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令和3年度決算審査特別委員会(第3号) 本文 2022-09-22
令和3年度決算審査特別委員会(第3号) 名簿 2022-09-22

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  1. 音更町議会 2022-09-22
    令和3年度決算審査特別委員会(第3号) 本文 2022-09-22


    取得元: 音更町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                  会議の経過 開議(午前 9時29分) ◯委員長(神長基子さん)  おはようございます。  報告します。宮村哲委員から所用のため欠席の届出があります。  ただいまの出席委員は17名で、定足数に達しております。  本日の決算審査特別委員会を開会します。  第4款保健福祉費を議題とします。  説明を求めます。  堀田保健福祉部長。 2 ◯保健福祉部長(堀田 昇君)  おはようございます。  決算書の89ページ、90ページをお開き願います。4款保健福祉費について御説明いたします。内容につきましては、右側の備考欄により主なものを御説明いたします。なお、別冊の決算に係る主要な施策報告書は7ページから16ページまでとなっておりますので、併せて御参照をお願いいたします。  はじめに、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費であります。民生児童支援委員費は、委員99名の活動費であります。  特別生活援護費は、歳末法外援護費376名、福祉灯油費597世帯に支給しております。  社会福祉協議会補助金は、法人本部の人件費ほか、ボランティアセンター事業等に対する補助であります。  帯広厚生病院運営費補助金は、四つの不採算部門に対して管内1市18町村で財政支援を行ったうちの本町負担分であります。  生活困窮者等相談支援事業費は、生活保護などの相談支援を行う専門員配置のための委託費であります。  福祉避難所設備整備等補助金は、町の福祉避難所の協定を締結した3か所の法人が行う整備に対する補助で、令和5年度までに本町と協定を締結した8法人に順次整備してまいります。  2目障がい福祉費でありますが、自立支援給付費については、障害者総合支援法及び児童福祉法に基づき、補装具給付費から障がい者自立支援医療費の五つの事業を実施しております。
     地域生活支援事業費は、障害者総合支援法に基づき市町村が実施主体となる事業で、障がい者理解促進啓発事業から、91ページ、92ページになります。6行目の子育て支援サイト改修事業まで19事業を実施しております。  障がい者交通費等助成金は、心身障がい児(者)通園から障がい児リハビリテーション通院までの5種類の助成を実施しております。  障害支援区分認定審査会費は、北十勝4町で共同設置している審査会の経費であります。  社会福祉施設補助金の音更晩成園、更葉園は、それぞれの施設整備費に係る借入金の償還費補助であります。  子ども発達支援センター運営事業費は、第1・第2子ども発達支援センターを民間事業者に委託し、利用者数はそれぞれ167名、76名となっております。  地域活動支援センター移転改修事業補助金は、南中士幌から本町エリアへの移転改築を行ったところであり、障がいのある方の通いの場として交通の利便性が図られたところであります。  3目住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業費は、コロナ禍における生活困窮世帯に対し1世帯当たり10万円を支給するもので、4,627世帯に支給しております。なお、令和4年度においても本給付事業を受けていない世帯、家計急変により生活困窮となった世帯に対し、9月末まで受付をしているところであります。  93ページ、94ページをお開き願います。次に、2項高齢者福祉費、1目高齢者福祉総務費であります。高齢者顕彰費は、80歳、88歳、100歳それぞれに記念品またはお祝い金を贈呈しております。  ふれあい住宅費は、帯広大谷短期大学の学生が入居する4棟の施設管理費等であります。  老人健康増進センター及びゲートボール場管理費は、音更及び木野地区の室内ゲートボール場の管理費であります。  老人保護措置費は、42名の養護老人ホームへの措置費であります。  家族介護用品支給事業費は、従前は介護保険特別会計で予算措置しておりましたが、国の施策でこの事業が対象外とされたことから、令和3年度からは一般会計で実施したところであります。  介護保険サービス利用者負担軽減対策費は、低所得者が利用する訪問介護や通所介護などの利用料を軽減しております。  介護保険特別会計繰出金は、介護保険給付費及び地域支援事業に対する町のルール分であります。  地域介護・福祉空間整備事業費は、社会福祉法人元気の里とかちが運営するグループホーム2か所において非常用発電設備の整備に係る補助であります。  老人クラブ補助金は、連合会及び50単位クラブへの補助であります。  老人福祉施設補助金は、音更町柏寿協会の養護老人ホーム及び在宅老人センターの建設に係る借入金の償還費補助であります。  地域密着型サービス基盤整備事業費は、社会福祉法人更葉園が運営する地域密着型特別養護老人ホームこころにおいて、各ユニットの玄関室の整備、社会福祉法人あおい福祉会が運営するグループホームしらかばおとふけ及び株式会社しらかばが運営する介護付高齢者専用住宅ピアしらかばにおいて面談室を整備した費用に対する補助であります。  2目施設管理費であります。施設管理に係る燃料費、光熱水費等であります。  次に、3項児童福祉費、1目児童福祉総務費であります。施設型給付費地域型保育給付事業費は、子ども・子育て支援法に基づく施設型給付費として認定こども園や保育園、地域型保育給付事業費として小規模保育事業所への給付費で、95ページ、96ページになります。音更認定こども園施設型給付費から23行目の子育て支援施設等利用給付費までであります。  地域子ども・子育て支援事業費は、町内4か所の地域子育て支援センター事業費から養育支援訪問事業費までであります。  児童福祉施設補助金は、改修に係る借入金に対する償還金補助で、鈴蘭保育園から緑陽台認定こども園まで6園分であります。  結婚新生活支援事業費は、低所得者の結婚に伴う新居の家賃や引っ越し費用を支援するもので、25世帯への補助であります。  子ども食堂運営支援事業費は、子ども食堂を運営している3団体への補助であります。なお、令和4年度に1か所開設し、現在は4か所で子ども食堂が運営されております。  感染症拡大防止対策事業補助金は、保育園や学童保育所などに対して消耗品等の購入に対する補助であります。  97ページ、98ページになります。2目保育園費であります。町立木野北保育園の運営に係る費用で、パートタイム会計年度任用職員の賃金、保育園管理運営費、給食関係費等であります。  3目へき地保育所費であります。へき地保育所運営委託料は、民間事業者3か所への委託料であります。  4目学童保育所費であります。学童保育所運営委託料は、民間事業者3か所への委託料であります。  99ページ、100ページになります。5目児童手当費は、延べ5万9,488名の児童を対象に支給を行っております。  6目子育て世帯臨時特別給付金給付事業費は、コロナ禍の子育て世帯への支援として、子ども1人に対して10万円の給付を行ったところであります。  7目子育て世帯生活支援特別給付金給付事業費は、住民税非課税世帯等の子育て世帯を対象に子ども1人5万円の給付を行うとともに、町独自に1万円の上乗せ給付を行ったところであります。  次に、4項保健衛生費、1目保健衛生総務費であります。月額嘱託医師の報酬、保健センター管理費のほか、十勝圏複合事務組合負担金については、帯広高等看護学院の運営に係る負担金であります。  101ページ、102ページになります。2目母子保健事業費であります。母子保健対策として、妊婦、乳幼児の健康教育、健康相談、妊婦健診、乳幼児健診に係る費用であります。  予防接種費は、BCGワクチンから成人風しんワクチンまで実施しております。  歯科保健費は、フッ化物塗布、フッ化物洗口に係る費用であります。  不妊治療費助成金は、33組、延べ48件に対する補助であります。  子育て世代包括支援センター事業費は、妊婦や乳幼児の支援プランの作成、子育て関係機関との連携や情報交換のためのすくすく支援会議を開催しております。  産後ケア事業費は、デイサービス型に加え、訪問型の産後ケアを実施しております。  3目成人保健事業費であります。健診(検診)関係費は、基本健診から、103、104ページになります。人間ドックまでの16項目について実施しております。  インフルエンザ予防接種費は、9,236名の接種費用であります。  肺炎球菌予防接種費は、65歳から5歳刻みの方を対象とする接種費用であります。  おとふけヘルスケアポイント事業費は、健康診断の受診や健康教室に参加した方にポイントを付与して、そのポイントを記念品と交換できる事業であります。  4目新型コロナウイルスワクチン接種事業費であります。新型コロナウイルスワクチン接種事業においては、1回目から3回目までの接種体制を医療機関と連携して実施してきたところであります。  以上、保健福祉費の説明であります。御審査のほどよろしくお願いいたします。 3 ◯委員長(神長基子さん)  説明が終わりましたので、質疑を行います。  質疑ありませんか。  不破委員。 4 ◯委員(不破尚美さん)  3点ほど質問させていただきます。まず、ひきこもり対策推進事業についてです。毎回これは相談件数などを確認させていただいているんですが、この事業、令和2年度からスタートして、相談件数が倍以上になっていると伺っております。相談窓口での相談日も、昨年度は月に2回でしたが、令和4年度は3回に増やし、情報交換の場を設けて、私も参加させていただいたことがあるんですが、制度の説明や体験者の方からお話を聞ける貴重な場となっております。以前よりもかなり周知もされていると実感しております。  昨年は49人の相談があったと施策報告書にも記載されておりますが、さらに今の時点での年代別も含めての相談件数と、相談を重ねて、その後、実際に困り事を解消すべく制度につながっているのか。また、乗り越えられた方はどのくらいいらっしゃるのか、どのような成果が出ているかお伺いします。  2点目ですが、障がい者交通費等助成金と重度心身障がい者医療費です。こちらは、障がいのある方が通院や通所、リハビリ通院などの際に交通費を補助していただけるものなんですが、予算から見て200万ほど低い状況になっております。併せて医療費のほうも2千万ほど少なくなっております。これはコロナウイルス感染症の影響でリハビリ通院や受診が控えられているということなのか、または別の要因があるのか確認させてください。  3点目は、障がい者職場体験事業費、この体験事業も障がい者にとって貴重なものとなっておりますが、金額も30万ほど少なくなっておりますし、対象者が4名ということで、人数も少ないのではないかなと思うのですが、こちらもやはり感染症の影響で体験実習などが減っているものなのか、あるいは当事者と職場がマッチングしていないなどの原因があるのかお伺いします。 5 ◯委員長(神長基子さん)  高橋福祉課長。 6 ◯福祉課長(高橋規也君)  3点ほど御質問をいただきました。まず、ひきこもりに関することなんですけれども、令和2年度からスタートいたしまして、令和3年度につきましては延べ49名の相談があったということで、年代別で申し上げますと、一番高い年齢の方で40代から、あと10代までというような内容になってございます。  その中で主な相談の内容につきましては、就労関係ですとか就学ですとか、そういったものが主な内容になるところなんですけれども、成果といたしましては、障がい者福祉サービスの利用にはなるんですけれども、お二人の方が、就労移行支援サービスにつながった方が20代の方、それから、雇用契約を結ぶ就労継続支援A型の方が、40代の方なんですけれどもお一人ということで、合わせてお二人就労関係につながったというような状況でございます。  それから2点目の交通費の関係なんですけれども、確かに前年度と比較いたしますと、減っているという状況なんですけれども、サービス受給者証を発行している方については毎年増加しているという状況にある中で金額が減っているということで、主な要因としては、コロナ禍による通院控えですとか利用控え、さらには施設の休所ということが主な内容かというふうに考えております。  さらに医療費なんですけれども、こちらにつきましては主に更生医療ということで、透析患者の方が主にその対象となっているんですけれども、その対象者の方が前年と比較いたしまして減っていると。亡くなった方もいらっしゃるということで利用が減っているというような状況になってございます。  それから、最後に職場体験事業のほうなんですけれども、これも4名ということで、実際コロナの影響もあって、実は2年度、面接まではいったんですけれども、どうしてもコロナの影響で受入先とかもちょっと都合がつかなくてできなかったという方を対象にして4名、令和3年度についてはその4名を受け入れて行ったというような内容になっております。以上です。  すみません、あとひきこもりの年代別の人数なんですけれども、延べ人数になりますけれども、10代、18歳未満までが6人、20から29歳までが17人、30代が3人、40代が23人というような内訳となっております。  以上です。 7 ◯委員長(神長基子さん)  不破委員。 8 ◯委員(不破尚美さん)  ひきこもり対策推進事業については、幅広い年代というか、ちょっと若くなってきているのかなという感じもしましたけれども、制度につながった方、乗り越えられた方もいらっしゃるということでした。相談件数もさらに増えてきているということで、事業が周知され理解が深まってきたことや、お悩みの方でも家族の方も気軽にというか、相談しやすい体制をつくっていただいているおかげなのかなと思います。  相談件数が減ってくるほうがいいのかもしれませんけれども、相談できずに苦しんでいる方もまだまだいるのではないかと思います。十勝全体でも当事者の方や体験者の方が協力し、よりよい場づくりに向けて理解が広まってきておりますが、引き続き継続していただきたいと思います。  2点目の障がい者交通費等助成金、あとこれはやはりコロナウイルス感染症でそれだけ通院を控えられているという影響がここにもあるのかなということと、あと医療費についても理解いたしました。  3点目の障がい者職場体験事業についても感染症の影響もあるということで、こちらのほうも理解いたしました。ありがとうございます。 9 ◯委員長(神長基子さん)  ほかに質疑ありませんか。  松浦委員。 10 ◯委員(松浦波雄君)  昨日も発言したものですから、今日確認させてもらいます。結婚新生活支援事業、これは25世帯ということで確認いたしました。この数についてはかなり増えているようなんですけれども、その要因と、そもそもその総数はどれぐらいあって25世帯なのかということ。これは全額国の補助金なのか、また、町の上乗せなんかがあったのかどうか、それについてお答えください。 11 ◯委員長(神長基子さん)  三橋子ども福祉課長。 12 ◯子ども福祉課長(三橋真也君)  ただいま結婚新生活支援事業につきまして御質問いただきました。令和3年度は25世帯というところで、令和元年度が6件、令和2年度が13件、令和3年度が25件と着実に増えているといった状況で、かなり需要といいますか、補助を受けた方にお聞きしますと、友人がこういう音更町の制度を受けたという方もいらっしゃいますし、こういった制度を利用している自治体にアンケート調査をした結果によりますと、こういった制度が、結婚に当たっての経済的不安があったかという、こういった項目に対しまして、「とてもあった」、「ある程度あった」という合計が89%という結果も出ております。そして、この事業が経済的不安の軽減に役立ったかといったアンケート項目に対しましては、「ある程度役立った」、「とても役立った」合わせまして97%という回答をいただいております。  こういった若い世代、特に低所得の世帯にとっては、こういった補助金というのは、もっとこちらのほうとしても大いに補助したいというような考えもございまして、周知に向けても、こちら、帯広の不動産会社、アパートの大家さんにお願いして、こういった制度があるよというチラシを配布していただいて、それが着実に成果に結びついているのかなというふうにも考えております。  それと総数につきましては、結婚の総数ですとかそういったところは押さえておりませんので、御容赦いただきたいと思います。  それと全額補助なのかどうなのかということでございます。こちらにつきましては、国、町2分の1ずつといったところの補助でありまして、現在までのところ30万円上限額にして補助等をさせていただいているという状況であります。  以上です。 13 ◯委員長(神長基子さん)  松浦委員。 14 ◯委員(松浦波雄君)  じゃ確認いたしますと、大きく増えた要因は、町の周知が広く広まったからと、こういうことなんでしょうか。  それと、この制度については国と町で2分の1ずつということで、今、先ほど帯広でチラシ等も配っているということは、音更以外の町はやっていないところもあるというこの2点についてお答えください。 15 ◯委員長(神長基子さん)  三橋子ども福祉課長。 16 ◯子ども福祉課長(三橋真也君)  大きく増えた要因ということでありますけれども、先ほどもお話ししましたように、そういった地道なチラシの配布といいますか、そういったところの効果もあろうかと思います。また、先ほどお話しさせていただきましたけれども、口コミだとかそういったもので広がってきているのかなというふうなものも感じております。  また、音更町以外こういった事業を補助しているのかといった状況なんですけれども、帯広市含め、音更町も含めて四つか五つの自治体がこの事業に参加しているといった状況でありまして、全国的に見ればまだまだ少ないのかなというふうに感じておりますけれども、この25件の件数、内訳を見ますと、25組のうち、夫婦ともに前住地が音更以外の組が10組ございます。それと、夫婦どちらかが前住地が町外、こういった御家庭も9組あります。夫婦どちらも音更町内の方が婚姻されたといった組数も6組、町外から入ってこられている、音更町に入って結婚して新生活を音更町内でという組数が一番多いというのはすごくありがたいことだなというふうに感じております。  以上です。 17 ◯委員長(神長基子さん)  松浦委員。 18 ◯委員(松浦波雄君)  やっぱりこういう制度というのは非常に若い、若いうちは所得が低いんだろうと思うんですけれども、非常にありがたい制度だと思うんです。今の周知について非常に努力されているということで確認しましたが、やはり人口減少の対応に一番有効なのは、結婚してここで、音更で生活して子育をしていくという体制が一番私はいいと思うんです。いろんな町でいろんな子育て等をやっています。いろんな、例えば学校、ちょっと例を挙げていいのかどうか分からないけれども、例えばバスを補助したり何とかとかやっているんですけれども、幼稚園までが。でも、話を聞くと、そういうのが終わったら私都会、帯広に引っ越すとか結構多いんです。そこまでの支援を受けたら、もう、ドライなようだけれども引っ越してしまうという方結構いらっしゃるんです。  それで私は思うのは、やっぱり結婚してここで住居を構えて、そして家を建てて、そしてここで最低30年、40年、50年と住んでもらうと。できればその子どもたちもここで住んでもらうというような体制づくりが地道な持続可能なまちづくりなのかなと私は思っております。  この周知について非常に努力されているということなんですけれども、さらにこの周知についてもっと努力していただきたいと。私は、知らない人ももっといると思うんです。そんなのあったのという人もいると思うんです。そういうことがないように、よくまずこの制度の周知の徹底と、あと、可能であればこれに何か、例えば町としての更なる何か上乗せができるのかどうか知りませんけれども、ほかの何かやっていただいて、今言ったように、結婚してここで世帯を持って子育てして家を建てて、そういう体制に結びつくような形な施策をやっていただけることを要望して終わります。
    19 ◯委員長(神長基子さん)  堀田保健福祉部長。 20 ◯保健福祉部長(堀田 昇君)  今2点ほど要望いただきました。まず周知については、今まで婚姻届をいただいた際に窓口で対象となる方にパンフレットを配布して、対象となろうという方については申請をいただくということで今まで周知をさせていただいた上で、不動産関係にそういったものがあるということで、物件を探す新婚さんに併せて御案内をお願いしていたところでありますので、引き続き対応していきたいというふうに考えております。  それから、今上乗せのお話もいただきました。この事業が、町独自に上乗せをすると対象外になってくるというのがありまして、あくまでも設計上の中で対応をしていきたいというふうに考えております。  ただ、国の動きの中で、29歳以下の夫婦については増額するような今検討に入っているということもありますので、国のほうの動向を注視しながら対応していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 21 ◯委員長(神長基子さん)  ほかに質疑ありませんか。  上野委員。 22 ◯委員(上野美幸さん)  2点ほど質問させていただきます。成人保健対策費の中と、新型コロナウイルスの感染症対策について質問いたします。1つ目がコロナワクチンの接種なんですが、学童期、子どもたちの接種状況というのはどのような割合になっているかということを情報として聞きたいなと思い、お伺いいたします。  2点目が、音更町では乳がん検診をしているのですが、40代から70代以上ということで、40代、50代、60代、70代以上の割合というのがどうなっているのかということをお聞きしたいということと、もう一つが、その中で音更町は60代が、偶数年なんですけれども、費用がかかるというところで1,570円かかっております。あとの年代は無料なんですが、この60代の検診の金額と言ったらおかしいんですが、その中のどのぐらいの割合の金額になっているのかということをお伺いいたします。 休憩(午前10時05分) 23 ◯委員長(神長基子さん)  休憩します。10分程度。 再開(午前10時14分) 24 ◯委員長(神長基子さん)  休憩前に引き続き会議を開きます。  佐藤健康推進課長。 25 ◯健康推進課長(佐藤真由美さん)  2点御質問いただきました。まず1点目のコロナの小児の受診率であります。9月20日現在の接種率でありますが、1回目の接種率が29.8%、2回目の接種率が27.9%となっています。成人に比べるとかなり接種率は低いように思われると思うんですけれども、国と道の小児の接種率と比べますと、音更町は10%ほど接種率が高い状況となっています。  それから2点目の乳がん検診の関係ですけれども、まず40代からの割合、対象者に対しての受診者の受診率というものを出しております。まず40代が受診者に対しまして32.6%、50代が29.1%、60代の方が10.7%となっております。  それから、お金の関係ですけれども、現在自己負担、60代の方だけが自己負担ということでうちの検診はやっているんですけれども、1,570円が自己負担で、委託料に関しましては個別検診でいいますと5,810円、全体の中の約3割を自己負担として払っていただいているという形。7割が助成で、3割が自己負担という形になっております。  そうしまして、60代の方が仮に、今、令和3年度で150名の方が受診されているんですけれども、150人で5,810円の検診を受けていただくとなると、掛けますと87万1,500円というのが総額になる、60代の方のかかる予想の総額になります。  受診率がもし仮に、ほかの年代よりちょっと今下がっている状況なんですけれども、60代の方がほかの年代と同じように30%ぐらいの方が受けていただくとなると、2,500万ぐらいのお金が必要になるのかなということを考えております。  以上です。 26 ◯委員長(神長基子さん)  上野委員。 27 ◯委員(上野美幸さん)  ありがとうございます。去年、昨年から見て成人の健康対策ということで受診率が年々増加をしているなということで、町の周知の取組はすばらしいなと思って見ておりました。  また、今受診率ということで、30%前後というところで40代、50代が推移しているんだなということが分かりました。  また、60代になって10.7%ということで、こちらも何か検診料金のほうでちょっとこう、どうなのかなというところと、検診を受けやすくするためにも、ここの60代から68歳までの偶数の年のところが1,570円となっているので、ちょっと町としてもこの辺のところを検討していただきたいなということです。  あと、今回のがんの対策としましてウィッグと湯あみということで助成が決まりました。北海道内からもそうなんですが、道外からもとても注目された画期的な計画だなというところで本当にうれしいことなんですが、また、これに伴ってこういうところも検討していかれてはどうかなというところで、こちらのほうは要望していきたいと思います。  あと子どものワクチン接種なんですけれども、これは、私の考えとしては、子どもたちに推奨するものではないというふうに考えております。まずこれは御家族の判断と、あとまた御家族がお子さんに対しての不安感を相談する場所、なぜかというと、今子どもからコロナが広がっていますので、子どもに接種しなければいけないというような考え方を持たせてはいけないのかなというところで、そういうところで窓口の相談だったりとか不安の解消だったりとか、そういうところの対応はどうなっているのかなと思って、伺いたいと思います。 28 ◯委員長(神長基子さん)  堀田保健福祉部長。 29 ◯保健福祉部長(堀田 昇君)  まず1点目の乳がんの件につきましては、今国民が2人に1人ががんでということもありますので、その辺りを十分他の自治体も含めて検証しながら調査研究してまいりたいと思います。  それから、子どものワクチン接種なんですけれども、今、委員がおっしゃるとおり、まだ承認されて間もないワクチンであります。今後、打ってすぐの副反応、それから将来にわたる健康の部分、そこが子どもさん、それから保護者の方にやっぱり不安な部分がありますので、本町においては小児科においてワクチン接種をすると。その中で、保護者の方が十分納得した上で接種を進めていくということで対応させてもらっていると。あと、保健センターのほうでも併せてそういう不安の部分については御相談対応させていただいているということでよろしくお願いします。 30 ◯委員長(神長基子さん)  ほかに質疑ありませんか。  石垣委員。 31 ◯委員(石垣加奈子さん)  何点か質問させていただきます。まず、妊婦健診の受診費用の助成が令和3年度から始まりましたが、今回126件が対象となっていますが、出産した方全員が申請されたのかどうかを確認させてください。  また併せて、交通費の助成もありましたが、今回これは対象になっている方がいるのかどうかも確認させてください。  もう一つは、ひとり親家庭自立支援事業として、大谷短大に通うひとり親家庭の父母に対し奨学金を支給した方が今回1名いらっしゃいます。これは平成28年から始まった事業だと思いますが、これまで支給された方がいらっしゃるのかどうかも確認させてください。  それと、この事業についてどのような周知をされているのかを確認させてください。  もう一点は新型コロナのワクチンに関してですが、ワクチンを接種する際の申込みというのが、音更町では専用のウェブサイトでの予約と電話予約というふうになっています。ホームページをいろいろ見ていますと、ワクチンに関する相談について、耳が不自由な方にはファクスというのが載っているんですけれども、ワクチン接種の申込みに関して、耳が不自由な方はどのような対応をしていたのかお伺いします。 32 ◯委員長(神長基子さん)  佐藤健康推進課長。 33 ◯健康推進課長(佐藤真由美さん)  私のほうからは2点お答えさせていただきます。まず妊婦健診の助成に関してですけれども、令和3年度から助成を開始しております。これについては、助成がゼロ円、結局申請したけれどもお金がかからなかった方もいらっしゃって、123名となっておりますけれども、全員が申請済みとなっております。  それからもう一点、妊産婦の安心出産支援事業につきましても令和3年度から開始しておりますが、これにつきましては令和3年度は1名対象がおりまして、支援をしております。令和4年度につきましては現在のところ3名の方が対象となっております。以上です。  すみません、もう一点、ワクチンの関係です。耳の不自由な方にどのような対応をというお話なんですけれども、まず、福祉課とも協力しまして、接種券を配布する申込みの段階から、手話の方と一緒におうちにお伺いして接種券を配ったりした経緯もあります。それから、集団接種におきましては、難聴のマークを机の上に置かせていただいたり、あと、来る方の名前も分かりますので、個別に対応させていただいたり筆談で対応させていただいたりということで、接種に負担がかからないようにしながら対応しておりました。  以上です。 34 ◯委員長(神長基子さん)  三橋子ども福祉課長。 35 ◯子ども福祉課長(三橋真也君)  ただいま帯広大谷短期大学に通うひとり親家庭の父母に対して奨学金支給といったところで、令和3年度1名まだ在学中ということですので、授業料ですとかそういったものを負担させていただいております。加えまして、平成28年からこの事業を開始しておりますけれども、これまで3名の方が補助、3名の方に対しまして補助をさせていただいております。  また、どのような周知方法を取られているかといった御質問ですけれども、広報への周知、それから、大谷短大のほうで社会人枠の入学者を対象にしたオリエンテーション開いております。そこに職員が出向いて、こういった将来介護福祉士を目指す方の社会人入学に対しての補助をさせていただくといった旨の説明をさせていただいておりますのに併せまして、併せましてといいますか、またさらに別の周知の手段といたしましては、帯広市の社会福祉協議会にございます帯広ひとり親就業支援センター、こういった相談窓口等において、この大谷短期大学の社会人入学枠の補助させていただくといったチラシを配布させていただいております。  以上です。 36 ◯委員長(神長基子さん)  石垣委員。 37 ◯委員(石垣加奈子さん)  まず妊婦健診については、出産された方全員が申請されたということで、安心しました。申請時期が産後6か月以内に手続してくださいということで、生まれてばたばたしている中で申請が忘れたりしていないかなということでちょっと確認させていただきました。交通費についても、令和3年度は1名、今年度は3名が対象となっているということも分かりました。  ワクチンに関してですが、耳の聞こえない方に関しては、手話ができる方が同行して訪問したり、接種会場でも対応しているということで、個別に対応していただいてありがたいなというふうに思いました。私のほうで、申込みのときにファクスもあったらよかったなという声もあったので、もしそういう申込方法もできるのであれば載せていただきたいなというふうに思います。  ひとり親家庭の自立支援事業について、これまで3名いらっしゃったということで、対象者としては、卒業後に町内の高齢者施設などに就職することということで、介護の人材を育成する大事な事業だと思います。今在学中ということで、卒業後も恐らく町内で就職していただけるのかなというふうに思います。周知のほうも様々な方法でされているということですので、ここも承知しました。  以上です。 38 ◯委員長(神長基子さん)  ほかに質疑ありませんか。  新村委員。 39 ◯委員(新村裕司君)  2点お伺いしたいと思います。1点目は児童福祉費の中の児童手当なんですけれども、たまたま前年度の決算書と見比べていたときに、事務費が大きく膨らんでいるのかなというところが気づいたんですけれども、令和2年度はたしか25万とかそのぐらいだったかと思うんですけれども、今年は427万ですか、大きく増えている点についてどういったことがあったのか、その点お伺いしたいということと、2点目については、コロナ禍に関わる国の施策での様々な給付金があったかと思うんですけれども、臨時特別給付金、住民税非課税世帯の。あと子育て世代についてもあったかと思います。  令和2年度に行われた特別定額給付金については、これについてはまた別の課ということで、前の年であったということなんですけれども、今回この福祉のほうで取り扱われた給付金について、その振込のチェック体制、というのも、今年の春に大きく報じられた、誤って振り込まれた、それがたまたまなかなか返却に至らなかったということがありましたけれども、本町ではその辺のチェック体制についてどのようになっているのか、その点について伺いたいというふうに思います。 40 ◯委員長(神長基子さん)  高橋福祉課長。 41 ◯福祉課長(高橋規也君)  それでは、私のほうから2点目の臨時福祉給付金の関係の御質問についてお答えしたいと思います。チェック体制ということになりますので、基本的には支給口座に間違いがないように、申請書が上がってきた時点で読み合わせ、二人体制で読み合わせを行うなどして、誤りがないような形で実施してきたというところでございます。  以上です。 42 ◯委員長(神長基子さん)  岸本会計管理者。 43 ◯会計管理者(岸本 保君)  チェック体制というか振り込みのときのチェック体制のことについて私のほうから一言補足させていただきます。原課のほうからDVD、データで、振込のデータが出納室のほうにやってきます。原課でも当然、先ほど言われたように読み合わせ等で名前とか口座番号とか振込先、これはチェックされていると思います。私のほうにそのデータというかDVDが届くんですけれども、中身まではまた再度うちのほうで全件をチェックするということはないんですけれども、それを指定金融機関のほうに依頼すると。そこで事前に指定金のほうで、中身を振込先の金融機関とのやり取りの中で合っているかどうかというのをチェックしてもらう。  報道された間違って振り込まれたというあのケースなんですけれども、基本的には音更町ではちょっと考えられないミスのように思われます。あれは、それぞれ各個人にはきちんと振り込まれていて、さらに一人の方に全額を振り込まれていると。紙ベースで依頼をかけたものがもう一枚余計についていったということで一人の方に全額が振り込まれたというようなことでニュースでは言っておりました。  基本的に紙で依頼をかけるということは本町の場合はありませんので、ああいうことは多分起きないんじゃないかなというふうには思いますけれども、それも、出納室のほうでそういうものを出さない、そういう紙で依頼しないということと、それから、依頼を受けた指定金融機関のほうでもそれはおかしいと普通は気づくと思うんですけれども、そこが気づかなかったということで、どちらに原因があったか分かりませんけれども、我々のほうではちょっと考えられないケースかなというふうに思っております。  細かな理由はいろいろあるんだと思いますけれども、職員が不慣れだったとか、そういう理由もあったようですけれども、本町ではそういうミスは起きないんじゃないかなというふうには思っております。  以上です。 44 ◯委員長(神長基子さん)  三橋子ども福祉課長。 45 ◯子ども福祉課長(三橋真也君)  御質問いただきました児童手当費のその他事務費の関係で、令和2年と令和3年度と大分違うというようなところなんですけれども、令和3年度において児童手当の制度、令和4年の、今年度の10月から制度の改正がございまして、それに伴うシステム改修費、こちらのほうが、令和3年度で実施しなければ期限的に間に合わないといったところのシステム改修費に391万3,800円といったことで委託料がかさんだといったことの数字であります。  以上です。 46 ◯委員長(神長基子さん)  新村委員。 47 ◯委員(新村裕司君)  児童手当については、システム改修に関わることということで理解いたしました。  給付金の振込については、山口県の事例ですと、本当に初歩的というか、原始的と言ったら失礼かもしれないですけれども、担当した職員が新しく替わった方ということもありましたし、ましてフロッピーディスクを使っていたというような、そういった時代遅れのこともあったかと。今御説明あったように普通では考えられないことではあるということはもちろんなんですけれども、ただ、それ以降いろんなところ、ニュース見ますとあそこだけではないんです、誤って振り込んだりしたところは。各地で細々と誤って振り込まれたということはあったというふうに認識しているんです。  これについてニュース報じられてから、全ての自治体で決して他人事ではないというような意識はそれぞれ持たれたかと思うんです。山口県の事例ではシステム的に、マンパワー的に至っていないということでしたけれども、ほかの事例見てみますと、先進的なシステムを用いながらも、大きな町、大きな市や町でもそういったことが起こっているというようなことが聞いております。  具体的に言いますと、外国人研修生、技能実習生に関して、例えば中国人ですとか、租税条約で非課税ということになっているんですけれども、その辺が誤って振り込まれたというような、本来は除外というか対象外とするべきことなんですけれども、その点を誤って振り込まれたというような事例が多くあったんですけれども、その点についてのチェック体制というのも併せてどのようになっているのかという点を伺ってもよろしいでしょうか。
    48 ◯委員長(神長基子さん)  新村委員、すみません、民生の所管とちょっと関連しない部分になりますので、総括のほうでよろしいでしょうか。  新村委員。 49 ◯委員(新村裕司君)  それでは、今の質問については改めてということにさせていただきますけれども、再度お伺いしたいのは、今回の誤って振込ということを受けて、町としては、音更町としてはこれまでどおりやっていれば十分対応できるというような認識なのか、改めてその強化というようなことをしたのか、するのか、その点についてお伺いしたいと思いますが、よろしいでしょうか。 50 ◯委員長(神長基子さん)  岸本会計管理者。 51 ◯会計管理者(岸本 保君)  この今回の件を踏まえて新たにやり方を変えるだとかそういうことは実際はしていないです。先ほども言いましたけれども、今、データでやり取りということになっておりますので、基本その中身の点検については各原課で、先ほども言いましたけれども、読み合わせ等でやっていただくと。出納室にそのデータが来た段階で、先ほどはチェックしないというふうに言いましたけれども、その中身がどういう中身なのかというのは、紙に打ち出して一応中身は見ています。それは口座が合っているか合っていないかとか名前が合っているか合っていないかだけのチェックになりますので、その人が本当に給付対象なのかどうなのかというのは出納室では分からないと。それは前段の担当のほうでチェックしていただいていると。  最終的に振り込む段階でそれが正しいかどうかというものは、また指定金のほうで金融機関のほうと、この名前のこの番号のこの口座にお金を振り込む。それが例えば違っていたということであれば、口座が違うだとか名前が違うだとかということで振り込めないという連絡が来ますので、その段階でまた原課のほうに、これはちょっと違うんじゃないかというような話をさせていただくことはありますけれども、その前段のそれが正しい給付対象なのかどうかという内容については、出納室のほうではそこまでチェックできないということになっていますので、そこは原課のほうでやっていただくと。それがダブルチェックになるかどうか分かりませんけれども、そういうやり方しか今はないのかなというふうに思っております。  ですから、あの場合フロッピーディスクというものを使って、それと紙と一緒に依頼をかけていたようなんですけれども、そういうことは、うちのほうも、フロッピーではありませんけれども、今DVDでやり取りをさせていただいていますけれども、そういう形でチェックをされていると。それを見直しているかと言われれば、従来どおりのやり方がそういうやり方なものですから、それを今も継続してやっているというような状況です。  以上です。 52 ◯委員長(神長基子さん)  宮原副町長。 53 ◯副町長(宮原達史君)  今振込の関係で御質問いただきましたけれども、事務処理のミスにつきましては、事あるごとに総務のほうからも、ヒューマンエラーを防止するという意味合いでいつも啓発、職員に対して注意の喚起を行っております。振込とかそういうお金の面に限らず、役場の仕事、役場職員の仕事というのは何もミスがなくて当たり前というふうなことで捉えられますので、そこは職員の意識をずっと張り詰めるというか、緊張感を持って仕事をしてもらえるように事あるごとに周知しておりますので、その辺は御理解いただきたいと思います。  以上です。 54 ◯委員長(神長基子さん)  ほかに質疑ありませんか。  山本委員。 55 ◯委員(山本忠淑君)  高齢者顕彰の件でありますけれども、ここに80歳到達したら写真撮影という事業をやっていただいております。かつては80歳に到達したら十勝川温泉に招待されて、にぎやかに懇親する機会があって、ちょうど私が80歳になったときからそれが取りやめになって、大変皆さんにお叱りを受けた年がありました。  それはそれとして、この写真撮影も意外と皆さん素直に喜んで撮影に行かないんです。なぜかというと、まだ若いという気持ちがあるのと、お葬式用の写真撮影というふうにどうも受け止められてしまうものですから、まだ抵抗があって素直に行かないという状況があります。しかし、だんだんこれも浸透して、撮影されていると思います。それで、三百数十人の対象者で、今どのぐらいの実施率といいますか、になっているのかということと、それから、今撮影は2か所で委託されております。  それで、片方はスタジオがあってということでありますが、片方はスタジオがあるのかないのかというところもあります。そういう点で、実際に撮影に出向いた方の反応が明らかに違うんです、2か所、場所によって。それから、なかなか決意できない人には、時期的に遅れてくるものですから、スタジオのほうから、役場からこういうのが行っていると思うんですけれどもいつおいでになりますかとか、ぜひ、一番いい年齢のときですから撮影されたらいいですよというふうにお誘いの電話が行くほうと行かないほうともあります。そういうことも差があるのかなということ。それで、実際私たちの老人会なんかの話題になるのは、行く場所によって評判が違うということも現実あるような気がします。  私も確認できたときがあったんですが、80歳に写しても、その写真が本当に使われる、その写真のよさが発揮されるのは人それぞれでありまして、95になってから発揮される人もありますし、八十二、三の人もあります。いずれにしても80歳の写真というのは非常に、人間が一番完成した年代ですから、いい写真になるんです。ですから、ほかの町村に行ってお葬式にお参りすると、どうも音更町のお葬式のお参りするように、写真が非常にばらばらで、音更のこの事業はいいなというふうことを常に実感しております。  ですから、このことはやっぱり皆さんに周知して、喜んで撮影していただけるように努力をしてほしいと思うんですが、もう一つは、行けない人がいます。健康的なこと、それから施設に入っておられる方、いろんな方がおられるんで、実施率の中にそういう人をカウントされているのかどうかということもお聞きしたいんです。  現実そういう方にはやはり出張して撮影してあげてもいいんでないかなと。そして、スタジオの人が優しくお話しすると、それじゃというふうに思いになると思うんです。そういう行き届いた事業になっているのかなということと、もしなっていなければ、そこまで配慮してあげて顕彰してあげるのがいいのかなと思うんですが、そうしたことを含めて御説明をいただけたらと思います。お願いします。 56 ◯委員長(神長基子さん)  川田高齢者福祉課長。 57 ◯高齢者福祉課長(川田 誠君)  今、高齢者顕彰、80歳の写真撮影について御質問をいただきました。まず交付率というか実施率、過去3年分で申しますと、まず令和元年度が73%、令和2年度が84%、昨年度、令和3年度が80%と、約80%ぐらいで推移をしているところでございます。  写真撮影は御存じのとおり2か所で実施をさせていただいてございまして、当初、撮影場所というのを指定をさせていただいてございます。やはり希望というものが撮影される方にとってございますので、そこら辺は御連絡いただければ、希望に沿ったような形で対応はさせていただいてございます。  出張等、写真、施設入所されていてできない方ですとか寝たきりでできないとか、いろいろ都合があってできない方については、出張して撮影も受付をさせていただいてございます。ただ、施設のほうに伺うということになりますと、現在コロナの状況もありまして、施設のほうで受入れができないというところについては今はやっていないというようなことでございます。  以上です。 58 ◯委員長(神長基子さん)  山本委員。 59 ◯委員(山本忠淑君)  最後に施設のほうもということで、出張ということも可能だというふうにおっしゃったので、それはぜひそういう方向でお願いしたいと思うんです。  実施率が80数%というのは私の想定よりも高かったので、それなりの努力をされているんだなと。これは反対にスタジオ側から声をかけていただくことによって行く日にちを決めたり、特に女性の方は、悩んでいるんですけれども、そのうちにやっぱり行くのなら着物で写すとか、一番ふさわしい、念頭にやっぱりいろいろ意識して、単なるスナップ写真でないのになりますし、それが自分がいなくなってからも使われる写真になるということも何となく頭に描きますので、非常に緊張感を持って撮影に伺うということがありますので、その辺の、小さな事業ですけれども、大きな配慮をしていただきたいなと思います。  それで、もう少し言いますと、本当にすばらしい経歴の方でも、80歳のときにどういう状況か、本当に人によって違います。ですから、90%以上を超すように、出向いて、片方のほうはしっかり出向いても行く、声をかけて行く努力をしているように私も感じています。ですから、両方ともそういうふうにぜひ委託するときにお話をしていただきたい。  この写真は1枚いただくんですけれども、片方のほうはデータは10年も15年もちゃんと、すぐお名前を言うと出てきます。それで、もう片方のほうは、この前も現実感じたんですが、データ、ちょっと簡単じゃないと。それよりも持ってきてくださいと。その写真あるなら持ってきたらそれを写してまた作りますから。結局小さな写真を欲しいという要望が必ず出てくるんです。いろんな写真を検討しても、最終的にはこの写真が一番いいなということになるんです。ですから、データが10年たっても15年たっても、80から95までの15年ですから。それでも、あそこで写したということで、データをいただいて小さな写真を作っていただくというようなことを現実に起きてくるので、そこまでやはり長い目でこの事業を大事に実施を続けていただきたいということをお願いして終わります。よろしくお願いします。 60 ◯委員長(神長基子さん)  堀田保健福祉部長。 61 ◯保健福祉部長(堀田 昇君)  今お話しいただきました。まずは交付率というか、90%を目指してということでお話をいただきました。今までこの高齢者顕彰の写真というのは遺影というようなちょっとイメージがあって進んでいたんですけれども、令和3年度においてはA3サイズというのが67.7%、あと2Lといって、ちょっと小さ目なんですけれども、それを希望された方が3割ちょっといらっしゃいます。多くは家族写真というような形で、やっぱりちょっと、少しずつ形態が変わってきているというのも事実であります。ですので、そういったことをもう少し周知しながら、なるべく多くの方に写真を撮っていただくように働きかけていきたいというふうに考えております。  それと、今データのお話もいただきました。2社で、町内の業者さんということでお願いしているわけでありますが、その辺りも、同じような対応ができないかも含めてちょっと御協議させていただきたいと思いますので、御理解をお願いいたします。 62 ◯委員長(神長基子さん)  ほかに質疑ありませんか。  質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。 休憩(午前10時55分) 63 ◯委員長(神長基子さん)  説明員入替えのため休憩します。10分程度休憩いたします。 再開(午前11時04分) 64 ◯委員長(神長基子さん)  休憩前に引き続き委員会を開きます。  第5款町民生活費を議題とします。  説明を求めます。  渡辺町民生活部長。 65 ◯町民生活部長(渡辺 仁君)  それでは、決算書は103ページ、104ページを御覧いただきたく存じます。下段になりますが、5款町民生活費について御説明をいたします。なお、主要な施策報告書については16ページから19ページに掲載しておりますので、御参照いただきたいと存じます。  はじめに1項町民費、1目町民総務費であります。繰越明許費370万円については、社会保障・税番号制度システム改修委託において年度内の完了が見込めなかったことから、委託料を令和4年度に繰り越したものであります。  それでは、備考欄の項目の主なものについて御説明をいたします。パートタイム会計年度任用職員については、個人番号カード事務員6名に係る報酬であります。  3行下の個人番号カード等関連事務交付金は、マイナンバーカードの発行などの事務等を行う地方公共団体情報システム機構への交付金でありますが、令和3年の法改正により、この経費を直接国から機構に支払うこととなったため、この支出が最後のものとなります。  なお、マイナンバーカードの令和3年度の交付件数は、これまで最多の4,822件となったところであります。また、平成27年度の制度開始からの累計で申し上げますと、本年9月11日現在の交付件数は1万5,954件で、交付率は36.9%であります。  それでは105ページ、106ページをお開きいただきたく存じます。2目医療給付費でありますが、乳幼児等は3,986名、重度心身障がい者は767名、ひとり親家庭等は1,260名、また、養育医療費は5名の方に助成を行ったところであります。  北海道後期高齢者医療広域連合負担金は、後期高齢者に係る療養給付費の12分の1の負担金であります。  国民健康保険事業勘定特別会計繰出金は、保険税の軽減分及び保険者支援分に係る基盤安定制度や人件費及び事務費、また、財政安定化支援事業などに対する繰出金であります。  後期高齢者医療特別会計繰出金は、保険料の軽減制度や事務費に対する繰出金であります。  次に、3目町民相談費でありますが、町民法律相談業務委託料については弁護士による相談業務の委託、また、消費生活センター業務費については、消費者協会に委託している消費生活相談業務等の経費であります。  隔年で実施している消費者の集い補助金については、コロナ禍のため開催を見送ったところであります。  なお、各種相談件数の実績は、町民法律相談が23件、消費生活相談が281件、このほか、人権・行政・暮らしの相談が6件、窓口相談は99件、すずらん無料法律相談が2件となっております。  4目は地域会館等施設費であります。繰越明許費1,444万3千円については、共栄コミュニティセンター冷房設備工事において、令和4年度中に供用を開始するため繰越予算を措置したものであります。  地域会館等施設整備工事費でありますが、豊田会館改修工事については外壁及び屋根の塗装工事など、また、総合福祉センターは、暖房と自動制御設備の改修及び大集会室の冷房設備設置工事を行ったところであります。  地域会館等施設管理費については、コミセンを含む38施設の維持管理費及び各地域会館等の管理運営交付金などの経費であります。  では107、108ページをお開きいただきたく存じます。5目木野支所費については、事務費及び町民センターの管理であります。  次に、2項環境生活費、1目環境衛生費であります。火葬場管理費については、火葬場の維持管理に加え、計画的な修繕工事等に係る経費であります。また、備品購入として、来場される方に町の歴史を映像でお見せするディスプレー等を整備したところであります。  畜犬関係費については、犬の登録のほか、狂犬病の予防注射済票の交付等に係る経費であります。  2目清掃費でありますが、繰越明許費10万9千円については、し尿を処理する十勝川流域下水道の監視制御施設更新工事において年度内の完了が見込めなかったことから、この工事に係る十勝圏複合事務組合の負担金を令和4年度に繰り越したものであります。  複合事務組合負担金の内訳については、備考欄3行目のくりりんセンターから、109、110ページをお開きいただきたく存じます。上から4行目の下水道管理負担金まで記載のとおりであります。  ごみ収集処理費については、家庭系ごみの収集費用であります。6事業者で実施しております収集処理委託業務のほか、指定ごみ袋の印刷やごみ分別アプリのシステム利用料等に係る経費であります。なお、アプリについては、先月末で3,168名の方に御利用をいただいております。  ごみサポート収集事業費については、高齢や障がいなどの理由により自力でのごみ出しが困難である世帯に収集作業員が戸別訪問し、ごみ収集に加え、希望がある場合は声かけを行う事業で、対象は112世帯であります。  ごみ減量化対策及びリサイクル事業費については、資源ごみ集団回収奨励協力金109団体分及び社会福祉協議会に委託をしている資源ごみの収集業務に係る経費であります。  3目墓苑費でありますが、2行目の霊園再整備事業費については、霊園の維持補修のため管理用園路332メートルの整備を行ったものであります。なお、令和3年度末で霊園の全区画数3,085のうち、再許可できる部分を含めた実質的な残区画数は352となっております。  合同納骨塚整備事業費については、令和4年度の整備を目的として調査設計委託を行ったものでありますが、供用開始は来月、10月5日の水曜を予定するとともに、現在の申込み状況については、申請者26名、収納数は58体となっております。  4目生活安全対策費でありますが、交通安全指導員費については、交通安全指導員42名、児童交通安全指導員17名の活動費などであります。  街路灯設置及び管理費については、町が管理する街路灯や防犯灯の電気料のほか、これらの新規設置や更新、電球の交換経費等であります。  2行下の町内会防犯灯維持費交付金は、町内会が管理している防犯灯の電気料に対する交付金であります。  3行下の幼児・新入学児童交通安全対策費については、保育所や小学校などで実施する交通安全教室に係る経費であります。  5目環境対策費でありますが、住宅用太陽光発電システム普及促進事業補助金については32件の補助を行ったところであります。  また、環境測定委託料は、町内の河川9地点における水質検査等に係る経費であります。  以上を申し上げまして町民生活費の説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 66 ◯委員長(神長基子さん)  説明が終わりましたので、質疑を行います。  質疑ありませんか。  小澤委員。 67 ◯委員(小澤直輝君)  2点お願いします。1点目が医療費の助成のところなんですけれども、私毎回このところでお話ししているんですけれども、今小学生1割負担ということでなっているんですけれども、中学生の負担がまだ3割ということで、ぜひここも医療費負担1割ということで考えていただけないかなということで毎回お話ししているんですけれども、その点をお伺いいたします。  あと地域会館、コミュニティセンターのところなんですけれども、木野コミセンと共栄コミセンに健康器具があります。椅子があるんですけれども、その椅子が調べてみますと平成6年からということでかなり年数がたっていると。調べると、今非常にスリムになってさらに使いやすくなっているということで、ここの更新を考えているかどうかお聞きします。 68 ◯委員長(神長基子さん)
     渡辺町民生活部長。 69 ◯町民生活部長(渡辺 仁君)  医療費の関係でございます。中学生まで拡大した場合、大体3千万程度になるかなと思います。それで、昨年もお話ししましたけれども、いわゆる子育て世帯の支援ということだと思うんです。それで、町としては、我々の部局も含めて各種子育て支援を行っている中で、順位といいますか、当然そういった全体の中の考えでこういったことを行っていくと思っておりますので、その辺は、我々の担当のほうで順位をつけるのはなかなか困難なものがありますので、町全体の施策の中で論議されて検討していくものと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思っております。  以上でございます。 70 ◯委員長(神長基子さん)  山本町民課長。 71 ◯町民課長(山本隆二君)  2点目のヘルストロン、今スカイウェルという名前になっているんですが、の更新の関係なんですが、古いことは承知しているんですが、今のところ故障もせず動いていますので、住民からの要望とかでも、壊れて動かないとかということがないものですから、現状では、もし壊れたときに対応しようかなという考えではおります。ただ、今後ともそれずっと交換しないというわけではなく、随時見積りを取ったりとかそういうのでちょっと調査研究というか検討はしていきますので、御了承願います。  以上です。 72 ◯委員長(神長基子さん)  小澤委員。 73 ◯委員(小澤直輝君)  医療費のところ、3千万程度ということであったんですけれども、今国のほうでも高校3年生までの医療費無償ということで、既に東京都は実施する予定ではあるんですけれども、ぜひここの軽減負担を町で考えていただきたいなと思います。  あと健康器具につきましては、業者さんに聞くとメンテナンスが非常に大変なんだと、古いやつだと。新しいのに更新してほしいと。ほかの自治体の例を見ますと、新しくして本当にスリムになってさらに使いやすくなっているというところなので、壊れたらというのはあるんですけれども、古いと実は危険性が増すという話を業者さんのほうから私も聞いていますので、その辺も十分検討して、今後導入も視野に入れて考えていただきたいと思います。  以上です。 74 ◯委員長(神長基子さん)  ほかに質疑ありませんか。  山川秀正委員。 75 ◯委員(山川秀正君)  ごみ処理に関わって、新中間処理施設に対する支出が1,100万ぐらい既に出ているんですけれども、これはどういう内容の支出なのか。新ということですから当然新しい施設の建て替えという部分で支出が起きているかと思いますけれども、その内容についてお知らせを願いたいと思います。 76 ◯委員長(神長基子さん)  鎌田環境生活課長。 77 ◯環境生活課長(鎌田隆寛君)  令和3年度の負担金なんですけれども、事業のほうは、測量の調査、地質調査、基本計画策定の1年目、生活環境影響調査、FPI導入可能性調査等に関する事業費に係る負担金となっております。  以上でございます。 78 ◯委員長(神長基子さん)  山川秀正委員。 79 ◯委員(山川秀正君)  建設に向けての調査費用等々ということでありますけれども、まだ計画としては策定していないという段階での支出かなというふうに思うんですけれども、この1,100万円というのは、当然構成団体、一部事務組合を構成している構成団体で負担しているかと思いますけれども、音更町の負担割合は何%なんでしょうか。 80 ◯委員長(神長基子さん)  鎌田環境生活課長。 81 ◯環境生活課長(鎌田隆寛君)  11.43%となっております。 82 ◯委員長(神長基子さん)  ほかに質疑ありませんか。  山本委員。 83 ◯委員(山本忠淑君)  1点だけお聞きします。先ほどマイナンバーカードの普及率、累計で1万5,900、34.9%といって報告がありました。それで、国が大変熱心に進めておりますことは御案内のとおりでありますけれども、特に来年度予算の中にデジタル田園都市国家構想交付金というのを予算化して、その交付の条件が、マイナンバーカードの普及率が全国平均よりも下回るところには交付しないというような、そういう情報がありますが、それは十分お考えになって令和4年度も努力されているところだと思いますけれども、その辺の、全国平均が8月末で47、48%になっていると思うんですが、音更町は令和4年度の現時点では何%までになっているかということと、それから、その認識を持ってどういう今後、昨年度の状況であれば全国平均よりもこの47%というのは低かったのか高かったのか、その辺はどんな認識を持っているのかお聞きしたいと思います。 84 ◯委員長(神長基子さん)  渡辺町民生活部長。 85 ◯町民生活部長(渡辺 仁君)  町の直近の交付率は、先ほど説明で申し上げましたけれども36.9%。これまで、大体全国から10ポイントぐらい低いんです、今までの経過は。全道的にも低くて、音更は全道の平均からは5ポイントぐらい低いです。全国から10ポイントぐらい低いという中で今まで推移しています。  それで、去年から担当部署、担当の係まで設置して交付に向けて取り組んできて、今年から本格的に申請サポートという、それも出向いていくサポートも開始したということなんですが、本当は去年からやりたかったんですけれども、コロナの第6波まであってなかなかできないというのが去年の1年でした。  それで、今年は町内会や老人会の皆さんにPRして出て歩いているということと、木野の商業施設で7月から毎月行っています。次の日曜日もやります。そんなこともあって申請自体は45%まで伸びてきているということですので、まずこれを着実に交付するというのが重要なことと思っておりますし、それから、定例会初日の補正予算でお認めいただきましたけれども、10月の後半からになると思いますけれども、毎週の土日、委託によって申請のお手伝いをやっていくということもやっていきますので、そういった努力を積み重ねながら交付を伸ばしていきたいと考えているものでございます。 86 ◯委員長(神長基子さん)  宮原副町長。 87 ◯副町長(宮原達史君)  ただいまの御質問の中に交付金の関係の御質問ありましたけれども、これは今町としても報道で、報道をされている範囲の情報ですので詳しいことは存じ上げませんけれども、報道によりますと、全国平均よりも低いマイナンバーカードの交付率の市町村には田園都市構想の交付金はないよというような感じなんですけれども、今、部長からの答弁にありましたように、大体全国平均から10ポイント程度ずっと離れて、低い状態が続いております。  今年から、今説明ありましたような出向いてとか商業施設でとか、そんな努力をしていくわけですけれども、町としては、10ポイントといえば約4千人程度だと思うんですけれども、一気に4千人、去年1年間で4千人ですから、すぐ追いつくとは思いませんけれども、とにかく交付率を上げる努力は今までもこれからも、今まで同様これからもやっていかなければならないと思いますし、その交付金のことについては国からの情報を注視したいなと思っています。予算編成に影響あるかどうかというのは現時点ではまだ不明ということで御理解いただきたいと思います。  以上です。 88 ◯委員長(神長基子さん)  山本委員。 89 ◯委員(山本忠淑君)  今説明をいただきましたので理解するところでありますが、現実それだけのまだ低レベルであるということ、これは残念ながら北海道全体といいますか、過疎な村なのか後進自治体なのか分かりませんけれども、要するに町民の皆さんの認識がない。私もつくりましたけれども、つくって、免許証と一緒に入れてあるけれども一回も使ったことないんで、なかなかこれを持つことによって何がメリット、利便性があるのか、まだ実感を持てません。  しかし今後、今、副町長から御説明がありましたが、来年度予算でこのデジタル化の予算措置することは間違いないわけでありまして、その条件の中に入ることもやはり想定をして、カードをつくることによってのメリットといいますか、使ってこんなよさがありますよということをもっとPRをして、やはり全国平均よりも到達する努力をするべきでないかなという考えを、印象を持っておりますので、さらに検討されて、十勝管内で出遅れのないように、音更町らしいひとつ前向きな取組をしっかりしていただきたいと思います。よろしくお願いします。 90 ◯委員長(神長基子さん)  宮原副町長。 91 ◯副町長(宮原達史君)  全国平均が目標になってしまうような国の施策なんですけれども、これに関わらず、とにかく交付率を上げていくという努力はしたいなと思っています。ただ、今お話にありましたように、所持しても今のところあまりメリット感が少ないというのは、これは報道もされていますし、山本委員おっしゃるとおり、私も持っていますけれども、ほとんど使ったことがないというような。今病院のほうで保険証代わりに切り替わっていくのが多分最初に、今もう端末置いているところもありますので、そういうところからくるでしょうし、あと運転免許証ということも話出ていますので、何年後かということでやっていますけれども、そういう時期になればまた上がっていくんでしょうけれども、そういう時期がこれから来ますよという周知をしていくしか今はないと思います。もうこれは今までもやっていることですし、やらなければならないことなんで、まずはそういう交付率を上げるという努力はこれまで同様、いや、これまで以上にということでやっていきたいと思っていますので、御理解いただきたいと思います。以上です。  それと、十勝管内の話も出ましたけれども、実は十勝管内全体的に全国平均よりみんな低いんです。これはどういう土地柄か分からないんですけれども、十勝管内全体的に低いということもありまして、今十勝総合振興局も交付率を上げるようにというPRしてくれていますので、その辺は音更もほかの町を気にすることなく交付率を上げていきたいと思っていますので、御理解いただきたいと思います。 92 ◯委員長(神長基子さん)  ほかに質疑ありませんか。  山川秀正委員。 93 ◯委員(山川秀正君)  マイナンバーカードについては、初日の補正予算のときに総括でやろうということで、ここでは触れないでおきたいなというふうに思ったんですけれども、今議論が出て、何か推進しないと、取得をしていないという部分での殊さら強調されると、私としては、なぜ住民の皆さんが取得しないか。それはやっぱり個人情報、一方で個人情報保護ということが声高に叫ばれている状況の中で、いろいろなトラブル発生したり、様々なそういうカード類等々の部分でのトラブル等も含めて懸念されるということと併せて、今やり取りを聞いていて皆さんもお気づきかと思うんですけれども、音更町36.9%という発行率、この利用率というのは掌握されているんですか。累計でいきますと1万5千超えたカードは出ているけれども、どれだけ使われているか。使われないということは、極論すれば必要がないんですよね。必要のないカードを持ち歩く必要もないというふうに感じてしまうんですけれども、その点についてはいかがでしょうか。  それから、補正予算のところで出しました生活保護世帯に対するマイナンバーカードの取得の問題なんですけれども、総括というふうにずっと考えていたんですけれども、ただ、実はこの通達出されたのが3月25日と。令和4年1月31日時点で判断をしたと。まさに令和3年度にこういう判断をされて通達が出されているという点では、令和3年決算の中で触れてもいささかも問題ないかなというふうに思うんですけれども、この点についても、特に先ほど健康保険証、これを添付するといいますか使えるようにするということですけれども、実際問題としては強制力がないものを強制力があるような形で要請をする、そのことに対する住民不安をあおっているということに対してきちっとやっぱり手だてを打つべき、そういう不安解消のためのまず手だてを打つということが必要だと思いますし、その手だてを打った上で勧奨といいますか勧めるといいますか、それが必要な事柄だというふうに考えるんですけれども、その点についても御答弁をお願いします。 94 ◯委員長(神長基子さん)  宮原副町長。 95 ◯副町長(宮原達史君)  ただいまの質問に対しましては市町村の立場からということでお答えしたいと思いますけれども、利用率は把握していないようなんですけれども、必要ないのではと言われますと、先ほども御答弁いたしましたように、答えにくい、メリット感がないというお答えしましたので、今のところは使っていないということは必要ないのかということになってしまいますけれども。これを国民の皆さんが、国の説明です、大部分が持つようになればどこでもいろんなメリット感が出てくるという話になっております。  それに向けて交付率を上げていきましょうという、ざっくり言えばそういうことなんですけれども、それに対して住民の不安ということなんですけれども、これも国の法律で整備はされているという立場で国の施策が今進んでおりますので、これについて町として、いや、音更町は交付率そんなに行かなくてもいいですよというような話にはちょっとならないということは御理解いただきたいと思います。  住民の不安があるということであれば、これは国にも周知、いろんな不安をなくすような政府広報というのもお願いしなければならないですし、町としても、そういったものを住民の皆さんから問合せがあったときには丁寧に説明をしなければならないと思っていますし、いずれにいたしましても、今交付率、先ほども言いましたように、競争ではないので、音更町としては粛々と交付率アップに向けて進めていくしかないのかなと思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。  以上です。 96 ◯委員長(神長基子さん)  渡辺町民生活部長。 97 ◯町民生活部長(渡辺 仁君)  先ほどの生活保護の関係の話ですけれども、我々の部局でなくて生活保護の担当部局のほうで確認をしているんですけれども、総合振興局のほうで該当の方に通知をしたと。そして、それについては、毎年通知するような書類の中にそれを同封したということで、そのペーパーだけ単独に送ったものではない。ですから、ちゃんと発信元も最初の係名も分かっているということというふうに伺っております。  また、それについては、今国なり道庁なりからそういった交付に向けてということで来ていますので、それに基づいてそれを同封したと。本来であれば該当の方に面談する機会もあって、そこで説明する予定だったけれども、コロナということもあってそれがかなわなかったというふうに聞いています。  それから、私が現場で歩く中で、町民の皆さんからマイナンバーカードについてもいろいろ聞きます。それで、不安だというよりもやっぱりメリットのほうが大きいのが実態だなと思います。ただ、マイナンバーカードの前に私いつも、今年も外に出向く中で、たまたま駒場の老人会と鎮錬の老人会に行ったことがあるんです。そこで説明、何人かはサポート申請をして、空いている時間に話しするんですけれども、その中で話したのは、番号制度そのものの話からいかないと、何のためにあるのか分からないものですから。その番号制度自体が、手続を簡単にするとか国民の利便性を高めるためからスタートしている。それによっていろんな役所に複数行かなくて済むとかそういったものからスタートしている。それで、それを自分で使いこなすための道具としてこのカードが出てきましたというような説明をしています。  ですので、例えば確定申告でも、役所に行かなくても自分の家でできる。そのための認証制度、認証するための道具として使うこともある。それから、免許返納が進んでいく中で、自分を証明するもの、顔写真つきの身分証明書にもなると。それから、ワクチン接種のようにその都度その都度の必要になる案件が、そういった状態がこのカードに機能を持たされることもあり得ると。そういった、カードを持つことによってサービスがあると思うんですけれども、それが受けれないことはないです。でもそれは手続上差が出ます、差が出てくることが考えられますと。ですからそういったメリットがあるよと。そういったメリットがあるんだということで話をさせていただいている状況でございます。  以上でございます。 98 ◯委員長(神長基子さん)  山川秀正委員。 99 ◯委員(山川秀正君)  当然推奨する側としてはメリットがあると。それから、この事業自体国が推奨していると。そういう方向を目指しているんだということなんですけれども、それに対する異論もたくさんあるという事実も当然お分かりかと思います。そのことが、マイナポイント、9月末で終わるやつを12月いっぱいまでまた延長するということをつい2、3日前だったか報道されていました。そういう特典を付与しないとカードの申請がスタートしていかない。  だから、この間、ある人と話したら、極端な話なんですけれども、今カードを持っているけれども、このカード一回返納していいべかと。なんしてと聞いたら、いや、2万円のポイントもらえるんだったら一回返納して、廃棄してそれからもう一回申請したいんだけれどもというふうに聞かれたけれども、それはちょっとあり得ないんでないのという話はしたんですけれども、まさしくそういうある一定のメリットというか目先のメリットを付与しないと普及が進まないということは、それだけ利用、必要性という部分での価値がないと言ったら怒られるんですけれども、それを生み出すために健康保険証だ免許証だというところをそのカードに組み込んでいく。  病歴等々もということになると、逆に言えばそのことが、個人情報が1枚のカードにどんどんどん集中していって、そのことに対する懸念がまた生まれると。そういう関係かなというふうに思うんですけれども、推奨するということと、それから積極的に進めるということは大分状況が違うんでないかなというふうに率直に思っていますし、それから、生活保護の関係でも、答弁ありましたけれども、確かに保護費の通知の書類の中に入っていた。それは事実だけれども、実際問題としては、その中に入ってはいたけれども、誰が作ったのかという点では、一切名前も名称も書いていない。ただ書いてあるのはフリーダイヤルの電話番号だけ。そういうことで進めること自体がやっぱり不安をあおる。  しかも一番命綱である健康保険証、これの、要するにカードでそれを果たすためには生活保護世帯は持たなければ駄目だよ、原則だよとかと書いちゃうと本当にそういう不安あおるということは事実だと思うんで、そういった点ではそういうことに対しての今の時点での正しい情報、つくらないと駄目だよ、原則だよなんていうのは今の正確な情報ではないというふうに私は考えていますけれども、ぜひそういったことをお伝えして、その後で、そういうことだけれども、ぜひつくる希望のある方はつくってくださいという勧奨をすると。そういう取組を、町が出した書類でないですから町ではなかなかやりにくいかもしれませんけれども、ぜひそういうことを総合振興局等々にやっぱりきちっと一回話をしていただきたいなというふうに思いますけれども、その点についてはいかがでしょうか。 100 ◯委員長(神長基子さん)  渡辺町民生活部長。 101 ◯町民生活部長(渡辺 仁君)  振興局の生活保護の関係については、この問題を確認する際に振興局に、こういった御指摘があったよということをちゃんと向こうにお話ししておりますので、ちゃんと向こうの担当には伝わっているというふうに考えております。  それから、町としての考え方とか必要性については、先ほど副町長からも、私も説明したので割愛しますけれども、先ほど言ったポイントの関係で、最初にもらった人、最初につくった人のポイントは5千ポイントもらっていまして、後から第2弾として1万5千ポイントとなっていますので、最初につくった人と後からつくった人で不公平は生じていない制度、制度的にはなっております。ですから、最初にその5千ポイントを1弾でもらった人は、後から追加で申請すれば2万ポイントになると。それから、直近で申請した人は全て申請すれば2万ポイントもらえますので、最初つくったカードを返却する必要もありませんし、公平性は担保されているものですので、御理解いただきたいと思います。 102 ◯委員長(神長基子さん)  渡辺町民生活部長。 103 ◯町民生活部長(渡辺 仁君)  ちょっと言い方があれでした。最初の5千ポイントというのは、つくった段階で5千ポイントをいただけると。それから第2弾のほうは健康保険証としての機能を要望する場合です。そうすれば7,500ポイントもらえます。入ります。それからもう一つ、自分の振込用の金融機関の口座番号を登録する場合、それで7,500ということで、三つ合わせて2万ということです。ですから、最初に5千ポイントを取得した人は、あとの7,500ずつを後から申請すると。そしてトータル2万になるということです。ですから、最初につくった人、最近つくった人も同じ条件ですよということでございます。 104 ◯委員長(神長基子さん)  ほかに質疑ありませんか。  方川委員。
    105 ◯委員(方川克明君)  決算書の110ページの音更霊園の関係です。私ども清掃料を払っていて、霊園の中先般ちょっと見てきたんですけれども、霊園の区域全体的に清掃が行き渡っていて、大変評価できるなというふうに思っています。  2点目ですけれども、この間、霊園に行くたびに感じていたのですが、夏場も冬場もですけれども、蓋なしの道路の両サイドのU字排水溝、いつ車の車輪が脱輪するか心配な状況というのはずっと感じていたんですけれども、今回の霊園の年次計画の整備の中で蓋つきの排水溝が整備されて、大変いい状況になったなというふうに思っていまして、その部分については評価したいなというふうに思っています。  次に質問ですけれども、霊園の中の清掃のための水をくむ水道蛇口の水量が弱いというのは、いまだにそのような状況なんですけれども、なぜあそこの水道の蛇口の水量が低い、弱いのか、この辺教えていただきたいと思います。  それから、質問の2点目ですけれども、地域の霊園周辺住民にとって、また、音更町議会としても、合同納骨塚の整備については約9年越しの案件であったわけですけれども、先ほどの説明では今年10月に供用開始ということで、大変喜ばしいことでないかなというふうに思っています。最近の新聞報道では、シリーズとしてお墓のしまい方だとかいろんな、今後の老後のお墓の在り方などについても報道されている時節です。  先ほどの説明の中で、合同納骨塚に関して26の申請、58体という説明がありましたけれども、この数字をどのように捉まえておられるのか。2点についての質問、お答えよろしくお願いします。  以上です。 106 ◯委員長(神長基子さん)  鎌田環境生活課長。 107 ◯環境生活課長(鎌田隆寛君)  私のほうからは、霊園の水道の水量がちょっと弱いということで御質問、こちらのほうに答えさせていただきたいんですけれども、霊園の水道なんですけれども、井戸水をポンプでくみ上げて使っているような状態になっております。場所によってもしかすると弱いところがあるのかなということで思いますので、今後早急に確認させていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。  以上です。 108 ◯委員長(神長基子さん)  渡辺町民生活部長。 109 ◯町民生活部長(渡辺 仁君)  まず、霊園の清掃が行き届いている、それから再整備事業がいい形になっているという、それから納骨塚の整備が進んだということで一定のお言葉いただきましてありがとうございます。  それで、合同納骨塚の今の申込み状況の評価ということなんですけれども、そもそも通年、1年間で約60体を想定しまして、人口割合から。それで50年、60年使える施設を整備するということでスタートしましたので、今58体の申込みがありますので、1年分がもう来たなと、そういうような認識でいます。ですので、これからも増えていくとは思いますけれども、それから、申し込まれた方には自宅でお骨を管理している方が一定程度いらっしゃるということで、やっぱり町民の皆さんのニーズに早急に応える部分ができたものというふうにも捉えているものでございます。 110 ◯委員長(神長基子さん)  ほかに質疑ありませんか。  ほかに質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。 休憩(午前11時52分) 111 ◯委員長(神長基子さん)  昼食のため休憩します。再開を1時とします。 再開(午後 0時55分) 112 ◯委員長(神長基子さん)  休憩前に引き続き委員会を開きます。  第6款産業振興費を議題とします。  説明を求めます。  井原経済部長。 113 ◯経済部長(井原愛啓君)  決算書の111ページ、112ページをお開き願います。6款産業振興費について御説明いたします。なお、別冊の決算に係る主要な施策報告書の19ページから28ページ、決算参考資料の25ページから28ページにつきましても併せて御参照をお願いいたします。  1項農業費、1目農業振興費でございます。事故繰越し171万1,500円につきましては、令和2年度の国の補正予算で、国において令和3年度に明許繰越しされた畑作構造転換事業の省力作業機械の導入に対する補助金で、海外で生産を行っている部品の納入が遅れ、年度内の機械納入が見込めないため、翌年度に繰り越したものでございます。  備考欄の主なものについて御説明いたします。農家経営対策費といたしまして、農業経営基盤強化資金から令和2年度新型コロナウイルス感染症に係る農業経営維持資金まで315件の利子補給を行っております。  人・農地プラン関連事業費につきましては、人・農地プラン検討会開催に伴う委員の報酬のほか、新規就農者への支援として3組の給付を行っております。  環境保全型農業直接支援対策事業費につきましては、化学肥料及び化学合成農薬の使用量を都道府県の慣行レベルから5割低減する取組に対し支援するもので、128戸に対して交付しております。  農業再生協議会交付金につきましては、経営所得安定対策を円滑に実施するための事務費のほか、農業後継者確保対策事業として、事業推進員の賃金1名分などとなっております。  大豆産地活性化対策事業補助金につきましては、大豆生産に係る病害虫、ダイズシストセンチュウの発生を抑制する取組に対し補助するもので、19戸に補助しております。  畑作構造転換事業補助金につきましては、省力作業機械、バレイショ抵抗性品種の導入等に対して支援するもので、28件に補助しております。  強い農業・担い手づくり総合支援交付金につきましては、産地の担い手の発展状況に応じて必要となる農業機械及び施設の導入等に支援するもので、2戸に交付しております。  農業後継者農村定住促進事業奨励金につきましては、農村地域に住宅の新築または購入をして居住を開始した農業後継者に対し奨励金50万円を交付するもので、5件となっております。  経営継承・発展支援事業補助金につきましては、経営を継承した農業後継者の経営発展を図る取組に対し交付するもので、3件となっております。  農業経営支援基金積立金につきましては、災害により被災を受けた農業者の経営再建及び維持安定を図るための融資に係る利子補給、その他農業者の経営支援に寄与する事業の財源に充てるため設置した音更町農業経営支援基金への積立金です。  次に、2目畜産業費でございます。町有牧場管理委託料につきましては、大牧、北誉、長流枝の3牧場の管理委託経費で、延べ頭数にして7万6,505頭の受入れを行っております。  四つ飛ばしまして、乳牛検定事業補助金につきましては、50戸に補助しております。  酪農ヘルパー活動事業補助金につきましては、酪農農業者の休日確保を図るため、音更町ディリーサービスに対する補助で、利用件数は445件となっております。  家畜衛生推進協議会補助金につきましては、家畜伝染病の法定検査及び予防注射のほか、畜舎消毒に係る費用を補助しております。  家畜防疫対策事業費につきましては、公共育成牧場の入牧前に両農協が実施する牛ウイルス性下痢・粘膜病の検査に対する補助等でございます。  113ページ、114ページをお開き願います。3目産業連携推進費でございます。地場産品消費拡大推進事業費につきましては、農畜産物の消費拡大を図るため、アスパラ、ブロッコリー、長芋などを町内の小中学校及び保育園の給食用食材として町と両農協の3者で提供する事業を実施しております。  ふれあい交流館改修事業費につきましては、屋上防水及び外壁改修に係る実施設計及びエアコンの設置を実施しております。  道の駅整備事業費につきましては、令和2年度と令和3年度の継続事業で、令和3年度分の建設工事及び工事監理委託業務のほか、備品購入、「なつぞら」再現セット制作委託などを実施しております。  産業振興支援事業補助金につきましては、新製品及び容器包装等のデザインに係る事業と、起業及び新産業・地域ブランド創出事業に、それぞれ1件の事業者に補助をしております。  食育地産地消計画作成推進費につきましては、音更町第3次食育・地産地消促進計画を策定しております。  食育地産地消連携事業推進費につきましては、調理・加工教室の開催のほか、音更町食のモデル地域実行協議会の事務費補助でございます。  4目の農業委員会費につきましては、後ほど農業委員会事務局長より御説明させていただきます。  115ページ、116ページをお開き願います。2項林業費、1目林業総務費でございます。豊かな森づくり推進事業補助金につきましては、造林や木材資源循環のため、私有林の植林等に対し補助を行っております。  森林環境保全整備事業補助金につきましては、林業環境事業基金を活用した補助で、私有林の間伐などに対する補助でございます。  林業緑化推進事業補助金につきましては、町有林に植栽を行った林業事業者に対し、苗木1本につき20円を補助し、賃金に上乗せする事業でございます。  森林経営管理調査事業費につきましては、森林経営の意向調査に先立ち、林地台帳の精査及び航空写真により意向調査対象者リストの作成の業務を行っております。  有害鳥獣駆除対策費につきましては、農産物に被害を与える有害鳥獣駆除の協力に対する猟友会への交付金などとなっております。  森林環境事業基金積立金につきましては、国から譲与された森林環境譲与税を基金に積み立てたものでございます。  次に、2目町有林管理経営費でございます。新植、補植などを行う町有林造林事業及び間伐、保育間伐などを行う町有林保育事業を実施しております。  林道維持管理事業費といたしまして、通常の草刈り、林道の補修のほか、1か所の橋梁点検を実施しております。  続きまして、3項土地改良費、1目耕地管理費でございます。用水路等維持費補助金につきましては、土地改良区が維持管理する用水路の維持管理費のほか、取水口撤去費への補助金でございます。  小規模土地改良事業補助金につきましては、補助事業以外の小規模な土地基盤整備で、除礫、農地保全等184件に補助したものです。  多面的機能支払事業費につきましては、31組織の地域共同活動に係る交付金でございます。  117ページ、118ページをお開き願います。2目耕地整備費でございます。繰越明許費3,988万5千円につきましては、令和3年度の国の補正予算により、道営畑総事業の3地区における明渠排水工事の負担金で、年度内での完了が見込めないため、翌年度に繰り越したものでございます。  道営土地改良事業負担金につきましては、道営土地改良事業4地区の町及び受益者負担金並びに土地連負担金でございます。  道営土地改良事業関連調査計画費につきましては、道営畑総事業3地区の計画変更に係る調査及び新規地区となる南中音更地区の土壌分析調査費委託料などであります。  次に、3目農道整備費でございます。ふるさと農道緊急整備事業費につきましては、南中音更南柏北2線道路150メートルの舗装工事のほか、進運橋橋梁基本設計などを実施したものでございます。  続きまして、4項商工観光費、1目商工振興費でございます。音更町商工会補助金につきましては、商工会に対する人件費等の運営補助でございます。  中小企業等事業承継支援事業費につきましては、町内に登記上の本店を有する法人を対象に事業継承に係る費用を補助するもので、4事業所に補助しております。  事業所立地奨励補助金につきましては、IC工業団地に立地した事業者に対し固定資産税相当額を補助するもので、15事業所に補助しております。  工業団地土地購入資金利子補給金につきましては、IC工業団地の土地購入資金の融資を受けた事業所への利子補給で、7事業所に対し利子補給を行っております。  商工業振興資金利子補給金につきましては、運転資金、設備資金等の融資に対する保証料補給で、75件となっております。  商工業振興資金貸付金につきましては、商工業振興資金融資の融資利率を低減させるために金融機関に預託したもので、預託金の4倍を融資枠としているところであります。  空き店舗活用事業補助金につきましては、空き店舗を買い取り、または借りて創業等をする者に対し改修費及び家賃を補助するもので、4事業者が対象となっております。  以降は、新型コロナウイルス感染症による影響を受けた事業者等を支援するための事業となっております。音更町中小企業者等チャレンジ補助金につきましては、事業継続に向けて実施する新たな取組や感染症対策に必要な経費について補助するもので、86件に補助しております。  新型コロナ離職者等雇用支援金につきましては、就労の場を失った町民を新たに雇用した町内事業主に対して支援するもので、1事業者2名分を支給しております。  音更町飲食店等サポート給付金につきましては、飲食店等を営む事業主に対し1店舗当たり20万円を給付するもので、135件に給付しております。  音更町緊急事態措置協力支援金につきましては、北海道の緊急事態措置協力支援金に上乗せして15万円の支援金を給付するもので、69件に給付しております。  119ページ、120ページをお開き願います。2目労働諸費でございます。労働相談業務費につきましては、相談員2名に委嘱し、33件の相談を受けております。  次に、3目観光費でございます。観光宣伝費につきましては、新聞雑誌等への広告掲載、パンフレットの作成などを実施したところであります。  音更町十勝川温泉観光協会補助金につきましては、観光振興のため、運営費の一部のほか、ヒマワリの種子助成などに対する補助でございます。  花風景ハナックと花ロードから十勝川白鳥まつりの各種イベントへの補助金につきましては、各実行委員会が実施しておりますイベントに対する補助でございます。  音更町観光振興事業補助金につきましては、音更町十勝川温泉観光協会が実施した帯広駅から十勝川温泉間の路線バス無料化事業のほか、新型コロナウイルス感染症対策として札幌及び旭川と十勝川温泉を結ぶバスの2次交通対策事業に対する補助金でございます。  音更町宿泊助成事業費につきましては、新型コロナウイルス感染症対策として道内在住者を対象に2千円から4千円の補助を行ったもので、6万2,959泊の利用があったところでございます。  地域おこし協力隊活動費につきましては、住宅費及び自動車借上料などでございます。  道の駅ガーデンスパ十勝川温泉整備事業費につきましては、ドッグラン整備に対する補助を行っております。  以上、説明とさせていただきます。御審査のほどをよろしくお願いいたします。 114 ◯委員長(神長基子さん)  次に、農業委員会所管分について説明を求めます。  原農業委員会事務局長。 115 ◯農業委員会事務局長(原 弘美君)  それでは、引き続き農業委員会所管に関する事項につきまして説明させていただきます。113ページ、114ページをお開き願います。  4目農業委員会費でございます。農業委員19名分の報酬と費用弁償を含む活動費、農地基本台帳、農地地図システム保守業務等に関する委託料、農業後継者推進協議会ほか関係する2団体への補助金及び負担金であります。  以上、説明とさせていただきます。御審査のほどをよろしくお願いします。 116 ◯委員長(神長基子さん)  説明が終わりましたので、質疑を行います。  質疑ありませんか。
     上野委員。 117 ◯委員(上野美幸さん)  2点ほどお願いします。1点目が宿泊助成についてです。昨年度と今回の決算を見ますと宿泊件数が上がっているということで、金額も上がっているということで、これはとても利用者が増えているというような評価なんだろうなというふうに感じております。また、2年前の夏にちょうど2期生で十勝川温泉の勉強会を開いたときにも、本当に大変なところで頑張っていらっしゃる十勝川温泉の方と話ができたというような経緯がありまして、町でこういう助成をすることによって、経営上の相談は受けていないと思うんですが、運営上、今十勝川温泉がどのような運営状況になっているのかということと、行動規制もなくなっているというような世の中になっていますので、多分今、町や十勝川温泉が一体となって頑張っているんだろうなと思いますが、その辺の運営状況をどう捉えているのかということを知りたいなと思いました。  2点目が、新型コロナ離職者等雇用支援金について質問させていただきます。この支援金については国からの助成があるということで、調べましたら、令和4年12月以降の雇用調整助成金も経済状況を見ながらこれから判断していくというような趣旨を踏まえまして今回の決算の額に対して質問させていただきます。これは今音更町では一旦終了した、募集が終了したということで確認しております。募集要項のところに1事業5人上限ということで、ということは30万掛ける5ということは150万の予算があったのかということをお聞きしたいなと思います。 118 ◯委員長(神長基子さん)  櫻井商工観光課長。 119 ◯商工観光課長(櫻井智和君)  私のほうからは、新型コロナ離職者等雇用支援金の点について、御質問について回答させていただきたいと思います。こちらにつきましては、令和3年度の実績といたしましては、2名の方の雇用に対してそれぞれ30万円を支給をしたところでございます。  以上でございます。 120 ◯委員長(神長基子さん)  井原経済部長。 121 ◯経済部長(井原愛啓君)  雇用支援金のことに関してちょっと今答弁漏れがあったので。当初150万ということは、今、委員がおっしゃられましたとおり、そういうことを想定したんですが、実際蓋を開けて募集してみますと意外と利用者が少なかったということによる結果でございます。  それから、十勝川温泉の今現在の経営状況についてどうかということなんですが、令和3年度の状況から申しますと、令和3年度は何回も行動制限がかかったことによりまして、うちのほうからいろいろと宿泊助成も行っているんですが、令和2年度をちょっと上回る程度の宿泊にしかなっておりませんで、特に今年の2月、3月の行動制限によって一気に落ち込みがありました。その影響もありまして、逆に令和4年度に入って、5月の連休ぐらいなんですが、うちのほうも宿泊助成を行っていることもありまして少し伸びていると。ただ、この7月、8月ですか、またコロナがまん延しまして、その影響でちょっと客足が鈍っているかなという状況ではあります。  ただ、緩やかでありますけれども人がちょっと戻ってきているのかなというふうには思っていますが、今後の国は今対策を打っていくという話もございますので、ちょっとそこら辺に期待している状況でございます。 122 ◯委員長(神長基子さん)  上野委員。 123 ◯委員(上野美幸さん)  宿泊助成については分かりました。また、道の駅がオープンしたということで、その相乗効果を狙っていきたいということと、やはり事業者なので、今まで低迷していた分をどういうふうに取り返していくかということも多分町と一体となって考えていかなければいけないということで、私も大事に、大切に思いながら協力していきたいなと思っていますので、引き続きよろしくお願いします。  あと、離職者の支援金についてなんですが、今、そんなに希望がなかったということでありまして、それはどうしてなのかというところも私もちょっと考えてみたいなとは思ったんですけれども、周知のほうの浸透がなかったのかなというのと、もう一つが、1人につき30万ということで、企業にとっても雇用していく上でとても離職者を受け入れやすいような状態になったんじゃないかなというような支援金なんじゃないかなということ、中身を見ていきますと、3か月たって30日以内に申請するということがルールだということでこの町の助成のほうにも書いてあったんですが、まず、あまり利用者がいなかったということで、もう少しこう周知していただきたいなということと、あと、人を雇用できるというような支援金があるということは企業にとっても物すごくメリットがあるというところと、離職者を受け入れることで、その離職者がそこにマッチングできれば人材育成として細く長く雇用していけるんじゃないかなというふうに思いましたので、その辺のところのお考えとかはどうなのかということをお聞きしたいと思います。 124 ◯委員長(神長基子さん)  井原経済部長。 125 ◯経済部長(井原愛啓君)  この支援金の広報といいますか周知についてでございます。広報に当然載っけるというのもありましたけれども、あと商工会を通じて周知しております。ちょっとあまりにも申込みなかったものですから、定期的に商工会で周知するものがございますので、そのタイミングにおいて何回かお願いをしたという経緯はございます。使いやすい、金額的にもある程度一定の金額があるんで、本来はもう少し、私どもも来るのかなというふうな考えはしていたんですけれども、どうも、正規職員なものですから、なかなかそこの雇用拡大に至る状況でない雰囲気もあって使われなかったのかなというふうには考えております。 126 ◯委員長(神長基子さん)  上野委員。 127 ◯委員(上野美幸さん)  コロナの影響というのが、世の中を見ていますと、昨年起こったことが今年に出てきたり今年起こったことが来年起こってきたりというような、徐々に影響というかが次年度次年度に出ているような雰囲気も私のほうでもちょっと見られますので、ぜひ職員を雇用できるというところで、いろいろと人材についてというところも足りないところがあったりとかするというような場面も会社によってはあると思いますので、そういう周知とか運動とか、もしよければ引き続きしていただきたいなと思って要望します。終わります。 128 ◯委員長(神長基子さん)  ほかに質疑ありませんか。  堀江委員。 129 ◯委員(堀江美夫君)  十勝川温泉のガーデンスパのドッグランについて伺いたいと思います。利用頻度がどのくらいなのかを教えていただきたいと思います。平日一度見に行ったら誰も利用者がなくて、祭日とか日曜日はどうなのかなと思って、それも改めて行ってみますと1件というか1匹が使っていた程度だったんですけれども、一体どのような、これまでの累計でどのぐらい利用されているかとか、あるいは月平均何匹と言うのか、その辺の状況が分かればお示しいただきたいと思います。 130 ◯委員長(神長基子さん)  櫻井商工観光課長。 131 ◯商工観光課長(櫻井智和君)  ガーデンスパのドッグランの利用状況についての御質問かと思います。5月に開設をいたしまして、この9月、直近までの間の利用状況で申し上げますと、累計で利用された犬の数ということでいくと285匹、285件というような形になるかなというふうに思っております。月平均ということで申し上げますと、6月がこの間でいうと一番利用された頭数が多くて、90頭、90件ということで、この3か月、7、8、9、9月については月の途中でございますけれども、大体平均すると50件強ぐらいの利用があったところでございます。  以上でございます。 132 ◯委員長(神長基子さん)  堀江委員。 133 ◯委員(堀江美夫君)  随分利用客が多いということは分かりました。私が経済建設委員会のときですか、お示しされて、すばらしく、道内初のいわゆる犬の足湯のということで説明を受けたんですけれども、私見で申し訳ないですけれども、見た感じそんなにすばらしいというか大きくというのはちょっとどうなのかなと思っていますけれども、事業費が1千200何万で町が550万負担ですけれども、事業費の、見るからにどこにお金がかかっていたのかというのはちょっと分からないんですけれども、町の分かる範囲で分かればお示しいただければと思います。 134 ◯委員長(神長基子さん)  櫻井商工観光課長。 135 ◯商工観光課長(櫻井智和君)  ドッグランの事業費の内訳についてでございますけれども、直接的な工事に係る費用につきましてはおよそ890万円。ここには、当然ドッグランの造成、それからドッグエリアの造成、それから足湯の造成に係る費用、足湯ですので当然屋外に配管、温泉の給水はもちろんのこと、使った温泉水の排水に係る設備ですとか、そのほかフェンスなどを設置する費用、案内のサインだとか防犯カメラ、こういったものを含めてトータルで890万円程度と。そのほか諸経費等、それから設計施工監理のほうで210万円程度ということで、締めて大体1,200万円程度ということで、それの2分の1が補助対象になります。補助の予算上の上限が550万円ですので、550万円ということで交付をさせていただいたということでございます。  以上でございます。 136 ◯委員長(神長基子さん)  堀江委員。 137 ◯委員(堀江美夫君)  理解いたしました。それで、せっかくそれなりの金額で造られた施設でございますので、今後、もちろん旅館組合のほうがメインでしょうけれども、町としても周知のほうとかはどのような方法で今後御支援されるか、その件だけ聞いて質問を終わります。 138 ◯委員長(神長基子さん)  井原経済部長。 139 ◯経済部長(井原愛啓君)  今年ですか、ちょっと利用頻度が少ないというのは天候もある、左右しているというふうに考えております。今年ちょっと雨の日が多いというのもありますのと、それからあと、条例等で議決いただいたんですけれども、使用料がまず発生して、500円ですか、かかるということもありましてまだちょっと今利用に至っていないのかなというのは。ただ、ホームページ等でも常時周知しておりますし、音更の道の駅に来た方が温泉の道の駅に寄るというのが、今動きも出てきております。この中で、十勝川温泉の道の駅ガーデンスパにもドッグランがあるということが徐々に浸透してきているかと思いますので、そういった中で今後ちょっと利用が増えていくんでないかなというふうに思っております。  以上でございます。 140 ◯委員長(神長基子さん)  ほかに質疑ありませんか。  山本委員。 141 ◯委員(山本忠淑君)  道の駅関連事業、令和2年と3年の2年で立派な道の駅が完成して、しかも順調に来客者が数を重ねているということで、私にするとこれは長年の夢のようなものでしたので、実は感動してこの決算の内容をお聞きしているわけですけれども、クラウドファンディングで名案を皆さん練られて、「なつぞら」のエリアも見事に整備されて、これもなかなか趣の深い施設であるというふうに感じておりますけれども、このクラウドファンディングの御協力、御支援をいただいた財源というのはどこでどう処理されて、どれぐらいの数の方からどれだけの額がということで、その使い道についても、これはどこで見ればいいのかなと思って私先ほどから探しているんですが、ちょっとその辺の説明をお願いできたらと思います。  それから、実は先般管外から、あまりにも有名だから音更の道の駅に行きたいといって来ていただいて、一緒に食事をしました。すばらしいにぎわいでありましたが、そのときに間もなく100万に達成するという状況、その当時は70万から80万の来客者数の状況でありましたけれども、ほとんど何といいますか単純な質問ですけれども、これってどこでカウントしているんですかと言われたんです。来客者の数どこでカウントして音更町70万、80万とおっしゃっているんですかと言われて、私もそこで全く答えられなくて、あっちからもあんなに入ってきているし、こっちからもあんなにたくさん入ってきておられるのに、出たり入ったりする人もいるのに、これ結構さば読んでいるとは言いませんけれども、正確なのかどうかと言われてちょっと言葉に詰まって、もしかして少な目に言っているかもしれませんとは言っていましたけれども、これはあんまり決算に関係ないんですけれども、そのシステムはここで使われていると思うんです。ですから関連をこじつけて質問するんですが、これはユーチューブで見ている人もあるかもしれませんので、その辺のことは丁寧に説明をいただいて、決してさば読んでいるんでなくて、100万に達成したときには正確に100万人の人が道の駅に来ていただいたんだと。その方がこういう方だというふうなことになればいいなと、こう思って、変な質問ですけれども、よろしくお願いします。 142 ◯委員長(神長基子さん)  月居産業連携課長。 143 ◯産業連携課長(月居謙介君)  それでは、ただいま道の駅整備事業に係りますクラウドファンディングの状況、それから来場者数のカウントについて私のほうからお答えをさせていただきます。まずクラウドファンディングの内訳でございます。クラウドファンディングにつきましては2回に分けて実施をさせていただいております。第1弾が令和2年12月から令和3年8月にかけまして行いました。こちらでは744件の方から合計で2,302万1,900円の寄附をいただきました。また、第2弾といたしまして令和3年10月から令和4年1月末にかけまして行いました。こちらは671件、1,657万円の寄附をお寄せいただいております。また、この時期に合わせまして、クラウドファンディングではないんですけれども、企業版ふるさと納税ということで、企業の皆様から220万円の寄附をお寄せいただいております。また、その他の指定寄附ということで、こちらからは各企業様、団体から6,225万円の寄附をお寄せいただいております。これらを合わせますと1億404万1,900円の寄附をお寄せいただきました。  この寄附につきましては一旦地域振興基金に積み立てまして、既に支消したものといたしましては、クラウドファンディング第1弾のときに目的として御説明をしましたけれども、「なつぞら」エリアの整備費用ということで、こちらに6,500万円の整備費がかかっておりますので、こちらに充当をさせていただいております。また、このたび9月の定例会で補正予算をおよそ500万円提案させていただいております。道の駅の追加工事の関係で、こちらにも充当をさせていただいております。  また、イベントに関して、クラウドファンディング第2弾につきましてはイベント関連経費ということで募集をかけておりますので、今年の10月、来月の2日、日曜日に開催予定をしておりますみのり~むおとふけのステージショー、出演俳優さんをお呼びしたステージショーの招致経費、また、既に行いました、オープニングで4月に行いましたステージトークイベントで、福地桃子さんと森崎博之さんの招致費用などに既に一部支消をさせていただいております。クラウドファンディングの状況については以上でございます。  続いて来場者のカウントにつきましてですが、総合案内所の事務所をのぞいていただきますと、壁に大きなモニターが設置されております。このモニターでは、道の駅の出入口全て、6か所ございますけれども、そちらでセンサーがついておりまして、こちらで入退室をカウントした数字を瞬時に集計するシステムになっております。その日の来場者が何名、退館者が何名、現在滞留している人数が何人かということがリアルタイム把握できるようになってございます。こちらの集計した結果を基に日々の入館者数を即時にカウントいたしまして、それを積み上げた結果が8月6日の70万人達成、現在、昨日までの段階でおよそ96万人の入館者数になっております。集計方法につきましては以上でございます。 144 ◯委員長(神長基子さん)  山本委員。 145 ◯委員(山本忠淑君)  まず集計方法について、安心しました。一回も説明を受けていなかったので全く答えて我々もなかったんですが、誰からもそういう知恵ももらえなかったんで、私は信憑性はいかがなものかなと不安を持っていたんですけれども、よく分かりました。それは大いにアピールしていただきたいと思います。  クラウドファンディングについても、こんなに抵抗なく御協力いただける案をつくれるんであれば、これからも大いに期待したいなという思いもいたしますけれども、本当にありがたいことだと思います。  それで、この御協力いただいた方々に、そのときには御礼のはがき等が出たと思うんですが、この後、近々100万人に達成するとすれば、そうした機会にでも音更道の駅便りでも作成されて、やはりもう一度この御協力いただいた方に感謝のメッセージをお届けするということもこの後につながるのではないかなという思いをするところでありますが、そういった考え方があるかどうかということをお聞きしたいことと、先ほど質問し忘れたんですが、ほぼ完璧に近いいわゆる道の駅のスタイルなんですけれども、予算を使った後、不具合といいますか、反省点といいますか、そういった、委託業者さんとの中でも、新たな必要性もありますけれども、出来上がったものについての不具合等はなかったというふうに思っていいのか、苦情等がなかったのかということだけお聞きして終わりたいと思います。 146 ◯委員長(神長基子さん)  井原経済部長。 147 ◯経済部長(井原愛啓君)  最初の1点目の寄附していただいた方に100万人達成したということを踏まえて御礼状等を送ったらどうかというお話なんですけれども、一応100万人達成したということで大々的に報道させていただく予定ではございます。今御提案いただきましたので、その点については検討させていただきたいなというふうに思います。 148 ◯委員長(神長基子さん)  月居産業連携課長。 149 ◯産業連携課長(月居謙介君)  私のほうから不具合、改善点等についてなかったかということのお尋ねについてお答えをさせていただきます。開業いたしまして、御承知のとおり予想を超える、想定以上のお客様にお越しをいただいたということで、各出店者の収納スペースがかなり手狭になったということもございまして、先般9月の定例会の初日で御提案をさせていただいたように、収納庫の増設ということでの予算をお認めいただいているところでございますし、また、入館者の方の問い合わせ、バスの乗り場がどこだとか、あと、ユーチューブ、SNSでたくさん上げていただいているんですけれども、写真を撮っていいのかとかそういうようなお問合せが職員に寄せられまして、職員はなかなか仕事が日中できないというようなこともあったので、サイン、施設のそういった御案内を充実させるということでサイン増設、こちらのほうも同じく9月の補正予算で既に提案をさせていただいておりまして、年内にそれらのことを改善すべく今動いているところでございます。  また、それ以外につきましても今回の補正予算では、まだ未着手の部分でエアコンの空調の能力がなかなか、お店のほうで新鮮なお野菜たくさん置いているんですけれども、思ったより温度がちょっと商品の周りの温度が高いんじゃないかというようなこともあって、こちらをしっかり冷やすための空調の増強を図ったほうがいいんじゃないかですとか、そういうような意見は今意見交換の中で出ております。そういったことを踏まえまして、適切な時期に改めましてそういった対応を手続を踏んでいきたいというふうに思っております。  常に多くの皆様に親しまれる施設、愛される施設というものを指定管理者のほうとも連携して進めております。常に進化が必要だというふうに考えておりますので、こういったものを踏まえた手続を進めてまいりたいと思っております。  以上でございます。 150 ◯委員長(神長基子さん)  小野町長。 151 ◯町長(小野信次君)  どうも山本さん、俺に何かしゃべれということだな。本当に御協力ありがとうございます。去年の今時期ね、70万と。何ということだと。本当にそれでいいのかとおっしゃっていただきました。うちの町が今月中に、今、月居課長さんのほうからお話ありましたが、どこの道の駅も最近建てたところはもてて、そして士別の町長さんも今月の「クオリティ」か何かに当初予定の3倍と書いて出ていたけれども、それは最初の数が何ぼだったか僕は分からないからなんだけれども、やはりこのうちの町の今の皆さん方の本当に努力をして、議会の皆さんと一体になってあらゆるところを勉強しながら、そしてオープンに向けて努力してきた結果が私たちの想像をはるかに超えるというのは、やはりいろんな要件があったと思います。皆さん方が隣と、それから隣が、その立地条件が最高のところにあるとかね。  ただ、5か月と、大きく言えば5か月半だけれども、そういった形の中でこれだけの効果を上げていただくというのは、今にとっては、さっき課長のほうからもありましたが、山本議員からもありましたが、やっぱりこの今の時代の情報、SNS、来られたお客さんがすごい情報発信をしてくれている。その中のこれだけの人の集まりと、併せて来たときの評価、これはまだ私たちも評価の段階でないかなと思ってはいたんですが、今ここであまりしゃべりたくないんですけれども、随分な評価をいただいて、それが形となった評価になるというこの現実味を帯びてきた時期でもあるということが併せて最近分かったところであります。そういった意味では、過去に類のない道の駅のスタイルということで相当注目も浴びておりまして、これにしっかりと、今、課長のほうから説明がありましたように、改善点を日々ディスカッションを含めながら毎日のようにやっているというのが現実で、どこかで目標が達成じゃなくて、常に飽くなき点検と、そして挑戦をしていくというのが、オープニングのセレモニーの前のときも言ったと思いますけれども、十勝はもとより日本、そして全国に、あるいは全世界に発信できるようなと大きな言葉を言わせてもらいましたが、そういった状況に今皆さんから注目を浴びていると。  併せてメディアでも今取り上げてくれているところが随分出てきまして、併せてそういった意味では、皆さん方は、日々議会の皆さんも努力してきたということに自信を持って、発信情報は議員の皆さん方ももう相当な力持っていると思いますので、これからも、見えた数字が出てきたというけれども、これに安心することなく、皆さんとともにまた進んでまいりたいと思いますので、また来年の今時期に山本さんから褒めてもらえるような努力をしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 休憩(午後 1時44分) 152 ◯委員長(神長基子さん)  休憩します。10分程度。 再開(午後 1時53分) 153 ◯委員長(神長基子さん)  休憩前に引き続き委員会を開きます。  ほかに質疑ありませんか。
     松浦委員。 154 ◯委員(松浦波雄君)  この令和3年度の決算に当たり、この年を思い出してみると、新型コロナウイルス感染という未曽有の危機の中で、本当によくこの音更町という町が乗り切ってきたのかなというふうに私は思っております。その中で、先ほど、新型コロナ離職者等雇用支援金ですか。これが2名だったという内容を受けて、今言ったようにあの未曽有の危機のときをちょっと振り返ってみますと、例えば十勝川であれば、温泉ホテルが倒産したのもこの前後の危機だったのかなと。また、例えば居酒屋、大きな居酒屋も閉店してしまったんですけれども、あれもこの前後、令和2年か令和3年だったか、そのはっきり記憶今ちょっとありませんけれども、いずれにしましても大量の離職者が出たんじゃないのかなというふうに思っております。  その上で、その方たちはどうしたのかなというふうに考えたときに、失業手当か、もらった上で、それからまた再就職されたのかななぞと想像しているんですけれども、そういうことを踏まえた上で、この令和3年度、音更町の経済状態としてどれぐらいの倒産だとか廃業とかどれぐらいあったのか。そして農業についても、あのときは例えば牛乳飲もうだとか何とかといろんな苦しいときもあったと思うんですけれども、農業も離農というのはどれぐらいあったのか。そのうち、コロナが影響したと思われるものはどれくらいあったのか。先ほどちょっと話が一つ戻って、コロナの前に、例年と比べて令和3年の倒産とか廃業とか、そういうのが比較してどうだったのかということについてお聞きしたいと思います。 155 ◯委員長(神長基子さん)  井原経済部長。 156 ◯経済部長(井原愛啓君)  コロナの影響による事業主の倒産、廃業、それから農業の離職ということなんですけれども、農業に関しては比較的コロナの影響は受けていない状態で、去年の作柄というのがよかったというのもありまして、農業に関してはまずまずだったというふうに想定しております。それから倒産、廃業につきましても、一般質問でもございましたとおりゼロゼロ融資というのがございまして、それを使って乗り切っている方がいらっしゃると思いますので、倒産件数まではちょっと私のほう押さえていませんけれども、大きな話は聞こえてはきていません。ただ、帯広の町なかを見るとおり、特にビルの中とか空いているとかそういう状況もありましたけれども、ちょっとそこの数字までは押さえていないところでございます。ただ、飲食店と、それから観光業に対しては去年かなり厳しかったということは捉まえております。 157 ◯委員長(神長基子さん)  松浦委員。 158 ◯委員(松浦波雄君)  それでは、今言ったように厳しかった業種のところで間違いなく離職された方はいらしたと思うんですけれども、それがどうなられたのか。もう少しそこを追いかけたいなと思うんですが、そこで再雇用された人が2名というのがちょっといまいちよく合点がいかないんですけれども、これはどういうことだったのか、もし把握されていればお答えいただきたいと思います。 159 ◯委員長(神長基子さん)  井原経済部長。 160 ◯経済部長(井原愛啓君)  離職されて再雇用に至った2名というのは、委員さっきおっしゃいました旅館、ホテルといいますか、そこの倒産したところの方の正規雇用という形で2名いたということでございます。それで、うちのほうの支援金使われたというのは、あくまでも正職員で採用された方に対しての助成でございますので、パート的なもので雇用から外されて新たに就職したという方につきましては国の支援金を多分使われて過ごしていたんではないかなというふうに考えております。そこの人数までも私のほうではちょっと押さえることできませんので、そういった数字も押さえておりません。  以上でございます。 161 ◯委員長(神長基子さん)  松浦委員。 162 ◯委員(松浦波雄君)  いずれにしましても、あれほどの厳しい状況の中で、本当にこれだけの倒産も、そういう廃業も、ゼロゼロというんですか、ゼロゼロ資金の融資等あったというんですけれども、国の支援もさることながら、町についても町独自の支援というのがかなりあったわけですけれども、本当によくこれは乗り切れてよかったなというふうに考えております。  確認したかったのは、今言ったように本当に令和3年度の経済状況が非常に厳しかったというのの中で、そういった労働者、雇用者の方たちの行き先が本当にちゃんと支援されたのかなというのが確認したかったわけですけれども、非正規雇用の場合については国の支援で、正規雇用の場合は町の支援も受けたと、こういう捉え方でよかったんでしょうか。 163 ◯委員長(神長基子さん)  井原経済部長。 164 ◯経済部長(井原愛啓君)  もともとコロナに対する離職者等の、あと事業主が従業員を休ませることによって、従業員をその会社から手放さないようにするためといいますか、そういった形での国の支援金がありまして、主にはやっぱりそちらを皆さん使っていただくことを前提にしております。音更町独自として去年再雇用に対する支援金をやらせていただいたということでございます。 165 ◯委員長(神長基子さん)  ほかに質疑ありませんか。  山川光雄委員。 166 ◯委員(山川光雄君)  2点お伺いいたします。1点目は不用額の関係で、金額を見ますと商工振興費で2,500万なんですが、負担金、補助及び交付金の中で不用額が出ているような感じがいたします。それともう一点は、観光費も不用額が4,300万あるんですが、これも負担金、補助及び交付金がほとんどというふうに読み取れるわけですけれども、これについての簡単な内容についてお伺いをしたいと思います。  それからもう一点は、先ほど道の駅が話題になりまして、入場者数が96万人ということで、道の駅の整備が非常に町内外から評価を受けているというふうに理解をしております。先ほど町長も毎月、毎日のように評価をされているというようなことのお話をいただきましたので、私が話をすると水を差すようなことになろうかと思いますので具体的なことは避けたいと思いますけれども、この道の駅ができたことによって十勝川のガーデンスパの相乗効果というものも期待されていたわけでありまして、その辺のところをどのようなこととして捉えておられるのかということと、それから、この道の駅の96万人の方が見えたということは交流人口が増えたということなんですが、この交流人口の増によって町全体の、何というんですか、まちづくりが狙ったとおりの音更町としての姿を、町の姿を見ていただいて、そして他の関係においてもその影響が大きかったというような、そういったような捉え方で質問をさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 167 ◯委員長(神長基子さん)  櫻井商工観光課長。 168 ◯商工観光課長(櫻井智和君)  私のほうからは、商工振興費、それから観光費における交付金の執行残の内容について申し上げます。商工振興費におきましては、主に、先ほども御質問に出ておりました新型コロナ離職者等雇用支援金、こちらのほうが当初の見込みより申請者数がかなり減ったということで、そちらのほうが執行残が出ているというのが主なものということになります。  それから観光費についてですけれども、モール温泉号と宿泊助成に関しまして、ちょうど2月、3月、まん延防止等重点措置が行われたことによって一時的に事業が停止になったことから、そちらのほうで執行できなかった部分というのが執行残として残ったということになっている状況でございます。  以上でございます。 169 ◯委員長(神長基子さん)  井原経済部長。 170 ◯経済部長(井原愛啓君)  ガーデンスパの道の駅が、新たに道の駅ができたことに、移転開業したことによりましてガーデンスパがどのような状態であったかということでございますけれども、8月までの状況でございますが、令和3年、それから令和4年度の比較で申し上げますと、この5か月間で前年対比約20%増、1.2倍のお客様がガーデンスパのほうにいらしているということでございます。  それから、新しく道の駅が移転オープンしたことによって交流人口といいますか、そういったことが町にどういった波及効果といいますか、そういうのが出ているかということなんですけれども、具体的に調査しているわけではございませんので私がちょっとお聞きした話で申し上げますと、例えばコンビニのところで、6月に本来はお客さんが落ちるところが、なぜか例年より人数が多かったと。その店主の話によりますと、これは道の駅のオープンの影響かなというふうなコメントもいただいておりますので、そういった状況を伺っております。  以上でございます。 171 ◯委員長(神長基子さん)  小野町長。 172 ◯町長(小野信次君)  山川議員、水差すどころか、いいとこ質問してくれたと思っていますよ。これだけ人が来てといってもね、入ってくる人も多いんだ。でも、実態としてはここに住んでいる人も動き出しているのさ。そのことによって、今、部長のほうからお話がありましたけれども、ガーデンスパの、ぜひ行ってくださいよ。そうしたらあそこに支配人、山岡さんっているから。その喜んでいる顔。不破議員さん横にいるけれども、不破議員さんは来てくれるというんだから、山川議員さんも行ってぜひ話聞いてよ。20%上げるといったら、平時の状態で、今いろんなお話松浦議員さんもしてくれたけれども、そこから対前年比で20%以上上げるといったら並大抵でないから。なおかつ、隣の士幌の、隣の士幌と言ったら怒られるけれども、この間士幌の高木町長が、道の駅がなかなか順調に進まないというコメントを出していましたでしょう。といいながら隣の上士幌。音更がこれだけ人が入っているという、まだ2か月しかたっていなかったときに対前年比で50%を超えているんだよ。  ただ、それが上士幌に行っただけじゃないのさ。音更にこれだけいる中で、今、ついこの間も、先週かな、この前の日曜日のときに、十勝のバス業者がみんな集まってバス祭りやったんだよ、9月20日はバスの日って。そうしたら、そこだけじゃないのさ。今あえて部長言ったけれども、あそこで食べ物全部があるんだけれども、若い人たちは子どもを連れてきたらそこで全部が整う、すぐ食べたりそれができないから、さっき言われたようにコンビニに走るのさ。僕も前に言ったかと思うんだよ、一般質問のときでも。そうしたらみんなが、コンビニといったって1か所でないんだから、これだけ人来たら。どれだけの、定住、移住というお話あるけれども、この中に関係人口がその効果を生んでいるか。  経済効果というのは恐らく、さっきも山本議員に休憩中にお話ししたけれども、今の北海道知事、鈴木直道さん、あの方がフェイスブックで、うちの町の正直道の駅を取り上げてくれているんだよ。なおかつそれだけじゃない。あそこに来た代議士の先生方も含めてみんなSNSでアップしてくれている。その影響たるものというのは、確かに今コロナによって給付事業をやっているけれども、例えば飲食もそうだよ。その中で、土曜日、日曜日ばっかりじゃなくて、平日もその影響が、大変だということは分かるけれども、その効果が、このコロナ禍にあってのタイミングいい今年の4月15日のオープンによる影響というのは的を得ていたのかなと。確かにコロナは、これは外れないよ。直らないけれども、でもその効果というのは歩いたら声で聞こえるからぜひ歩いてみてください。そして経済効果の中では、ぜひそういったお店だとかそこで声を聞いてほしいと思うね。  今まで来なかったというお店でも来られているという話を聞くと、やっぱり効果があるなと思うし、あとやっぱりみんなが心配している、さっきドッグランの話も出たけれども、我々も心配し、十勝川温泉の人たちも何とか、新しい道の駅ができたらやはり私たちから引かれるから、だからまず皆さん方もそういう意味で理解してくれたんだと思うよ、1,500万っていうけれども。そういった中で、こっちでまだドッグランできていないけれども、小さなドッグランも造りながら、いかにその単純に相乗効果じゃなくて、魅力づくりもガーデンスパでもやろうということでやったこと。  そして、ドッグランの効果と言われたけれども、まずやらなければ駄目さ。やらないで、いやこれだったら何か後からつけたほうがよかったねでなくて、やっておいてその相乗効果を狙っていかないと。それはどっちが先かということはそれぞれの考え方によって違うかもしらんけれども、そこの手を、私たちが今皆さん方からこうやって経営を任せていただいている中では、これで出来上がって終わりじゃなくて、常に毎回その中で。  だから今温泉の、よく、どうしても経営者そうなるんだけれども、今度そっちの道の駅ができたらうちの道の駅はと、こうやっぱり悲観しちゃうんだよ。そうじゃなくて常に、だからこそいろんなお祭り事の中では一緒に、その都度一緒にそこに参加していただきましょうということで、今もそういった手を打ってきていますので、今後も、うちの町だけじゃなくて、まずはやっぱりうちの町にあるこの二つの道の駅の相互関係というのをもっと深めながら、そしてなおかつ北十勝の4町道の駅も連携させながらというのが今産連で一生懸命頑張ってくれていますので、ぜひ、道の駅効果がどれだけあるかというのはもちろん大切なんだけれども、これ全体の空気をこの機会にチャンスと捉えて、やはりこれからも皆さん方の、今言ったように、応援の声と思って聞いていますので、決して、水を差したというよりも油をまいていただいたんで今燃えていますから安心してください。よろしくお願いいたします。 173 ◯委員長(神長基子さん)  山川光雄委員。 174 ◯委員(山川光雄君)  水を差すという言葉を述べたのは、いろんな道の駅を今評価されていて、そして私も利用者の声だとか事業者の声とかそういった声を拾って、そしてさらにいい道の駅をつくっていただきたいという質問を実はしたかったんですけれども、その意見交換は終わっていたので、またさらに聞くとなると水を差すなということで、そういう意味で申し上げました。  それから、交流人口につきましては、当然ガーデンスパも相互効果があるということで、それは十分、今お話をいただきましたので、効果が上がっているということは非常に喜ばしいことだろうと思います。そして、この道の駅によって交流人口が増えて、そして町がさらに発展していくということを期待して道の駅の建設が行われて、そしてそれが今成功していると。ですから私は、交流人口が、町がどうなった、どうこうというんじゃなくて、今、町長がお話しいただいたようなことを私はそうなったんでないだろうかということを申し上げたかったのでありますので、改めて私の意見として申し上げさせていただきます。 175 ◯委員長(神長基子さん)  小野町長。 176 ◯町長(小野信次君)  共有ができていたということで本当に安心しました。併せて、さっきもそういったことがまちづくりの中にどう反映これからもしていくかという中では、昨日の新聞にも出ているように、そういった相乗効果がただただ道の駅のみならず、今の土地の価格の問題で昨日も新聞で随分出ていましたけれども、やっぱり住みやすい、そしてここが都市景観も兼ね備えていたといいながら田舎暮らしもできるという、そういったことで、来てみてそういったことを、さっきSNSの話ししましたけれども、皆さん方見ていると思うから余分なことは言いませんが、ツイートされている人もフェイスブックでやっている人、いわゆるそういった人たちのこの町並みを見た中でそういった発信をしてくれている人がいる。  ただ、十勝川温泉もそうだし、まだ音更の名前というのは、十分あるんだけれども、中には、フェィスブックやツイート見ていると帯広の道の駅と言う人もいるんだよ、たまに。それをもっともっと周知していかなければならんなと。音更ということをね。そして、その今の中で、昨日の新聞にもあるように、そういった影響によって音更の町並みを見てくれて、そして住みやすさが何であるかということを実感していって帰っていただいて、またここに帰ってきていただいて、そして住み続けてくれるような環境になっていけばいいなと。  今日もそんなお話午前中もありましたけれども、ぜひそういったことも含めて、トータルバランスという、僕も使うときあるんだけれども、全体を見据えた中でこの道の駅効果が波及していけばいいなというふうに思っていますので、今山川議員からおっしゃっていただいたように、私もそういった意味での応援をいただいているということをしっかり受けて邁進してまいりますので。ありがとうございました。 177 ◯委員長(神長基子さん)  ほかに質疑ありませんか。  ほかに質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。  以上で本日の日程は終了しました。  次回の委員会は、9月26日午前9時30分から開きます。  本日はこれで散会します。  お疲れさまでした。 散会(午後 2時16分) Copyright © Otofuke Town Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...