8:
◯福島一恵委員 まず、
鶴ケ谷四丁目
東公園内の
砒素の問題ですが、今年の1月の
委員会で御
報告がありました。11カ所で
調査したうちの1点で、
地下4メートルで検出された土の
砒素の濃度が高かったのですが、それ以外の地点では
調査は2メートルにとどまっている。もっと深くほかのところも掘って、現状がどうなのかを正確に再
調査すべきではないかということと、
原因究明もそういったことからできていくのではないかという、
質問というか
意見を述べさせていただきました。
その後こういう
対応をされる経過の中で、再度
平成8年11月、それから9年1月、10年1月の3回採取して
調査をなさったようですが、それ以降再
調査をされたのかどうか、まず伺いたいと思います。
9:
◯緑政課長 再
調査の件でございますけれども、その後
地下水につきまして再
調査をいたしまして、それで今回20センチから1メートル
程度の
掘削をすることを決めたところでございます。
10:
◯福島一恵委員 私としてはもっと
調査をしてほしいということで述べましたが、結局御
当局では
環境局と相談の上、
土壌の
調査というよりは
地下水の
調査でこういう
対応でいいんだという
結論を導かれたようですけれども、なぜそうなったのかという
原因の
究明には到達したのかどうか伺いたいと思います。
11:
◯緑政課長 いろいろ
調査いたしましたけれども、
原因究明までには至りませんでしたので、御
報告申し上げます。
12:
◯福島一恵委員 いろいろ
調査したといういろいろがあれば、もう少し詳しく伺いたいのです。いろいろ
調査したけれども結果的に大丈夫だと言われても、どういう
調査をされたのか、結局
地下水の
調査はしたけれどもあれ以上は
土壌をとって
調査はしなかったということだと思いますが、ほかにはどんな
調査をされたのでしょうか。
13:
◯緑政課長 申しわけございません。
従前の
調査と今回の
地下水の
調査だけで、
原因究明までには至らなかったということでございますので、御
理解いただきたいと思います。
14:
◯福島一恵委員 先日既に
新聞報道もされまして、その中で
近所の主婦というか女性の方からの、まだ非常に不安だというような御
意見が載っていました。やはり本当にこういう
対応でいいのかということと、それからなぜそういうものが検出されたのかについて未解明な
部分があるということで、
市民の
皆さん、御
近所の
皆さんからは御心配をいただくことになったと思います。本来であればもう少し
調査をしていただきたかったなと思いますが、御
当局が
環境局といろいろ
調査されてこういう
結論になったということなので、今回はまず受けとめさせていただきたいと思います。ただ、私個人としてはまだちょっとひっかかりは残しておりますが、次の
質問に移りたいと思います。
動物公園の
駐車場工事の問題について、さきの
委員会でお伺いをして
意見も述べさせていただいたので、重複は避けます。
今回は、この
工事によって1台1回につき400円と
有料になってしまった点についてですが、お買い物をする
町中のこの辺の
駐車場に比べれば、1日400円というのは確かにお手ごろかもしれませんが、これまでは
無料だったわけですよね。そういう
住民サービスを提供していたのが、ある意味で立派になったら
お金をすぐ取られるというところで、
市民の
皆さんからの御
理解を得ることが本当に大丈夫なのかなと思うんですけれども、
有料にした理由と今後
市民の
皆さんへ
理解を求めていくその方策について伺いたいと思います。
15:
◯緑政課長 八木山動物公園の
有料化でございますけれども、これまで空地や通路の
路肩部分を
利用いたしまして、また
緑地帯の
樹木間へ車を乗り入れることなどにより来
園者の便宜を図ってまいりました。
しかし、こうした形態によりまして、
駐車場の
利用につきましては
歩行者の
安全確保が十分でないこと、
繁忙期に
駐車場内での混乱を招きやすいこと、それから
緑地帯の
樹木を保全する必要があることといった問題が生じていたことから、整然とした
区画ごとに
駐車を
誘導することを目的といたしまして、
平成9年度から
駐車場の
整備事業を進めてまいりました。
このたびの
有料化につきましては、
駐車場の
利用者は
動物公園の来
園者に限られることから、今後
駐車場を良好な状態で
維持管理するために必要な
経費として
利用者にもその一部について応分の負担を求めていきたいと考えたところでございますので、御
理解いただきたいと思います。
今後、先ほども述べましたが、
市政だより、
看板等におきまして
周知に努めてまいりたいと思っておりますので、御
理解いただきたいと思います。
16:
◯福島一恵委員 前回も
お話をさせていただきましたが、ここには松林があり桜もあったりして、
周辺住民の
皆さんの憩いの場であり、それから
動物園で疲れてきた場合に木陰で休んだりということで、以前の方が潤えた、心憩う
環境だったのにという御
意見もありました。それが、
町中の
駐車場と同じようにアスファルトで固められてしまったということも含めて、いかがなものかという御
意見もこの前御紹介いたしましたが、それは重複しますのでこの辺にとどめたいと思います。
これからの
年間の
利用台数の
見込みはどれくらいで、1日1台400円で
収入というか
利用者に一部負担していただく
見込みはどれくらいなのか、試算されていたらお示しいただきたいと思います。
17:
◯緑政課長 収支予算でございますけれども、7月1日から
使用開始いたしまして、
駐車は2万7000台を
予定しており、約1,080万円の
収入を見込んでございます。支出といたしまして、
保守点検、保険、それから現在すべて舗装されておりませんで、
砕石舗装という形になってございますので、そういった
部分の
修繕費がかかるということもございます。そういった
経費が約1000万円近くかかると見てございます。
18:
◯福島一恵委員 大体は
駐車料金で賄えるだけの
維持管理なんだと、
ゲートは無人の
料金機を
設置するような
お話でしたので、
人件費は特にかからないということで、
年間1000万円
程度の
経費であれば
市民の
福利厚生と言えるかもしれません。
しかし、
動物公園のあそこの
駐車場に入るまで、混雑する時期はスムーズに入れるのかなという不安がまだ若干ありますけれども、そういった面では本当は
無料で開放していくべきだったのではなかったのかなと思います。
今後の
動物公園の
管理運営自体が
仙台市
公園緑地協会に委託されたばかりなので、これからの
運営も見ていきながら、今まで数十万の
市民の
皆さんが訪れた、
市民にとって一番愛すべき
施設であったということを壊さずに、
料金の問題、
環境の問題も加味しながら、やっぱり委託したからこうなったんだと言われないように御努力いただきたいなと思いますけれども、最後に
局長に所見をお伺いしたいと思います。
19:
◯建設局長 今
委員がおっしゃられましたように、そういう
財団法人の方にお願いをいたしまして、
サービス効果が上がるように今後も努めてまいりたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。
20:
◯大槻正俊委員 私も車で来るとあそこを通るものですから、どうしてもお聞きしておきたいことがあります。
細かい話で恐縮ですが、今までもちろん私も承知はしておりますが、何台と想定するのは難しいと思いますが、何台とめるように想定していたのですか。あと、今度とめる場合、
大型の
バスなどはどの辺に
駐車することを考えて
誘導されようとしているのか、この二つ、まずお答えください。
21:
◯緑政課長 従来いろいろ
駐車した
状況などを勘案しますと、現在の
図面で
駐車場になっている
部分につきましては、大体450台くらい
駐車されていたのかなと思われます。当然、今後も
ゴールデンウイーク等の特別な場合につきましては、こういった
駐車区画以外のところにも
駐車をしていかなくてはいけないと考えておりまして、それにつきましては
協会の方におきまして柔軟に
対応するということになってございます。
なお、第3
駐車場が
バスの
駐車場になってございます。
22:
◯大槻正俊委員 なぜこういうことをお聞きしたかというと、今まで無秩序というわけではないでしょうけれども450台とめられたのが、今回きちんとしたことによって386台しかとめられないということになると、
お客さんを入れるというのではかえって大変になったのかなと思います。
区画外に
誘導することになった場合は同じ
駐車料金なんでしょうか。この辺のこともまたスムーズにいかせないといけないと思うんですが、どうですか。
23:
◯緑政課長 区画外に
誘導するということになりますと、当然
誘導人員も必要になってまいります。そういったことにつきましては、
協会の方でもそれなりに
対応していきたいと考えているところでございます。
駐車料金につきましては、
区画外であってもやはり1台400円ということを考えてございますので、よろしくお願いしたいと思います。
24:
◯大槻正俊委員 お客さんからすれば、
動物園に新しく
アフリカ園が開園するとか、
大型の雨天の
体育場ができるとかというのは非常にいいことなんですが、
お金を取られるようになるのは大変なのかなと思います。ですからなるべく、とにかくスムーズにいくということだけは、これからも心がけていただきたいと思います。
それから、
バスをとめる際なんですが、
団体客がたくさん来て人が多く通るということからすれば、
駐車場の
位置も含めて
バスを
誘導する
場所がそこでいいのかどうかというのも、今ここでなくていいですので御検討いただいた方が──人の流れからして南側の入り口にすぐ行けるところの方が私はいいんじゃないかと思いますから、御検討いただければと思います。
一番問題なのは、
動物園の場合は込む日と込まない日がはっきりしています。例えばきょうみたいな天気で休日ということであれば確実に
渋滞します。それ以外で平日雨が降っているとほとんど人が入っていないという感じになります。問題は込んでいるときの
誘導ですが、
川内旗立線から来る、要するに
右折で
ゲートを入ってくる
誘導なんです。そこでかなり込んでしまうんです。
周辺の
道路事情もなかなか大変ですが、
動物園に遠くからいらっしゃる、例えば
南インターから来るにしても何にしても、向こうが
動物園という標識はあちこちにあるのは私も承知していますが、もう少しうまく
誘導して、ここはせいぜい10台も並べばもう
渋滞してしまいます。入るか入らないかじゃなくて、そこでまず1回目の
渋滞が起きてしまうんですね。ここの
誘導を、これから看板取りつけなどのときにぜひ考えていただきたいと思います。まとめてお答えいただいて結構ですので、今の件が一つです。
それから、
八木山市民センターの
利用者もかなりふえてきています。ですから、
管理事務所の職員の
皆さんも、当然
交替制勤務等いろいろありますから車で来るなということは絶対言いませんけれども、
動物園の方に持っていくとかも含めて
駐車の
体制とか、とにかくその辺をうまくやっていただかないと、
市民センターに来る
お客さんのとめる
スペースがなくなってしまうので、せっかくいろいろ
駐車の問題を考えているので、その辺も
整理をしていただければなと思います。
要望などもありますが、まとめてお答えをいただけませんか。
25:
◯緑政課長 大槻委員の
要望等につきまして検討させていただきたいと思います。
右折で入る
部分につきましては、やはりどうしても
渋滞のもとになるということを認識いたしまして、その辺の解消に向けて検討してまいります。
それから、
市民センターの
利用も考え、
八木山動物公園の
管理事務所の
駐車スペースもやはり
相乗り等を一緒に検討せざるを得ないかなと思いますので、検討してまいりたいと思います。
26:
◯建設局長 今回の連休のときに、私も
eco切符等を
利用させていただきました。やはり
自家用車より早かったようでございます。
実は私も
長町の駅の方から逆
方向に参りまして、
自家用車はやはり面前の
道路の方に
駐車しております。それをすいすい
バスの方が優先して行く。また、
天守台の方に行くにしても、ベニーランドの
駐車場に入るところの
誘導員がちゃんと
バスを
誘導し優先させておりました。
私たちの方も
公共機関を
利用していただきたいとPRをしていきたいし、また初めて
eco切符というようなこともいたしましたので、あのようなシステムを今後我々の方もいろいろ賛同していきたいと思っております。
それから、今いろいろな
誘導体制ということで、所長以下一生懸命になって今回の新しいところに
誘導して
回転率を高くするというようなことで努めさせていただきました。
また、今後
整備することにおいて、なお一層そういうような
回転率の
方向を図りながら邁進していきたいと思いますので、御
理解のほどお願いいたしたいと思います。
27:
◯委員長 以上で
報告事項関係を終了いたしました。
この際、
当局から
報告を受けた
事項以外で、皆様から何か発言がありましたらお願いいたします。
28:
◯建設局長 以前より
大内委員の方から御
質問を受けておりました、
海岸公園計画内に橋があることにつきまして、3月の
特別委員会並びに先月のこの
委員会におきまして懸案となっておりました件につきまして、その後の
状況につきまして
緑政部長の方から御
報告させていただきたいと思います。
29:
◯緑政部長 それでは、私の方から
海岸公園計画内にある橋につきまして、その後の
状況について御
説明いたします。
橋そのものにつきましては、
宮城県の
河川の
占用許可を得て
使用を行っていると、それから
占用許可は10
年間で
占用期間が切れるということでございまして、
継続使用の場合にはその
手続をとるということだそうでございます。そして、現在は
継続使用の
手続をとっていないため、台帳から抹消されているという
状況でございます。そしてまた、このような
状況の中で法的な
手続をとれるのかという
質問をしたのですが、こういうことにつきましては、現に使われているので今後とも詰めていきたいということでございました。そしてまた
宮城県といたしましても、
河川占用の
許可申請を出された時点のものにつきまして調べて、その後
申請者がどのような考え方で今後どのように持っていくのかということを聞いて、今後の進め方を
協議してまいりたいという
状況でございました。
今後は、
宮城県と
協議を続けるとともに、その
状況につきましては随時御
説明をいたしてまいりたいと考えております。
30:
◯大内久雄委員 御努力に感謝をいたします。
ただ問題は、間もなく
海水浴場が開設をされるわけでありますから、
当局においては
関係当局と連携をよくしながら、
海水浴客に対する事故がないように万全の
体制で臨んでいただきたいと申し上げて終わります。
31:
◯委員長 ほかになければ、これをもって
協議会を閉会いたします。...