主な質疑の概要について御
報告いたします。地方消費税交付金の増額と物価高騰の関係性について。人にやさしいまちづくり条例による寄附金が多い理由と、その内訳について。たばこ税の収入の増額要因とたばこに関する市の考え方について。文化芸術振興基金の財源、使途及び今後の課題について。高齢者配食サービス事業費が減額となった理由と利用人数、対象者数の把握、新規事業者選定についての地域包括支援センターとの意見交換と見直し内容について。認知症検診推進事業の委託の実績とその評価、事業目的の確認、
令和4年度の事業周知と受診促進の取組について。新型コロナワクチン接種事業委託費の印刷製本費の内訳と対象期間、今年度の接種にかかる総費用額について。出産・子育て応援事業の概要、事業開始日の判断、ギフトの内容、物品価格の市販価格との比較、都内の委託事業者数、遡及対象者へのアンケートと支援内容の違い、現金給付の可否と導入した場合の経費、場面別の面接の対象者と周知方法、今年度に執行予定の事業内容、予算の補助率と時期、庁内の連携とこれまでの事業との関連づけについて。幼稚園安全対策支援事業の対象となるバスの形態及び経費、幼稚園以外の通所支援・児童発達支援サービス事業者への適用について。出産・子育て応援事業に伴うシステム修正委託料の内容と導入するパソコンの台数について。学童クラブのWi-Fi環境の整備と運用状況、今後の取組について。都市農地保全支援プロジェクト補助金の概要と対象経費、減額補正となった理由について。旧市民会館関連事業費を繰り越す理由と跡地活用事業者との役割分担について。新型コロナウイルス感染症対策キャッシュレス決済ポイント還元事業における決済事業者の偏りについて。コミュニティバスの乗降調査の概要と今後の活用について。市営住宅解体工事の進捗状況について。東伏見駅周辺の連続立体交差事業の委託内容と皆減となった理由について。小中学校のバス借り上げ料の減額要因について。
以上で質疑を終結した後、討論を省略し、採決の結果、挙手全員で本案は原案のとおり可決されました。
次に、
議案第3号
令和4年度
西東京市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について御
報告申し上げます。
市民部長から、本
議案は、歳入予算を補正するもので、国民健康保険料を増額し、繰入金を減額するものとの補足説明を受け、質疑に入りました。
主な質疑の概要について御
報告いたします。国民健康保険料の徴収努力と現時点の徴収率の比較、平均保険料の増額要因について。国民健康保険事業運営基金の残高について。
以上で質疑を終結した後、討論を省略し、採決の結果、挙手全員で本案は原案のとおり可決されました。
次に、
議案第4号
令和4年度
西東京市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について御
報告申し上げます。
市民部長から、本
議案は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,038万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ51億8,043万7,000円とするとの補足説明を受け、質疑に入りました。
主な質疑の概要について御
報告いたします。後期高齢者医療保険料の全体の傾向と普通徴収が増加した理由について。
以上で質疑を終結した後、討論を省略し、採決の結果、挙手全員で本案は原案のとおり可決されました。
以上で本特別
委員会の
報告を終わらせていただきます。
4:
◯議長(
酒井ごう
一郎君)
報告が終わりました。
これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
5:
◯議長(
酒井ごう
一郎君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
初めに、
議案第2号の討論を行います。
まず、本案に対する反対討論の
発言はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
6:
◯議長(
酒井ごう
一郎君) 次に、賛成討論の
発言を許します。
7: ◯18番(
納田さおり君)
議案第2号
令和4年度
一般会計補正予算(第12号)に対し、賛成の立場で討論をいたします。
本補正予算(第12号)は、
令和4年度の最終補正となり、歳入歳出の総額からそれぞれ1億7,493万円を減額し、予算の総額を875億2,461万1,000円とするものですが、
令和5年度当初予算
審査を迎えるに当たり、市税と税連動交付金について留意すべき案件があるため意見を申し述べます。
まず、個人市民税の動向について。普通徴収は2億9,617万9,000円が増、給与特別徴収は6億2,407万6,000円の増となり、合計9億2,025万5,000円の増額補正となりました。大幅な増額です。普通徴収の収入見込額は36億3,111万4,000円となり、最終補正段階の過去最高額となりました。
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の
審査の際に、保険料の調定額が伸びている原因は所得600万円以上の被保険者数が増えていることだと分かりましたが、個人事業主やフリーランス等の納税義務者が増加傾向にある状況がうかがえます。同僚議員の話だと、シェアオフィスの普及等により就労形態が多様になり、ベンチャー事業も増加していることが指摘されておりますので、
西東京市がこれまで築き上げてきた創業支援事業をもっと深化させることで、さらなる税収増を見込んでいける可能性があることを指摘させていただきます。今後も普通徴収の動向を見守っていきたいと思います。
また、給与特別徴収に関しては、
令和4年度中に納税義務者数が約2,000人増加したとのことでしたが、総務省統計局の労働力調査における
令和4年中の就業者数の増加傾向に比例していると見受けられます。一般質問でも取り上げましたが、全国の就業者数は男性が12万人減少したのに対し女性が22万人増加しており、増加した2,000人の相当割合が女性であることが想定されます。そこで一般質問では、女性の就業支援の強化が市の担税力の強化に直結していることを強く訴えさせていただきましたが、特に介護従事者や
保育士等、女性が多く就労する業種では人材が不足しているため、これらの分野で働く女性たちを支える取組は、人材不足解消と担税力の強化の両面から効果的なものであると考えております。
これまで伝統的性別役割観に基づく家庭の責任の重視や、社会保障経費の増要因になるということから敬遠されがちだった介護従事者や
保育士の給与改定による抜本的な処遇改善は、雇用や収入の安定を多くの女性たちにもたらし、女性たちの消費によって経済の好循環が発生し、ひいては安定した税収に結びつくことをもっと戦略的に検討していくべきであると考えております。
本日3月8日は世界女性デーでありますが、この由来は1904年、米国のニューヨーク市で参政権のない女性労働者たちが労働条件の改善を求めてデモを起こしたことが由来となっております。しかし、119年経過した現在も、日本における女性の非正規雇用率は53.4%、特に母子家庭の貧困が社会課題となっており、
令和2年の母子家庭の平均年収は推計で373万円と、子どもがいる世帯全体の半分以下の年収となっております。一方で、母子家庭自立支援給付事業の中で高等職業促進給付金を活用し、看護師等の専門職の資格を取得しながら経済的に自立して子どもを育て上げた女性たちもおります。自治体は、こういった母子支援のみならず数々のジェンダー施策も管轄しており、就業現場におけるハラスメント対策も含め、女性に寄り添った政策を進めることは、女性の生活の安定を促し、ひいては個人市民税の増収をもたらすということに関して、現実的な論点として様々な角度から検証していただきたいと市長に強く求めたいと思います。昨日の毎日新聞の報道では、「地方で「資源」
化される女性たち」というネガティブな論点もあったところではありますが、女性の人生を支えることのメリットという観点で施策を充実させていただきたいということを願います。
次に、税連動交付金の状況についてです。
予算特別委員会の説明では、
令和3年度に引き続き堅調な収入状況が示されました。実際、補正第12号時点の経常収支比率は96.3%と、昨年同月に比しまして3.4%改善している大きな要因になっていることが受け止められます。
歳入の第2款地方譲与税から第9款地方特例交付金まで8件の税連動交付金の合計額は65億5,446万2,000円となり、
令和3年度と比べまして10億8,683万3,000円の増額となっております。特に地方消費税の交付金、こちらは本補正によりまして5億8,300万円の増額補正となり、合計で47億3,000万円の増収となりましたが、これは
令和3年の最終補正に比しても7億3,400万円の増額となっております。コロナ後に向けて消費が緩やかに回復している影響のみならず、物価高騰が10%の消費税に反映されている、このことが大きな影響となっているのだと考えます。
消費税が8%から10%に増税されるとき、増額された財源は次世代育成事業の財源に活用していくことが国からも示されておりましたが、
西東京市が背負う責務というものもあると考えます。そこで、この財源を社会保障施策全般に充当しているとの答弁ではありましたが、しかしながら、増税と物価高騰によって得られた財源ということを重く受け止め、より効果的な市民益を生む事業に充当されるべきであると考えております。具体的には、増収分5億8,300万円のうち2億5,000万円を充当し、中学校給食の
無償化を実現することを求めます。
3月1日の公明党の代表質問における大林議員の子どもの学習費調査に関する関連質問では、小学生の教育費が平均35万円に対し中学生は54万円、1.5倍に跳ね上がっていることが示されております。中学生は制服や教材費のみならず、部活動、修学旅行、塾代など、学習費負担が大きくなることは、私も我が身に対しても実感しているところですが、給食費が学習費負担の1割に達しているということを鑑み、この負担を直接軽減する施策は、子育て家庭のみならず母子家庭、子どもたちの将来、様々な観点から大きな市民益にかなうと考えております。
消費税は所得に関係なく、子どもから高齢者まで全ての国民が平等に負担する税金であるという意義を踏まえ、次世代育成に直結する給食費
無償化の事業費に充当することは課税の意義にも合致していると考えております。ぜひ地方消費税交付金の財源を活用した中学校給食費の
無償化に取り組み、名実ともに「子どもがど真ん中」の
西東京市を実現していただきたいと強く要望いたします。
以上、意見を申し述べ、
一般会計補正予算(第12号)に賛成の討論といたします。
8:
◯議長(
酒井ごう
一郎君) ほかに討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
9:
◯議長(
酒井ごう
一郎君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。
これより
議案第2号
令和4年度
西東京市
一般会計補正予算(第12号)を採決いたします。
本案に対する委員長の
報告は可決であります。委員長の
報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
10:
◯議長(
酒井ごう
一郎君) 挙手全員であります。よって
議案第2号は委員長の
報告のとおり可決されました。
─────────────── ◇ ───────────────
11:
◯議長(
酒井ごう
一郎君) 次に、
議案第3号の討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
12:
◯議長(
酒井ごう
一郎君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。
これより
議案第3号
令和4年度
西東京市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。
本案に対する委員長の
報告は可決であります。委員長の
報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
13:
◯議長(
酒井ごう
一郎君) 挙手全員であります。よって
議案第3号は委員長の
報告のとおり可決されました。
─────────────── ◇ ───────────────
14:
◯議長(
酒井ごう
一郎君) 次に、
議案第4号の討論を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
15:
◯議長(
酒井ごう
一郎君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。
これより
議案第4号
令和4年度
西東京市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。
本案に対する委員長の
報告は可決であります。委員長の
報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
16:
◯議長(
酒井ごう
一郎君) 挙手全員であります。よって
議案第4号は委員長の
報告のとおり可決されました。
─────────────── ◇ ───────────────
17:
◯議長(
酒井ごう
一郎君)
日程第4、議員派遣についてを議題といたします。
お諮りいたします。
地方自治法第100条第13項及び
会議規則第168条の規定により、お手元に配付いたしました議員派遣についてのとおり休会日に議員派遣を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
18:
◯議長(
酒井ごう
一郎君) 御異議なしと認めます。よって議員派遣についてのとおり休会日に議員派遣を行うことに決しました。
お諮りいたします。
ただいま議決されました議員派遣について、変更を要するものについての措置は議長に委任していただきたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
19:
◯議長(
酒井ごう
一郎君) 御異議なしと認めます。よって議員派遣について変更を要するものについての措置は、議長に委任していただくことに決しました。
─────────────── ◇ ───────────────
20:
◯議長(
酒井ごう
一郎君) 以上をもちまして本日の
日程は全て終了いたしました。
本日はこれをもって散会いたします。
午前10時20分散会
発言が指定されていません。 ©
西東京市 ↑
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