度内に終了すれば、新年度からは平日部活動はそちらで行うことができるようになる。屋内部活動は、武道館や体育館で行っているが、バレー部については、広さ関係から中村小学校体育館を利用させてもらっているとことでございました。 一方、中村西中学校については、屋外を利用しているは3つ、屋内が4つ。学校再編に伴い、卓球部・陸上部を令和4年度から新設する。屋外部活動は校庭と、ソフトテニス部は相ノ沢テニスコートを利用している。屋内部活動は、現在体育館を改修中なので、具同小学校や具同体育センターを利用させてもらっているが、新年度以降は自校体育館で行えるようになる。再編により新設する卓球部は、多目的ホールを活用する予定とことでした。 新年度から再編先校に通学するようになる再編元校生徒数については、中村中学校場合、現生徒数を合計すると27名だが、指定校変更などこれまで進学状況等を勘案すると、全員が純増するものではなく、約半数14名程度が再編により新たに中村中学校で増加する形になるではないかと見込んでいる。一方、中村西中学校は、45名生徒が増える見込みとことでございました。 委員から、「中村中学校グラウンドでは、サッカー・野球・陸上3つ部が活動し、今でも人数が多いが、再編でさらに人数が増えると安全面でどのように対策を取るか。」という質問に対して、執行部から、「安全面確保は当然必要で、それぞれ部活動中で練習時間・方法等を顧問先生同士で共有してもらっている。市内統一部活動ガイドラインでは、平日は2時間、水曜日は休み、また土日どちらかで3時間と定めており、時間調整や工夫、代わり練習場を確保しながら活動を行っている。」とことでございました。 次に、市民・人権課から、四万十市マイナンバーカード普及促進事業成果について報告がありました。 地域振興券使用期限であった今年6月30日現在マイナンバーカード交付状況は、申請率62%、交付率55.6%、直近11月1日現在では交付率57%。地域振興券換金状況は、市内全域で換金率97.5%で、以前四万十市プレミアム付商品券事業ときは、ほとんど小売店で使用されたが、今回は飲食店・宿泊施設で使用が伸びており、事業目的に沿った効果が一定得られたではないかとことでございました。 次に、環境生活課から、三里地区太陽光発電所設置不許可処分に関する取消し訴訟について報告がありました。 太陽光発電所合同会社2社から市に提出された三里地区へ工作物建築等許可申請について、いずれも不許可処分としたことに対し、さき2社が不許可処分取消しを求める訴訟を市に対して起こした。原告は、不許可理由水害・災害発生おそれ、住民説明会が行われていない等について異議があり、不許可処分は許可権限を濫用したもの主張しているとことでした。今後予定として、第1回口頭弁論が令和4年2月1日で、事実関係を含め争う予定と報告を受けました。 次に、子育て支援課から、具同保育所移転改築事業、土曜午後保育拡充、大学誘致に伴う下田小学校放課後児童クラブ運営について、それぞれ報告を受けました。 このうち土曜午後保育拡充については、現在、公立保育所土曜午後保育は3施設で行っているが、令和4年度から新たに愛育園を実施保育所として拡充するとことでございました。 次に、学校教育課から、学校再編状況について報告がありました。 下田中学校再編について、10月14日に取りまとめた令和4年度以降通学希望校調査結果では、下田中学校が現1年生5名、現2年生2名計7名、中村中学校に行かれる方が現1年生で3名、現2年生でゼロ計3名でございます。未定生徒が現1年生で1名、現2年生で2名計3名であったとことでございました。 次に、生涯学習課から、四万十市文化複合施設整備及び成人式について報告がありました。 このうち成人式について、令和3年度成人式を令和4年1月3日に西土佐ホールで午前10時から、また文化センターで午後2時から開催予定とことでございました。 また、民法改正により、令和4年4月1日から成人年齢が18歳に引き下げられることに伴い、令和4年度以降成人式対象年齢を協議した結果、当面これまでどおり20歳とするが、今後社会情勢や成人式ニーズが変わっていく場合は、変更についてアンケートを行うなど柔軟に対応していきたいとことでございました。 次に、11月30日に行った管内視察についてご報告いたします。 最初に、校舎増築、大規模改造が完了した中村西中学校を視察しました。鉄筋コンクリート造り3階建てで、教室内木質化、全てトイレを乾式化改修し、洋式トイレに変更、給食コンテナを運搬するためエレベーターも整備するなど、大変充実した学校環境となっておりました。体育館は現在改修中で、今年度に完成予定とことでございました。 次に、東山小学校で校舎老朽化状況を視察しました。築40年以上が経過しており、雨漏りため天井がひどく傷んでいる箇所が多数見られました。現在予算化している令和3年度に耐力度調査を実施し、建物劣化状況を把握した後、4年度に実施設計、5年度に改修工事流れとしたいとことでございました。教職員トイレが男女共同で校舎内に1か所しかないことから、早急に改善すべきではないかとの委員の質問に、執行部から、「改築予定が当面後年となる体育館に教職員トイレを整備したい。」と回答がありました。 次に、公私連携幼保連携型認定こども園ひかりこども園を視察しました。今年3月に完成したばかり園舎内は、広々と開放的で、子供たちは伸び伸びと過ごしておりました。ひかりこども園先生方からは、現在新型コロナウイルスため難しいが、状況が改善したときには、園と地域方々と交流事業も行いたいとおっしゃっておりました。
    ○議長(小出徳彦) 小休にします。                午前11時29分 小休                午前11時30分 正会 ○議長(小出徳彦) 正会にいたします。 ◆教育民生常任委員長(上岡正) すいません、1ページ飛ばしました。 それでは、続けていきたいと思います。 次に、健康推進課から、新型コロナワクチン3回目接種について報告がありました。 3回目接種スケジュールは、12月から医療関係者、1月中旬から入所・入院等高齢者、2月上旬から3月下旬にかけて在宅高齢者、その後、基礎疾患等、その他と順次接種を行う。3回目接種から予約方法を一部変更し、前回予約で混乱が生じた在宅高齢者うち65歳以上方については、市が接種日時、接種会場を指定して通知する方法を検討しているとことでございました。 次に、市民病院事務局から、医師採用予定について報告がありました。 令和4年4月から常勤で佐々木紫織医師に勤務いただけることになった。彼女は、高知大学医学部ご出身で、専門は消化器内科ということで、内視鏡検査等診療体制充実が図られるようになるとことでございました。 なお、その他所管事項調査につきましては、引き続き閉会中継続調査にお願いすべきものと決しました。 以上とおりご報告いたします。 ○議長(小出徳彦) 以上で教育民生常任委員報告を終わります。 これにて各常任委員報告を終わります。 田村副市長より、先ほど提案理由説明に関し、訂正申出がありますので、お聞き取り願います。 田村副市長。 ◎副市長(田村周治) 発言訂正をお願いいたします。 先ほど提案理由説明中で、人権擁護委員の推薦につきまして、「諮問第1号」「橋田まやさん」を「橋本まやさん」と言い間違えたようでございます。おわびして訂正をよろしくお願いします。 ○議長(小出徳彦) 以上で発言訂正説明を終わります。 議長において、発言訂正説明とおり訂正することにいたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小出徳彦) 日程第5、「第2号議案」を議題といたします。 直ちに提案理由説明を求めます。 田村副市長。 ◎副市長(田村周治) それでは、先議をお願いいたします「第2号議案、令和3年度四万十市一般会計補正予算(第8号)」について説明をさせていただきます。 1ページをお開きください。歳入歳出予算補正でございますが、2億4,128万6,000円を追加し、歳入歳出予算総額を233億7,819万3,000円とするものでございます。 9ページをお開きください。歳出でございます。3款民生費子育て世帯へ臨時特別給付金給付2億4,128万6,000円補正は、新型コロナウイルス感染症影響が長期化する中、子供たちを力強く支援し、その未来を開く観点から、0歳から高校3年生世代まで子供を養育している対象世帯に子供1人当たり5万円臨時特別給付金を給付するものでございます。 8ページにお戻りください。歳入につきましては、全額が国費で賄われますので、15款国庫支出金は歳出に見合う額を計上いたしております。 本議案につきましては、可能な世帯に対し、年内に支給できるよう事務を進めるため、先議をお願いするものでございます。 以上で提案理由説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(小出徳彦) 以上で提案理由説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑者は挙手により議長許可を得て発言願います。 質疑者はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) 質疑なしと認めます。よって、これにて質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております「第2号議案」の委員会付託については、会議規則第37条第3項規定により、これを省略したいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) ご異議なしと認めます。よって、「第2号議案」の委員会付託については、これを省略することに決しました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小出徳彦) お諮りいたします。 これより意見調整ため全員協議会を開きたいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) ご異議なしと認めます。よって、これより意見調整ため、全員協議会を開くことに決しました。 本会議を休憩いたします。                午前11時36分 休憩                午前11時38分 再開 ○議長(小出徳彦) 休憩前に引き続き会議を開きます。 お諮りいたします。 「第2号議案」については、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) ご異議なしと認めます。よって、「第2号議案」については、討論を省略し、採決することに決しました。 これより「第2号議案、令和3年度四万十市一般会計補正予算(第8号)」について採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案とおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案とおり可決いたしました。 以上で本日日程は全部終了いたしました。 なお、12月7日から12日まで休会、12月13日午前10時会議を開きます。 12月13日日程は、一般質問であります。質問者は12月8日水曜日、午前11時までに質問内容を文書により通告を願います。 念ため質問順位を申し上げます。 1番谷田道子議員、2番川渕誠司議員、3番山下幸子議員、4番上岡 正議員、5番大西友亮議員、6番山崎 司議員、7番川村一朗議員、8番上岡真一議員、9番寺尾真吾議員、10番松浦 伸議員、11番垣内孝文議員、12番廣瀬正明議員、13番西尾祐佐議員、14番安岡 明議員、以上質問者は14名であります。 本日はこれにて散会いたします。 どうもご苦労さまでございました。                午前11時40分 散会...