◆
有村國俊 委員 県民の皆様が多数喜んでいただけるような方をしっかりと人選していただきたいと思います。
◆
大橋通伸 委員 式典基本計画から2つお尋ねします。
資料10ページの
おもてなし演技についてですが、
基本的な
考え方の
3つ目の丸、「
演技内容を統一し、
一体感のある
構成とします」とありますが、統一しというのは、
国スポも障
スポも全く一緒の
内容をされるかどうかをお尋ねします。
次に12ページ、
炬火についてですが、
説明では、各
市町の火を
一つに
集火、火を集めるという表現、御
説明でしたが、どこでそれを集めるのか、そして、どこから
開会式のセレモニーとなるのか、
会場の外からなのか、
会場に入ってからなのか、お尋ねします。
◎
横江 国スポ・障
スポ大会局競技・
式典室長 2点御質問のうち、まず1点目の障
スポと
国スポの
演技内容統一という
部分ですけれども、
基本的に、
演技内容によって演者が変わってくるということもありますので、大まかには、ほぼ同じような
構成で考えているところです。やはり今の時代ですとなかなか演者の
練習機会とか時間の
制約等もあります。ただ、
内容は充実させていきたいと考えているところです。
また、2点目の
炬火の
イベントの
集火祭との
関係ですけれども、各
市町でまず火を起こし、それをきっちりと火種として集めるという
部分です。実際にそれをどうするかというのは、我々の
式典に絡めて演出も実は考えているところですので、先ほどの
もてなし演技の
部分に少しコラボレーションするような格好でやるというのも
一つだと思いますし、
集火の映像を作って、それを
式典で流すということも具体に検討しているところです。イメージとしては、集めた火を、
式典で集約させるということで考えています。
◆
大橋通伸 委員 オリンピックのように
リレーというような形はとられないですよね。
◎
横江 国スポ・障
スポ大会局競技・
式典室長 過去の第56回国体のときは、
炬火リレーという形でされていましたが、ここ10年ぐらい国体では
炬火リレーという形ではされていないところです。代わりに、現在は各
地域の特色を生かした
炬火イベントという形でされている
状況で、我々も各
地域の特色を生かす形で実施していきたいと考えているところです。
◆
江畑弥八郎 委員 式典の
資料の4ページのところの
基本的な
考え方3つ目の「
環境に優しい
式典を目指します」ということですが、具体的にはどういう
内容なのかというのをお聞きしたいと思います。また、
資料13ページの各
競技会の表彰
式というところで、例えば
福井国体では賞状のほかに
副賞を用意されていたようですけれども、これは
競技が開催される
地域の
実行委員会が
地域の特色を生かした
副賞を決めていくという
考え方なのかをお聞きしたいと思います
◎
横江 国スポ・障
スポ大会局競技・
式典室長 まず、1点目の
環境に配慮した
式典の
考え方ですが、我々としては、
CO2の
削減につながるようにしていきたいということが
一つあります。例えば、先ほど申し上げましたが、
式典における選手、あるいは
式典の
出演者等の
負担軽減を目指すということは、人数の
削減、時間の短縮にもつながってくると考えております。それについては、輸送のバスを減らしたり、
仮設物の
削減にもつながってきますので、
CO2の
削減につながってくるかと思います。また、その
取組とともに、やはり
運営側も
参加者も
環境を意識した行動を取っていただくことが必要と考えており、
県民の
環境に対する
意識向上についても
式典の中で表現できるように今後進めていきたいと考えているところです。
また、2点目の
競技会の
副賞についてですけれども、県としては、これをしなさいというのは通常ありません。これから各
競技会の準備が本格的に
市町のほうで進められます。
競技団体や各
市町の思いによって、実際に
地域の
特産物を渡されたりするかと思いますので、県としても、
意見交換をしながら見守っていきたいと考えています。
◆
江畑弥八郎 委員 環境の
関係については、人を減らすだけでなく、もっと何か違うものをするのかなと思ったのでお聞きしました。これから詳細は検討されていくと思うのですが、やっぱりもっと特徴的な
環境に配慮したものを打ち出すべきかと思いますので、お願いします。
2点目の
副賞については、私どもの地元の彦根の
市議会議員の方も、例えば
彦根仏壇を生かしたものなど、その辺の話もよく聞かれますので、そこはできるだけ早めに対応していただければありがたいと思います。
◎辻
国スポ・障
スポ大会局長 1点目、
環境配慮につきましては、今、
式典の中での
議論をしておりますが、やっぱり
大会全体としてどのように
環境に配慮した
大会にするかという課題があると認識しております。具体的に、今年、栃木県では、
選手団の
ユニフォームを新しくされております。新しくするに際して、
ペットボトルの廃材を
利用して、
ペットボトルから再生した糸を使って
選手団の
ユニフォーム、スタッフのウエアなどを作るというような
取組をされておりました。我々の
ユニフォームももう大分長くなってきておりますので、そういうことも参考にしながら、
環境に配慮した
取組もやっていくようにしたいと考えております。
それから、
炬火の
イベントでは、点火の燃料を
環境に配慮した燃料を使うというようなことも取り組んでおられました。各県、大体2年前ぐらいに、そういうふうなメッセージ的なものを出しております。我々も、来年度どこかのタイミングで
環境配慮の
取組として、こういうことをやっていきますよというようなものを出したいと思っておりますので、その際にはまた御案内させていただきたいと思っております。
◆
江畑弥八郎 委員 滋賀県でも、菜種油を使って長年
市民活動をされていたりしますので、そういうものをぜひ活用していただければいいのかと思いますので、よろしくお願いします。
◆
本田秀樹 委員 開会式やいろいろな
競技があると思いますが、
会場が朝は何時に開いて、夕方は何時に閉まるのか、そこのところをお聞きしたいと思います。
◎
横江 国スポ・障
スポ大会局競技・
式典室長 まず、
開会式の例ですが、
会場は10時ぐらいから開いて、終わりが4時半になっております。
競技時間については、
競技によって異なり、例えば、朝も早く7時ぐらいに始まって、夜は遅く8時、9時ぐらいに終わるという
競技もあれば、通常の時間帯で終わるような
競技、
ボウリング競技のように民間の
施設を使用する
競技など、まちまちな
状況です。
◆
本田秀樹 委員 一般観覧者の方は車で来られると思いますが、その時間帯についてはもう示されているのですか。どのような
安全管理をしているのか、そこをお聞きします。
◎高木
国スポ・障
スポ大会局施設調整室長 開閉会式等につきましては、
基本的に
一般観覧者の方は、
公共交通機関を御
利用いただきたいということで、車での来場というのは考えていません。一般的には、
会場周辺は
交通規制等をかけて、車が入れないので、事前に
周知等を図っていくことになります。
◆
本田秀樹 委員 公共交通を使うということですが、彦根駅から
メイン会場に歩いて行かれるのに、いろいろなルートがあると思います。周りに民家もたくさんありますので、そこをしっかり示してもらわないと
苦情等が出たり、ごみなどいろいろ問題があるかと思いますけれども、そういうところはどう考えておられますか。
◎高木
国スポ・障
スポ大会局施設調整室長 今年度の栃木
大会で申し上げますと、最寄り駅から歩ける距離のところにあり、そこでは交差点ごとに警備員を配置され、誘導されておりました。そういったことも参考に、民家等のほうに入られないような管理はさせていただきたいと考えています。
◎辻
国スポ・障
スポ大会局長 補足
説明させていただきますと、御承知のとおり、彦根の総合
スポーツ公園周辺には民家がかなり多くあります。やはり多くの方が来られる
大会ですので、来場者が民家の中を通って、御迷惑をおかけするというのは、あってはならないと思っております。きちっとしたルートを来場者の皆さんには示したいと思っています。
基本的には、彦根城のお堀の南側から通っていただいて、連絡橋で入っていただきます。北側になりますと、すぐ横に民家がありますので、そちらのほうは、限られた方の通行としたいと思っております。周辺住民の方々には、
交通規制等、いろいろ御迷惑をおかけするかと思いますけれども、その辺は地元の
説明などを丁寧にやって、御理解をいただきながら、
大会準備を進めていきたいと思っております。
◆
桐田真人 委員 当日の仮設トイレについて、小さい子供がいる
関係で、要望になりますけれども、家族連れで
国スポを観覧されることもあると思います。子供を連れていくとき、特にこういう大きな
イベントのときには、子供用のトイレを物すごく心配しますので、それが
整備されているか、されていないかを事前に調査されて行かれます。
施設、仮設トイレとかの衛生
環境の
整備の良し悪しによって、来場者が行こうかやめようかというような動機につながる可能性も極めて高いと思います。できましたら、今の
段階で、仮設トイレにおいても、子供専用のトイレとかにも気配りしながら、配置を検討することが必要と思います。この
国スポ大会における姿勢を表していただきたいと強く思いますので、今の
段階で、子供用のトイレの仮設をする準備があるのかどうかについて、見解をお伺いしたいと思います。
◎高木
国スポ・障
スポ大会局施設調整室長 仮設トイレにつきましては、様々なものがあると思いますので、業者等から情報をいただきまして、配置をしてまいりたいと思います。今年行われました栃木
大会でも、多くの方が御使用いただけるような広い多
目的トイレとかも設置されておりましたので、いただきました御
意見も参考に、今後、
計画を立ててまいりたいと考えております。
○木沢
成人 副
委員長 会場等整備基本計画の5ページの
会場装飾の
考え方のところで、左の下にある写真は栃木
大会の歓迎のぼり写真だと思います。これは地元の中学生や高校生の手作りののぼりだったと思いますが、滋賀の
大会でも同じような形でのぼりを作成する予定をされていますでしょうか。
◎高木
国スポ・障
スポ大会局施設調整室長 会場装飾の中で、のぼり旗というのは、これまでの
大会でも、地元の小中学生や高校生が作っておられるということがありますので、本県もそれを参考に検討してまいりたいと考えております。
○木沢
成人 副
委員長 滋賀県のことだけではなくて、他府県の名物とか特徴のことを学ぶ良い機会になります。私も拝見させていただいて、大変個性的かつ学びを感じられるのぼりでありました。教育的な意味も含めて、しっかり取り組んでいただきたいと思います。
会場の飾り花でも、農業系高校の表現の場になるようにお願いしたいと思います。
それともう
一つ、栃木の場合は、選手の待機場所から
メインの
式典会場までの距離が非常に長かったです。その移動の動線に、こののぼり全部を順番に掲げられていて、滋賀県ののぼりはどこにあるのだろうみたいな感じで、
一つ一つをじっくり歩きながら見る仕掛けがありました。彦根の場合、割とコンパクトになっていて、全体の時間を調整するというようなことも考えると、これをゆっくり見てもらうための工夫をしっかり考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
◎辻
国スポ・障
スポ大会局長 のぼりに関しましては、私も見ていて、とても個性的で、多分いろいろ子供たちは調べた上で、その県の特徴的な絵を書いておられるのだろうなということが非常に感じられました。そういう勉強の機会であるのと同時に、選手からは、やっぱりああいうのぼりや激励の言葉があるのは、非常に勇気づけられるというような言葉も聞いたりします。今、効果的な配置についての御
意見をいただきましたけれども、我々の
施設はコンパクトですので、
式典会場のみならず、各
競技会場でものぼりがひらめいているような、選手を勇気づけるような形で配置したいと思いますので、御協力よろしくお願いいたします。
◆
松本利寛 委員 会場内の人の動線は出ているのですが、周辺に相当数の駐車場がありますよね。駐車場と車の移動の流れについて、周辺の
交通渋滞も含めてどう考えるのか、その
計画はまた別にあるのですか。
◎高木
国スポ・障
スポ大会局施設調整室長 輸送
交通につきましては、別途、輸送
交通の専門
委員会を立ち上げ、
関係者の方にも参加いただき、御
議論をいただいているところです。輸送
交通の
基本計画につきましても、今年度、整理をしているところです。今後、警察等とも調整をしながら、
会場外の
公共交通の整理につきましても、
計画等をしっかりとつくってまいりたいと考えております。
◆
松本利寛 委員 メインスタジアムの周辺、それから第3種陸上
競技場の東側辺りの駐車場全部に一般車を入れないという
考え方ですか。
◎高木
国スポ・障
スポ大会局施設調整室長 今のところ、
会場内の駐車場につきましては、一部
関係者で使用いただくということは考えておりますが、一般の方に御
利用いただくほどの十分なスペースがございませんので、一般の方の御
利用はないと考えております。
◆
松本利寛 委員 もし一般車が入るとすれば、周辺部も含めて相当な渋滞が起きる可能性があるので、そこは周辺
部分への渋滞に及ばないようなきちっとした車の流れをつくっていただきたいと思います。
○加藤誠一
委員長 開会式等、両方ともありますけれども、何千人規模を
想定されているのかを教えてください。
◎石野
国スポ・障
スポ大会局副局長 先般行われましたいちご一会とちぎ国体ですが、総合
開会式が一番観覧数、
参加者数が多かったということです。
競技場の中に入っているのが1万2,111人ということでした。選手、監督、
式典の演出者等々で4,000人、観覧席に入っておられる方が7,300人ということでしたので、そういったことを踏まえながら、滋賀県としてどれぐらいの規模感で実施するのかということを考えていく必要があると思います。
私どもの彦根の
会場は、一応観客席が1万5,000人という形になっていますけれども、ロイヤルボックスを置いたり、吹奏楽の方を配置したりということになりますと、おおむね8,000席ぐらい座席のスペースがあると試算しているところです。どれぐらいの仮設スタンドを作るのかといったことも含めて、今後検討していきたいと考えております。
○加藤誠一
委員長 先ほど仮設トイレの課題がありましたけれども、そこの
基本となる規模感がないと検討ができないので、できるだけ早くその規模をまとめたほうがいいのではないかと思いました。もう
一つは、
有村委員から
君が代の話が出ました。誰が決めるのかなどありますが、やっぱり
大会全体を通して
一体感を出すには、トータルで音楽といいますかBGMをコーディネートする人がいたほうがいいのではないかと思いました。これは検討をしていただければ結構ですけれども、
指摘をしておきます。
4 第77回国民体育
大会の結果を踏まえた
競技力向上
対策について
(1)
当局説明 南野
国スポ・障
スポ大会局競技力向上
対策室長
(2)
質疑、
意見等
◆
大橋通伸 委員 2点お願いします。1点目は、第70回和歌山
大会は24位ということで、これは近畿ということで力を入れられた結果だったのでしょうか、背景を教えてください。
2つ目、青年種別の新戦力の獲得についてです。例えば、ワールドベースボールクラシックだと大谷翔平がアメリカから帰ってきて日本の選手として活躍しますが、ふるさと選手に本県の
国スポで活躍してもらうときのルール、取り決めを教えてください。
◎南野
国スポ・障
スポ大会局競技力向上
対策室長 まず1点目の第70回和歌山
大会の結果ですが、開催県というのは予選が免除されます。この年は、和歌山県は予選免除でしたので、滋賀県、近畿に与えられるライバルが1県減っていることから、予選突破がしやすかったという傾向はあります。ただ、本選で入賞する必要があり、この年はカヌーがかなり大活躍しておりました。例年の倍ぐらいの点数を取っていましたし、アーチェリー
競技もたくさん入賞しており、そういうことが複合的になりまして、24位という結果になったものと考えております。
2点目のふるさと選手につきましては、現在、滋賀県の小学校、中学校、高等学校を卒業した選手であれば、県外に居住あるいは勤務をしておられても、ふるさと選手として出場いただくことができます。ただ、そのためには、ふるさと登録という手続を経ていただく必要があります。ワールドベースボールクラシックの事例をおっしゃっていただきましたけれども、まさに今、サッカーのワールドカップも同じように、日本代表では、ふだんは欧米のプロのトップリーグで活躍していただいている選手が、ジャパンの
ユニフォームを着て、日本の代表として活躍しております。まさに国体、
国スポでは、ふだんいろいろなところで活躍している選手が滋賀の
ユニフォームを着て、滋賀県の
県民の皆さんの声援を得て、大活躍していただく、そういうことと考えております。
現在、開催年のふるさと選手を112人と
想定をしており、先ほどの
資料にもありましたように、その所属元の実業団等に開催年での滋賀代表としての出場について折衝を始めているところです。
◆
松本利寛 委員 2025年をピークとして、そこに照準を合わせて、様々な
競技力の向上を図るのは分かるのですが、2025年が終われば、今のふるさと選手や企業招致の選手は次の開催県や、またその次の開催県に移動してしまいます。そうすると、全体として出場枠の減少も含めて順位が下がっていきます。振り返れば、その一時だけでは、滋賀県全体の
スポーツレベルの向上や
競技力の向上にはなかなかなり得なのではないですか。そういう意味からすると、2025年をピークとして、その年をどうするかというよりも、どういうふうに
競技力を上げて、それをどう維持していくのかという観点で、
県民の
スポーツの振興を図っていく準備をする必要があるのではないかと思います。そういう視点をどう考えておられるのか、お聞きしたいと思います。
◎南野
国スポ・障
スポ大会局競技力向上
対策室長 この
委員会でも以前からそういう御
指摘をいただいております。我々ももちろん2025年の目標を高く掲げて達成をしてまいりたいと思っておりますが、それだけではなくて、その後の滋賀の
競技力の維持、発展につなげていくことこそが
国スポの
競技力向上の
目的だと考えております。
スポーツ特別指導員、そのほか青年選手も滋賀に来ていただきます。もちろん選手のいろいろな意向もありますが、我々としては、一人でもたくさんの選手が滋賀に残っていただけるように、例えば
スポーツ特別指導員であっても、その
国スポでの期間、あるいは
国スポが終わった時点で、県内の企業で、あるいは、もし試験を突破していただけるのであれば教員、公務員というような形で滋賀に残っていただいて、選手を引退された後であっても、指導者として後進の指導に関わっていただけるような道筋をつけていきたいと考えております。
また、優秀な選手に滋賀に来ていただくことにより、その姿を見た周りの選手や指導者、あるいは子供たちのレベルアップもこの2025年までの機会に図れるのではないかと思っておりますし、そのレベルアップにつながるような
取組をしていく必要があると思います。このことも含めまして、2025年以降は、引き続きそのレベルを維持していくことこそが、
国スポに向けた
競技力向上の
目的であり、我々はそこをしっかり目指していきたいと考えております。
◆
松本利寛 委員 過去10年間の開催県が開催年に優勝したかどうかは別にして、その後にどういう順位、どういう水準になってきたのかということを見た上で、少し長期的に考えて、滋賀県としてどういうレベルに持っていくのかということをきちっと位置づける必要があるのではないかと思います。毎年、東京をはじめ大阪、愛知などを含めて、絶えず10番以内に入っているところはほとんど決まっていますよね。そういう中で1位を争うということの意味について、どうなのかなという気はしますけれども、ほとんど人数の
関係で上下しているという、この構造そのものから見たときに、滋賀を絶えずどの位置に持っていくのかという視点は、ずっと持ち続ける必要があるとは思います。
◎南野
国スポ・障
スポ大会局競技力向上
対策室長 滋賀県
競技力向上の
基本計画においては、開催年の総合優勝、天皇杯はもちろんなのですが、その後については、今目標としております15位のレベルを維持していきたいということを位置づけております。また、現在、改定作業をしております
スポーツ推進
計画においても同様の
考え方で位置付けております。もちろん、上位は今
委員御
指摘のあった大きなところが占めているという傾向は変わらないと思いますけれども、先ほど申し上げました2025年の
競技力向上のレガシーを、できる限り維持できるような目標も掲げつつ、取り組んでまいりたいと考えております。
◆
江畑弥八郎 委員 障
スポ大会のほうですけれども、選手が55名、監督を含めて99名、今後の対応のところで、12種目309選手を目指したいとあります。4年ぶりでコロナ禍ということで、今回はかなり厳しかったと思うのですが、この55名から309名って大丈夫なのですか。
◎南野
国スポ・障
スポ大会局競技力向上
対策室長 確かに数だけを見ると、単純に6倍ぐらいの数になります。まず、このうちで団体
競技があります。309名の内訳が、団体
競技で157名です。これは、12
競技あるうち、今は2
競技に出ておりますので、残り10
競技のそれぞれのチームの数を積上げていくと、これぐらいになります。ただし、今それぞれの団体
競技のチームの
状況として、人数が常に充足しているということではありません。ですが、全くやっておられない
競技はありませんので、それぞれの団体
競技に取り組んでおられる選手の皆さんをしっかり育成強化していくことで、一定数は確保できるのではないかと考えております。
一方、個人
競技のほうが152名です。先ほども申し上げましたように、個人
競技については、5倍の人数の選手を育成していく必要があります。こちらについても、全く当てがないということではございません。今いろいろな県の
大会や障害者
スポーツの体験会に出ていただいている選手の中にも、全国
大会に出てみたい、挑戦してみたいと言っておられる選手が一定数おられます。そういう選手を総計しますと、これぐらいの人数になると考えております。ただ、やはり全国
大会の舞台で自信を持って活躍していただくために、この残り2年の間で練習会などの機会を確保、充実していきたいと考えております。
◆
江畑弥八郎 委員 パラリンピックを見ていると、相当レベルが高いなという気がしましたので、この数字を見てちょっと心配したのですけれども、この障
スポ大会は、参加するということが
メインということですので、この目標でできるということでしたら結構です。頑張ってください。